リコーダー奏者 太田光子 公式 web サイト



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使用楽器のご紹介

「Tartuリコーダー」について

平尾清治(平尾リコーダー工房)



2011年5月13日(金)、14日(土)

リコーダーの飛翔 Il volo del flauto
太田光子/リコーダー・ソロの世界


お蔭様で無事終了しました。
お越しくださいましたみなさま、本当にありがとうございました!



2005年、エストニアのタルトゥー遺跡で発見された1300年代のリコーダーは、
奇跡的に完全な姿をとどめ、2オクターブ演奏可能な驚異的な楽器である。
これに始まり、400年のリコーダーの歴史を無伴奏で伝える。
そんなことが太田光子によって実現される。
中世、ルネッサンス、バロックと深遠な時の流れとともに歩んで来た
この楽器の真の姿を、一つの空間で聴けるまたとない機会となるだろう。
山岡重治(リコーダー奏者)


名古屋公演 2011年5月13日(金)

開演時間 : 19:00(18:30開場)

会場 : 名古屋 スタジオ・フィオリーレ

名古屋公演 チケットお取り扱い、お問い合わせ
尾一
TEL 080-2617-5615  E-mail tail_one@yahoo.co.jp
民族楽器の原人やHP http://www.tail-one.com/
※トップページ>サポートセンター>「メールはこちら」のメールフォームからお申し込み・お問い合わせ下さい。
タイトルは「太田光子リコーダーソロの世界の件」と入れて、ご用件をお入れください。



大阪公演 2011年5月14日(土)

開演時間 : 15:00(開場14時30分)

会場 : アンリュウリコーダーギャラリー タケヤマホール

大阪公演 ご予約、お問い合わせ
アンリュウリコーダーギャラリー
TEL 06-6678-1011 (月〜金)
FAX 06-6671-0880
E-mail gallery(a)anrieu-recorder.com  ※ (a)を@に変更してください
http://www.a-rg.jp/


■入場料
一般/前売り3000円(当日3500円)
学生(大学生以下)1500円(当日2000円)

■演奏曲目
J.van エイク “笛の楽園”より「やぎの足」、美しい羊飼いの娘フィリス」
作曲者不詳 “王の写本”より「王のエスタンピー第6番」
A.ヴィルジリアーノ “イル・ドルチメロ”より「リチェルカーレ」
G.Ph.テレマン ファンタジー
A. ヘーベルレ リコーダーのための華麗なるソナタ
ほか


私が好きな曲、吹いていて自分自身が楽しく、皆様とこの楽しみを分かち合うことができたら、と思う魅力あふれる作品を集めました。
「笛の楽園」などリコーダー・ソロ音楽の珠玉の数々に加え、中世、ルネッサンス、バロック音楽の枠からも飛び出して、様々な時代の響きをお聴きいただきます。
種々のリコーダーの音色をトークと共にお楽しみいただければ幸いです。
ご来場を心よりお待ち申し上げております。  太田光子


■主催 I CONCERTI
■協賛 アンリュウリコーダーギャラリー/平尾リコーダー工房
■後援 クラヴサン工房アダチ/上野学園大学


翌日5月15日にアンリュウリコーダーギャラリーにて、太田光子によるレクチャー「みんなで気軽に楽しくヴィルジリアーノ!」及びリコーダーレッスンが行なわれます。
詳しくはこちらをご覧下さい。

みなさまお誘い合わせの上、どうぞお越しくださいね!!



使用楽器のご紹介

製作(敬称略) モデル 製作年 使用曲目
平尾重治 van Eyck 2006 J.van エイク/「笛の楽園」、A.ヘーベルレ/華麗なるソナタ
Ganassi 1996 A.ヴィルジリアーノ /"IL DOLCIMELO"よりリチェルカーレ
Stanesby 1994 C.H.ニコルソン/「ああ、お母さん聞いて」の主題による変奏曲
Bressan 2004 A.シュターミッツ/ロンド・カプリッチョーゾ、G.Ph.テレマン/ファンタジー
平尾清治 Tartu 2009 作曲者不詳(13c.)/王のエスタンピー第6番、作曲者不詳(14c.)/トリスタンの嘆き


■Tartuリコーダーについて
平尾清治  
(平尾リコーダー工房)

