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特許商標ニュース「ザ・マーク」6月号 弁理士 菅原修
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会社の寿命とブランドの寿命
数年程前の日経ビジネスの統計によりますと、我が国の会社の寿命は、平均して10年位と言うことです。
そのとき、日経ビジネスでは、米国の会社の平均寿命を5年としている統計も出しています。
平均するというまとめ方は、多少の問題があるとしても、以外と短いのか、以外と長いのか?
いずれにしろ、日本でも米国でも、会社としては、5〜10年の平均寿命になり、「日本の方が会社寿命が長く、米国は少し会社寿命が短い」いう統計です。

 では、会社の顔とも言うべき商標の寿命も、5〜10年の寿命かというと、実はそうでもありません。
商標には、ストック商標(予め登録を受けて新製品用に保管しておく。)やら、防護登録商標(使用する事を前提としないもの)がありますので、使用されているブランドは案外長く使用されています。
代表的な20余のアイテムのトップブランドをみてみますと、米国では、40年間近くも85%の同一ブランドが1位を占めた時代があり、日本では30年前1位のブランドが2001年では53%位が1位として残っていたという統計があります。
「ブランドの寿命は、米国では長く、日本では比較的短い。」といえるでしょう。
会社とブランドの関係をあえてまとめれば、米国では、会社は開業廃業率が高くしかしブランドは長寿といえます。日本では会社は長期安定志向であるが、ブランドは薄命である。と分析できるかもしれません。

では、日本の状況はどちらに変化してゆくのでしょうか? 
競争原理や規制緩和が時代の潮流であることをみれば、会社は長期安定型で、さらにブランドも米国型に長寿化してゆきます。
ブランドのライフ計画

ブランドの長寿化が予想され、ブランドのライフサイクル管理即ちライフ計画が、必要になります。
ご愛顧戴く消費者は年老いてゆき、使用にあき、感動が少なく、新鮮味がなくなります。
商標を長生きさせ、常に再生させるためにはこの加齢中古現象を払拭しなければなりません。
位置付けを見直す。CMやマーケテイングの際に競合商品のなかでの位置付けを決める。
コンセプトの調整をする。コピーを変遷させる。
ターゲットを調整する。イメージキャラクターを変遷させる。
品揃えの拡張をする。
新市場への拡大を図る。
新技術の付加合体を図る。




この再活性策を1年事業単位でスクラップ&ビルドで行う。
これらの手法は「バンドエイド」や「スカイラーク」などで行われて成功している例と言えましょう。
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