基礎知識
ここでは今回のプレイにあたって必要な前提知識を紹介していきます。
■低レベルクリアと低レベルボス撃破の違い
「低レベルクリア」とはクリア時のパーティー合計や最大レベルを低く保ってクリアすることであり、
ゲームクリア時の最終結果のみが評価されますので、途中どのように攻略してもOKです。
それに対して「低レベルボス撃破」とは各ボス攻略時に挑むパーティーのレベルを低く保ってボスを撃破することです。
従って、一般的に低レベルクリアと低レベルボス撃破ではどちらが難しいかと言えば、低レベルボス撃破になります。
しかし今回の場合は「ノーセーブ」「ノーミス」という条件が加わるため、話は変わってきます。
まず、ドラクエ4では戦闘終了時に生き残っている全員が等しく経験値を得ます。
そこで低レベルクリアではクリア時のレベルを下げるために、1人のみが生き残った状態でボスを倒す必要があります。
ここに「ノーセーブノーミス」の荷重がかかるわけです。
つまり1人のみが生き残った状態でその1人が100%殺されない状況を作り出し、
なおかつ1人の力で敵の残りHPを削りきらなければならないのです。たとえ敵が自然回復能力を持っていようと。
また、低レベルボス撃破においては、ボス撃破後にリセットして別の高レベルキャラで倒し直すことが可能なので、
そのボスそのボスに応じて命の木の実を投与するキャラを変えることが出来ます。
しかし今回のような低レベルクリアにおいては、全てのボスは一連の流れで倒していく必要がありますので、
一度命の木の実を使ったら無くなってしまい、もう他のキャラに再投与することはできません。
そのため、低レベルボス撃破とは勝手が全く異なります。
■メガザルの腕輪+時の砂
このゲームでは戦闘中に時の砂が何度でも使えます。
時の砂は5章キングレオ戦の前に手に入りますので、以後のボス戦ではこの時の砂を最大限活用した戦術を採ります。
中でも今回のプレイの大きなサポートになるのが「メガザルの腕輪+時の砂」のコンボ。
メガザルの腕輪は、装備者が死ぬと装備者以外の全員が全快で復活するというアイテムです。
もちろん1回しか使えないのが普通ですが、時の砂を使えば敵味方のHPはもちろんアイテムも
戦闘開始時点の状態に戻りますので、当然メガザルの腕輪ももとに戻ります。
これを使えば、時の砂を持っている人が死んでも復活して何度でも時の砂を使えます。
■いのちだいじに
一般的に低レベル攻略においては、ボスの方がこちらより素早いことがほとんどです。
敵の攻撃で受けたダメージをを回復していくために、
こちらとしては、誰がダメージを受けるのか分からない状態で回復を行わなければならないわけです。
そんな時に重宝するのが、作戦「いのちだいじに」です。
自分でコマンドを入力する場合と違い、AIに戦闘を任せると、自分の番が回ってきた時に自分の行動を考えてくれます。
なので、HPが減っているキャラを見つけて的確に回復してくれるのです。
他にも、ダメージを受けたら回復、受けなかったら攻撃、という行動を取らせることも可能です。
■会心封じ
今回のプレイで最も怖いのが会心の一撃です。
ボス戦では基本的に、倒すギリギリまでダメージを与えておき、経験値請負役の1名以外が死んでから、
経験値請負役がとどめをさす、という進行順になります。
この「ギリギリまでダメージを与える」という作業の間に会心の一撃が出ると、
思わぬ大ダメージでボスに止めを刺してしまう恐れがあります。
そこで基本的にはアイテムを「使う」ことでダメージを与えていきます。
ただしグリンガムのムチと破壊の鉄球の2つだけは、会心の一撃が絶対に出ない武器ですので重宝します。
また、唯一全ての武器で会心の一撃を防ぐ方法はバイキルト。
今回はブライのレベルがそこまで上がるので使えませんが、ミネアのタロットで力のカードを出せばバイキルトの効果を得ることが出来ます。
■自然回復
一部のボス敵は、毎ターンごとに自然にHPが回復しています。
これが低レベルクリアにおいては、「最後に1人のみを残して勝つ」という作業を行う際に大きな障壁となります。