1. 概要

 Tartuリコーダーとは、2005年にエストニアの都市Tartuにある遺跡から発掘されたリコーダーである。これまでに発見されている中で最も古いリコーダーの一つで、1300年代後半のものとされる。本体が楓、ブロックは樺でできている。肥だめの中から発見されたこともあって保存状態は大変良好で、現存する最古のリコーダーの 中では数少ない発音可能なオリジナルである。
 全長246.7mm(有効長225.4mm)。楽器の外観はほぼ円柱型で、やや中すぼみの骨のような形をしている。内径もほぼ円柱と言えるが、ブロックの下部あたりで少し狭くなり、末端部分で再びすぼむ。音域は2オクターブと2音と言われており、これはこの時代のリコーダーとしては驚くべき広さである。特筆すべき点としては、7穴を 塞ぐと半音しか下がらない。製作したレプリカの最低音はA=466とするときdisである(オリジナルの正確な音程は不明)。
 14世紀当時、Tartuはハンザ同盟の中でも重要で豊かな都市の一つで、ヨーロッパーロシア間の物流が盛んだった。このリコーダーが発見された肥だめは裕福なドイツ商人の土地に位置していたようで、ドイツあるいは更に以南の国で製作された後に、交易品としてTartuまで運ばれてきた可能性が高い。


※以上の記事は、下記の論文を参考にしています。

2. 制作にあたって

 私がレプリカを製作するにあたって最も印象的だったのは、エッジの距離だった。全長がTartuリコーダーより少し長いソプラニーノでは通常エッジまでの距離(リコーダー歌口前面に空いている窓の縦の寸法)は約3mm、ソプラノでは約3.3mm、アルトですら約4.4mmのところ、このTartuリコーダーは最も遠い部分で6.6mm、最短でもおよそ6mmと言う驚異的な数値である。一般的にエッジが 遠すぎると音がぼやけ、かすれた音になってしまう。6mmというのは、常識をはるかに越えた数値だ。
 およそ700年の歳月を経ているので、その間に損傷した可能性や、発掘の際に傷つけてしまったのでは、ということも考えた。ところが発見に関わった関係者の報告によると、エッジはオリジナルの形状のままだと思われる、ということだ。これを再現するのは大変勇気が必要であったが、結果として非常に哀愁を誘う独特な音色 を得ることになった。
 また、オリジナルは2オクターブと2音まで発音可能と報告されているが、製作したレプリカでは残念ながら音域は2オクターブまでにとどまり、高音域の運指もオリジナルとは若干異なる。今後も研究を続けていきたい。



※内容の無断転載はご遠慮願います。
※リンクはご自由にどうぞ。
平尾清治 (リコーダー製作家)
古楽器奏者である両親の影響を受けて6歳よりリコーダーを始め、リコーダー演奏を渡辺清美、山岡重治の各氏に師事。中央大学総合政策学部を卒業後、リコーダー製作を平尾重治氏に師事し、現在平尾リコーダー工房にて研鑽を積んでいる。



「リコーダーの飛翔 Il volo del flauto」の記録



「リコーダーの飛翔」の評論など

古楽情報誌アントレ2011年6月号 音楽評論家 矢澤孝樹氏 (2011年5月甲府)

音楽の友誌2011年2月号 「35人の音楽評論家・音楽記者が選んだコンサートベストテン2010」にノミネート!
音楽評論家 谷戸基岩氏(2010年5月・横浜)

コンサートなび2010年7月15日号 音楽評論家 谷戸基岩氏 (2010年5月横浜)

古楽情報誌アントレ2008年12月号 音楽学者 永田美穂氏 (2008年10月栃木)

これまでの「リコーダーの飛翔」コンサート
2006/8/4-5 ヴェネツィア/Museo della Fondazione QueriniStampalia
2006/10/1 東京オペラシティ 近江楽堂
2007/9/14-15 ヴェネツィア/Museo della Fondazione Querini Stampalia
2007/11/4 東京オペラシティ 近江楽堂
2008/3/13 ミラノ/Chiesa di San Bartolomeo
2008/10/12 栃木蔵の街音楽祭/栃木サントリー「梓の森」ゲストルーム
2010/5/12 横浜/大倉山水曜コンサート
2010/10/13 東京・上野/石橋メモリアルホール・ランチタイムコンサート
2011/1/28 東京・竹橋/パレスサイドビル・プチ・コンサート 毎日新聞本社ビル
2011/5/1 山梨・甲府/桜座
2011/5/13 名古屋/スタジオ・フィオリーレ
2011/5/14 大阪/アンリュウリコーダーギャラリー タケヤマホール
2011/6/3 千葉/和洋女子大学 (※「リコーダーの飛翔」と同様のプログラム)
2011/6/13 横浜/横浜銀行本店ビル ラウンジ (※「リコーダーの飛翔」と同様のプログラム)
2011/7/31 京都/京丹後市・丹後アミティ 多目的ホール
2011/10/13 岩手/大船渡市・サンリアショッピングセンター、他
2011/10/27 東京/工学院大学
2012 三重県桑名市(詳細未定)

