「嵯峨野」

            

私たち関西の人間は容易に京都に出かけられるから

良いのだが、楽しみに観光に来た人たちは

風情が味わえるのだろうか?今の京都?と疑問を持つ。 

道路は舗装されきれいに整備され、

空き地・更地・田畑には住宅が建ち並ぶ。

風情に中に街が存在していたはずなのに、今は       

住宅の中に風情が点在しているような気がする。

私は嵯峨野が好きだ。

学生時代は学期テストが終了したその足で京都・嵐山へ向かったいた。

大体が徹夜なので(一夜付け(^^ゞ)気持ちを癒しに出かけるのである。

阪急・京都線、桂で嵐山行きに乗り替える。

徹夜がつづき、本能が私を下車させる。

流れる景色の色が緑に変わってくる。(秋は、オレンジ色)

嵐山駅に到着。

まずは渡月橋・中島のベンチにへたり込む。

無音が広がり、川の流れの音、、そして、、人々の声、、、。

(個人的には球場前のベンチが好き、、、マイナー(^^ゞ)

渡月橋をわたった最初の右の店で「抹茶のソフトクリーム」を買って

歩き始める、、、。

前記したが、この頃は人もまばら、、、整備される前、、、。

そして、平日昼下がり、、、。

まっすぐ歩いて右の小道に入る。

(今は、メジャーな人力車の溜まり場、、、)

竹の小道が続く、、、。

静寂、、、、。

何メートル先の踏み切りの音がかすかに聞こえるだけだ。。。

安心する。

この空気が心を癒す、、。

目指すは「常寂光寺」

ここで、2時間ほどスケッチブック片手に、、時間をつぶす。

学生の頃この寺で人にあったことは無い、、、

私の安らぎの場であった、、

秋には、ベンチの下に「ありじこく(カゲロウの幼虫)」とかいたり、

この場で、、、じーっと京都を感じてた、、、。

でも、今は、、どこの観光地と同じような環境だ、、。

歩き、、写真に載ってる場所にたどり着き、、実感するだけ、、、。

途中の工程は無きに等しい、、、。

さびしい限りである、、、。

時代は、、、

ダイジェスト版の京都を残すのであろうか、、、。