身辺:からだ・日記

血圧について

 心筋梗塞、胸部大動脈瘤の手術のあとの健康管理上の関心事は血圧になっている。自分が高血圧で、何か不具合があると思っているわけではない。今の血圧管理の状態で動脈硬化が進み、大動脈の膨張が進展するというようなことが起こらないか、などということを考えている。心筋梗塞以来血圧が高いわけではないのに、医師の処方で血圧の薬を服用している。

 毎日毎日の血圧の数値を「健康管理日誌」の”血圧変化”に記録しているが、この値は本当にわたしの血圧、つまりわたしのその日を代表する血圧であろうか?血圧から起こる病気と因果関係があるであろうか?

 毎日の朝の血圧値は、結論的には、高めに測られていると思うが、ほぼわたしの血圧を代表していると思うことにしている。しかしこの数値が血圧から起こる病気と因果関係があるというわけにはいかない。それは今後のわたしに起こること次第であろう。

 尚ここでは、”血圧変化”の値をわたしを代表する値とみなすために、重要な血圧一般の事柄について、参考図書などで点検してみた結果をまとめている。
   血圧の管理基準
   血圧の測定
   血圧の変動
   血圧の薬


血圧の管理基

 かっては
  収縮期血圧=最高血圧(血圧 上)が140mmHg未満 かつ
  拡張期血圧=最低血圧(血圧 下)が90mmHg未満
が正常血圧とされてきた。
(「血圧の話」にによれば、WHOが1962年に決めた基準とのこと。)
 昔からこの値を大きく超えることはなかったと思う。

しかし、心筋梗塞以来、大動脈瘤が拡がるのを防ぐため血圧を低めに押さえようということで
  最高血圧が120mmHg以下を目標
にして血圧の薬を処方された。その前は血圧も高くはないので高脂血症の薬は飲んでいても血圧の薬は飲んでいなかった。

 現在の一般的な血圧管理基準は、
    収縮期血圧=最高血圧(血圧 上)が130mmHg未満 かつ
    拡張期血圧=最低血圧(血圧 下)が85mmHg未満
が正常血圧といわれている。
(WHOが1999年に決めた判定基準の新しい血圧分類(下記)が、「生活習慣病を防ぐ」に説明されている。)

<通常の血圧>
 血圧は年令により変わる。通常は次のようである。年令から行けば、わたしも高血圧気味になってもおかしくないし、薬も飲む必要はないと思う。
血圧分類

☆病院や薬局の血圧計の前に張ってあるのも同じです。

☆下の年令層別血圧値を参考のためにプロットした。
年令層別血圧値

☆「血圧の話」から引用

                         (2003.2.9 言葉遣い一部改)
                              (2002.6.25 補)


     
血圧の測定


 血圧の測り方の基本的なポイントは、以下のようにいわれている。
  1.座って測る。
  2.上腕を心臓の高さで測る。
  3.リラックスして測る。
     正しい血圧の測定法は、「高血圧の医学」では、
      ・血圧測定30分前は、喫煙、コーヒーなどの摂取禁止
      ・20℃前後の室内で座位で5分間の安静
      ・露出した上腕で
     尚「高血圧を知る」では5分間の安静でもよいが出来れば10分間の安静を
     といっている。

     電動式の家庭血圧計を使用する場合は、「高血圧の医学」に以下の注意がある。
  4.1回目の測定値は採用しないで2回目3回目の測定値を平均する。
    測定値の変動が大きい場合(5mmHg以上)は、さらに繰り返して測定する。

     血圧計のバンドの閉め方、繰り返し測定の間隔については、
     「高血圧を知る」に以下の注意がある。
  5.駆血帯(カフ)(or圧迫帯=腕を空気圧で締めるバンド)は、上腕の肘の部位より
    1,2cm上方で指1,2本入る程度に巻く。
      繰り返し測定するときは2,3分間隔を置くという指示があるがこれは意味がない。
      測定の際カフでうっ血がなければよいので、カフを圧迫しない程度にぴったりと巻き
      繰り返す前に腕を上げるとかその際手のひらを4,5回開閉するとかすればよい。

 私自身の毎日の血圧値の測定要領は、以下の通りである。
 ・寝起きに体重計測をしてその直後(5分弱たったらすぐ。従って食事前、薬を飲む前。)
 ・座って
 ・上腕をほぼ心臓の高さで測る。
 ・平成14年4月以降は2,3回目の測定値の平均値を(以前は、単に3回以上測定し
  それを平均するという基本ルールで測定。)とることにしている。

                             
血圧の変動−測定時の瞬時変動


 私自身の毎朝の血圧値の測定結果の詳細を見ると、(毎朝寝起きの血圧を測定してこれを基本値とし、繰り返し3回以上測定しているが、)測るたびに測定値が変化するのがふつうで、それも大きく変化することもある。
 4月以降は原則2回目3回目の平均値をとるようにしているが、この原則はほぼ測定した時点の値を代表するように思える。また、安静時間が足りないせいか高めに計測しているようにも思える。