以下が記念すべき第1回目の「リコーダーの飛翔」コンサートです。
(2006年当時のものです。)

Il volo del flauto
リコーダーの飛翔

〜太田光子/リコーダー・ソロの世界〜
2006年10月1日(日)

お蔭様で完売御礼!!
当日は満席のお客様から暖かいたくさんのお声をいただき、本当にありがとうございました。
後日お手紙を下さった方、感想をメールにてお送りくださった方、とても嬉しく読ませていただいております。
皆様のご好評にお応えすべく、次のソロコンサートを企画中です。
本当にありがとうございました。


2006年10月1日(日)
   出演:太田光子(リコーダー)
   場所:東京オペラシティ 近江楽堂
   開演:15:00
   入場料:前売り3000円、当日3500円
   お問い合わせ:近江楽堂(松木アートオフィス)tel 03-5353-6937
   後援:平尾リコーダー工房


プログラム
Bockxvoetje|やぎの足
Philis schoone Haederinne|美しい羊飼いフィリス
Engels Nachtegaeltje|イギリスのナイチンゲール
Questa dolce sirena|この美しい人魚が
Wat zalmen op den Avond doen|夜は何をしようか
J. van エイク(c1590-1657)/「笛の楽園」より

Ricercar di Flauto|リコーダーの為のリチェルカーレ
A. ヴィルジリアーノ(c1590?)/「イル・ドルチメロ」より

Rondo capriccioso|ロンド・カプリッチョーゾ
A.シュターミッツ(1750〜1789?)

Fantasie TWV 40:9, 10|ファンタジー ト短調、ト長調
G.Ph.テレマン(1681-1767)

Variations on "Ah,vous dirai-je maman"|「ああ、お母さん聞いて」の主題による変奏曲
C.H.ニコルソン(1795-1837)


使用楽器
すべて平尾重治氏製作
vanエイク2006年、ガナッシ1996年、ブレッサン2004年


製作家が生みの親だとすると、演奏者は育ての親。私はリコーダーを完全に
完成した形で提供しようとはあまり思っていない。何故なら楽器は成長する物だから。
この夏私は太田光子にパープルハートというとても美しい紫色の南米熱帯樹木で
v.エイクのリコーダーを作った。出来る限り健全な笛を作ったつもりだ。
太田光子という素晴らしい母親の元で健やかに成長し、10月に他の笛と共に
どんな音楽を聴かせてくれるのか今から本当に楽しみでならない。
山岡重治(リコーダー奏者、平尾リコーダー工房)


お客様の声

・柔らかで伸びやかな音が会場を包むように広がって素晴らしかったです。
・分かりやすいお話と演奏で、楽しい時間を過ごしました。
・リコーダーがこれほどまで表現力がある楽器だということに驚いた。
・澄み切った音色に心洗われる心地でした。
・たった一人で会場の皆を感動させる音に更なる感動を覚えました。
・またソロ・コンサートを聴きに来ます!!
・こちらも何だか楽しい気分になってリコーダーの音がとても心地よかったです。
・楽しかった。ありがとう!
・素晴らしい演奏、楽しいおしゃべり、素敵な笑顔…!
・各曲目の解説が楽しく、曲や作曲家に興味が持てる。今後の活躍に期待します!!
・私もリコーダーをもう一度吹きたくなりました。
・音の迫力にまず圧倒されます。面白いトークと緊張感あふれる演奏の対比がすばらしいです。
・私は何より太田さんの笑顔が好きです。
・初めて聴きましたが、技術の高さにびっくりしました。素晴らしいですし、美しいです。


〜以上、2006年当時のものです。〜

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