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特許商標ニュース「ザ・マーク」7月号 弁理士 菅原修
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ブランド戦略・・・brand

ブランドとは,商品やサービスを識別するのに用いられる商標・商号・サービスマーク・図柄・レタリング・ロゴ・名称,記号,デザインなどを総称したものとして用いられています。

「ブランド名はなんですか?」「このデザインが当社のブランドです。」「このロゴは有名ブランドですね。」とかの表現で使用されています。

商品に付された記号,デザイン,レタリングなどをブランド・マークと呼んではいますが、その排他的使用が法的に保証されている登録商標のみをブランドと呼ぶ人もいます。実際は、未登録商標でブランドとして市場に受け入れられているものは少ないでしょう。端的に「ブランド=登録商標」と狭く理解しても良いでしょう。

又、ブランドは、その性質を種類に分けて,メーカー・ブランドとプライベート・ブランド (PB 流通業者小売業者のブランド:ストアブランド)や、その地域的区別で全国市場のナショナル・ブランドと,一地域内でのリージョナル・ブランドもしくはローカル・ブランドとかに分類されています。


ブランドは,いずれも戦略的に使用される営業パワーであり、競争相手の製品から区別するために付されるものですが、消費者がブランドに対してもつ好意的な感性、ブランドの反復的購買傾向,危険回避的傾向、習慣形成傾向などの影響で、形成されてゆきます。顧客誘引力が強いブランドを持つことが市場では重要なことですが、このためにブランド戦略がいろいろ練られています。


ブランド戦略は、次のような手法があるとされています。

ファミリー・ブランド戦略
ブランドと関連ある新製品や複数の商品に同一ブランドを付して相乗効果をねらう戦略(自動車や高額商品に多い)です。

マルチ・ブランド戦略
個々の製品に異なるブランドを付する戦略(時計や小物製品、食品に多い)です。

しかし現実は商品やサービスの分野ごとにブランド戦略は異なるのです。複合戦略や、公報的戦略など多種であり、単にCMではないのです。

ブランドは、実は「消費者に育てられる。」という育成の理論がないと育たないのです。


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