ボスで回復するのは4章バルザック(20)、5章バルザック+(50)、エビルプリースト(20)の3匹です。
唯一救いなのは、PS版DQ4においてはターンごとのHP回復量はランダムではなく完全に20か50であるという点です。
これにより、緻密なHP計算が可能になります。
■NPCキャラの使用
NPCキャラはレベルが上がらないので、これを活用すれば
ボス戦で最後にNPCキャラ1人と経験値請負役の合計2人でとどめをさせるので大活躍できそうに見えます。
しかし実際は、後一撃で倒せるという所で敵が先攻し、その攻撃が経験値請負役に当たって死亡すれば、
死亡したことによりメガザルの腕輪が発動して全員が復活し、同一ターン内にNPCキャラの攻撃でボスが死んでしまいます。
また、基本的に勝手に攻撃してしまいますので、最後のHP調整時に邪魔になります。
■お金はカジノで
今回はとにかくことごとく敵を倒しませんので、普通に考えるとお金は手に入りません。しかしカジノで稼ぐことなら出来ます。
カジノの格闘場に慣れれば、大体1時間当たり20000枚くらいコインを増やすことが出来ます。
手に入れたコインで、祈りの指輪(移民の町のカジノがあればマジカルスカート)を手に入れます。
そしてこれを店に売ります。祈りの指輪1個で2250G 、マジカルスカートは7350Gで売れますので、
これで資金を無限に調達できます。
■木の実や種について
今回は木の実や種は、拾えるもののみを使用します。これらは一度使うとなくなってしまいますから、使いどころが重要です。
特にレベルが低いキャラに投与してステータスを上げすぎてしまうと、レベルアップ時にそのステータスが上昇しなくなることがあります。
そのため、できるだけ色んなキャラに分散して使用したり、レベルが上がり終わったキャラに使うなどしてロスを減らします。
■「耐性」「耐性防具」ってなに?
DQの世界には、特殊な技に対する「耐性」という隠し要素が存在します。この値はステータス画面を見ても分かりません。
今作では、ある特定の防具を装備することで、各キャラは「耐性」を得ることが出来ます。
ボス戦で苦戦するというのは、たいていの場合はボスの放ってくる強力な全体攻撃。
ほとんどが呪文かブレス攻撃(炎や吹雪)です。これらは全て、耐性防具を装備することによりダメージを軽減できます。
耐性を知っておくと、ボス戦で有利に戦うことが出来るのです。
■種と木の実の上昇範囲
ご存知の通りドラクエの世界には、ステータスがアップする「種」や「木の実」が存在します。
これを無尽蔵に使ってしまえば「低レベル攻略」の存在意味そのものがなくなってしまいますので、使用を制限します。
では具体的にどのくらい制限するのか?
ここは従来のドラクエやり込み伝統の、「拾えるもののみを使用」というルールを使わせていただきます。
この「拾い食いルール」の特徴は、後半に進むにつれて使える種の数が増えることにあります。
もちろん後に行けば行くほどボスが強くなりますので、「拾い食いルール」は、
やり込みにおいて絶妙なゲームバランスを保つことが出来るシステムとなります。
以下に、DQ4での種・木の実の効果を示します。
今回の攻略で重要なのは、以下の3種類のみです。
種の名前 効果
命の木の実 最大HPが4〜6上昇
力の種 力が1〜3上昇
素早さの種 素早さが1〜2上昇
これらの種の使用時には、もちろん最大上昇値を全て出します。
どうやって出すかと言うと、使用前にセーブをしておき、最大値が出なかったらリセット…というのが普通ですが
今回はセーブ禁止がプレイ条件ですので、その方法は使えません。
序盤は運を天に任せて使用するしかないのですが、「時の砂」入手以後はザコ敵戦内で使います。
戦闘中に種を使い、最大上昇値が出なかったら時の砂を使って種を使いなおすというわけです。
なお、種の使用はエンドール近くのザコ敵で行います。ここだと敵の数が少なく弱いので、楽に作業が行えます。
但しももんじゃとバブルスライムは逃げる可能性があるので、他の敵が出たときのみ作業を行います。
種を使用して最大値が出なかったときに、時の砂を使う前に逃げられてしまったら種の使い直しができなくなります。
