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特許商標ニュース「ザ・マーク」2月号 弁理士 菅原修
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職務開発をめぐる経営者の危惧
現在、発明者と勤務会社との間で、多数の対価紛争がおきています。
日立製作所事件(1億6千万円)、日亜化学青色発光ダイオード事件(200億円)での2004年1月の東京地裁判決は、いずれも確定しないまま控訴審で争われることになりました。
経営者には訴訟リスクが顕在化して不安の種です。

「職務発明」に対する報酬を定めた特許法の規定については、実は上覧のように紛争が多数あり、企業側と研究者側ではいずれも言い分があり、以前から検討されていました。

このたび産業構造審議会の知的財産政策部会は、合理的ルールで算出できる「相当の対価」の規定を残しながらも「企業と研究者が話し合って報酬額を決める制度」の報告書を公表しました。
今後紛争の発生がないように抜本的な特許法の改正案を作成し、通常国会に提出される予定です。
企業側は訴訟リスクを減らし、研究者側は交渉のチャンスをもてるというシステムです。
駆込み訴訟が起こされるのではないかという心配と、改正第35条の運用についての心配が少し残りますが・・。
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