 これらは、朝の測定値で一応5分程度安静にしたあとの測定値である。2回目3回目の測定値を平均すればよいものも多いが、なかなか安定しない場合もあり、簡単に10mmHg程度変動することもある。



                                (2002.6.25)


血圧の変動−日内変動

日内変動は必ずある
 ほぼ4週間ごとに通院し、診察を受けることにしているが、その際は血圧は必ずチェックされている。そのほか健康管理として、血圧値を家庭用血圧計で毎日のように測定している。毎朝の測定値が無条件で自分の血圧を代表するものと思っていたが、必ずしもそうでははない。特にこのことを意識したのは、早朝高血圧のことを知ってからである。

 体の活動レベルが低い状態の血圧、早朝覚醒時の血圧が最も低いと考えられていたときもあったが、早朝目覚めたときの血圧が非常に高いことがしばしばあって、この考えは捨てられた。一日の血圧は大きく変動しておりその中からその人を代表する一つの値を決めるのは困難である。(決める)一つの方法は血圧ヒストグラムである。
・・・(しかし)血圧は一般に血圧は日中に高く、夜睡眠中は低い。・・・(「高血圧を知る」)

血圧変動を引き起こす出来事
 家庭血圧測定の意味は、次のような特別な状態を発見するのに有用である。・・・(「高血圧の医学」)
「白衣性高血圧」:家庭での血圧値は正常であるが、診療所や病院での血圧値が高値を示す場合
「発作性高血圧」:診療所や病院での血圧測定では見つからないが、時々血圧値が高くなること
「起立性低血圧」:立ちくらみやめまいを生じたときの血圧値が著しく低いこと
「食後性低血圧」:高齢者や、動脈硬化性疾患をもつ患者では、食後の血圧低下が大きくめまいや
         立ちくらみを訴えることがある

早朝高血圧および夜間高血圧
 血圧は、安静にして測るが、それでも血圧が上がることが起こる。
 平成14年2月9日の製薬会社の全面広告で、「早朝高血圧」に注意を促していた。
「早朝高血圧」:早朝血圧の上が135mmHg以上、下が80〜85mmHg以上を早朝高血圧
        と考えてよい、とあり、そして 図1早朝に増える心臓突然死と血圧の上昇時間
        を掲げてあった。



「きょうの健康2002.2号」では、お年寄りの高血圧対処法で 「夜間高血圧」(睡眠中でも血圧が下がらない。) 「早朝高血圧」(早朝に血圧が急に上がる。) が取り上げられ、1日3回、「起床30分後(朝食、服薬前)」「昼食30分後」「就寝前」に測るようにというサジェスションがある。

わたしの日内変動
 わたしの血圧は、基本的には早朝血圧であり、だいたいの感じは昼間は朝の血圧より高いことはない、であった。常に早朝血圧が高いということではないので、早朝高血圧といえないと思うが、その気配はあるということであろうか。具体的な日内変動の状態は以下のようである。



日常活動と血圧変動
神経性要因:
「血圧が最も変わりやすく動揺の幅も大きいのが、情動に伴う変動である。電話、討論、演説、スポーツ観戦では、情緒が高揚して血圧の上昇が著しい。その他問題になるのは「白衣性高血圧」である。」(「高血圧を知る」) というのは事実で
  安静にしていても、ストレスを感じると血圧変動を起こす。
  わたし自身は起こさないが、「白衣性高血圧」では、Pの場合20から30近く上昇する。
  わたしの場合は、血圧測定中に呼び出しがかかったり、話しかけられると無意識に反応し
  10程度上昇することがある。

運動要因:
「血圧や心拍数は、運動の種類や強度によって変化する。ランニングetcのような動的運動よりは筋力トレーニングのような静的運動の方が血圧の上昇がより著しい。」(「高血圧を知る」)

日常活動で一般にいわれていることを列記しコメントすると次のようである。
食事:食事時に上昇、食後に下降。
     (確認していないが多分その通りと思う。)
アルコール:多量でなければ一般に血圧は多少低下。
     (確認していないが多分その通りと思う。)
喫煙:喫煙で心拍も血圧も上昇。
     (確認していない。)
入浴:血圧を低下させる。
     (10から20程度低下するようである。)
排尿:排尿のあとには徐脈になり失神する場合がある。
     (確認していない。)
排便:いきんで息こらえすると徐脈になり、一時的に血圧が低下しいきみが終わると
   血圧は著しく上昇する。
     (強くいきむと20程度は上昇するだろう。)
歩行、サイクリング、ランニングなど:行っている間は血圧が上昇し、
   運動のあとに整理体操を行うと血圧は運動前より低下する。
     (確認していないが多分その通りと思う。)



                                 (2002.6.25)