■強い装備の入手法
ドラクエ4では主に5章以降、装備のお陰で本来あるべき姿より大幅にパワーアップすることが出来ます。
具体的には「小さなメダル」と「移民の町」があります。
(1)移民の町
移民の町は、自分で育てる町です。魔法のカギ入手後に作ることが出来ます。
但し最初は通常の町の他に「女性の町」「カジノ」「王宮」のみが作成可能です。
「バザー」「農場」「神官の町」「モンスターの塔」は、エスターク撃破後に初めて作成できるようになります。
今回は以下の形態を作成します。
通常の町…守りのルビーを購入
女性の町…炎のツメ、天使のレオタードを購入
カジノ…マジカルスカート(金稼ぎ用)、はぐれメタルヘルム、ゴスペルリング、風神の盾
王宮…豪傑の腕輪、力の盾、ミラーシールド、奇跡の剣、破壊の鉄球
バザー…メガザルの腕輪
なお、作成するには移民をコツコツ1人ずつ探していくしかありません。
所要時間は運により左右されますが、1つの町を作るのに大体1〜2時間を要します。
(2)小さなメダル
メダルを集めることで、メダル王から景品をもらえます。
主な景品を手に入れられる最短のタイミングを書いておきます。
景品 必要枚数 最短入手タイミング
天罰の杖 30枚 移民の町作成後、キングレオ戦前
メガザルの腕輪 34枚 移民の町作成後、キングレオ戦前
はぐれメタルの盾 52枚 エスターク城突入後
グリンガムのムチ 60枚 希望の祠到達後
■馬車殴りって何?
今回はこれを説明しておかなければなりません。
馬車の外にいる人たちが全滅した場合、生きている人が馬車の中から出てきますが、出て来たターンは行動できません。
しかし以下のようにコマンドを入力すると、なんと馬車の中の人も同一ターンに攻撃ができるようになるのです。
(この技では素早さが重要になります。以下例では、例えばアリーナ・クリフト・マーニャ・ミネアの素早さが255で、トルネコ・ブライ・ライアン・勇者の素早さが30程度としましょう。事前準備としてアリーナ・クリフト・マーニャ・ミネアのHPを1にしておきます。)
1.トルネコ、ブライ、ライアン、勇者を外に出す
2.トルネコとブライとライアンのコマンドを「たたかう」で入力する。
3.勇者のコマンド入れずに(入れたら戦闘が開始してしまう)、×ボタンを押して、最初のコマンドまで戻る
4.メンバーを入れ換えて、アリーナ、クリフト、マーニャ、ミネアを馬車の外に出す。
5.アリーナ、クリフト、マーニャ、ミネアのコマンドを入力する。
これでコマンド入力作業は終了です。戦闘が始まります。
6.戦闘が始まり、まず素早いアリーナ、クリフト、マーニャ、ミネアが攻撃をする。
7.敵の攻撃で、アリーナ、クリフト、マーニャ、ミネアが全滅する。(そのためにHPを1にしてあります)
8.馬車の中から勇者、ライアン、トルネコ、ブライが出てくる
9.馬車から出てきたばかりなので本来行動できないはずのライアン、トルネコ、ブライが敵に殴りかかる
と、なるわけです。大体分かりましたね。
要するに、上記3番で×ボタンを押しても、トルネコ・ブライ・ライアンのコマンドは消えてなかったわけです。
これを駆使して、例えばエッグラ・チキーラ戦で、みんなの素早さを
アリーナ・ピサロ・マーニャ・クリフト > チキーラ > 勇者・ミネア > エッグラ > ブライ・トルネコ・ライアン
となるようにし、全員のHPを1にしておけば、1ターンに9人全員が行動することも可能になります。
もちろん、ルーシアとパノンが仲間にいる状態なら1ターンで最大10人行動が可能です。
これは低レベルクリアや低ターン撃破等のやりこみに活用できる技です。
この現象は2002年の同人誌執筆中に僕が偶然はっぴぃ邸で発見しました。
その時には馬車から出てきた人が敵に素手で殴りかかっていったので、「馬車殴り」と名づけました。
実際はどんなコマンドも有効です。
また、詳細な発生条件を調べてくださったあけみさんのサイトもご覧ください。
http://quistis.s7.xrea.com/akemi/basya.html