僕たちのテーマ 「音楽はこころへのおくりもの」

皆さんが毎日の忙しい生活の中、勇気を出して道の木陰に座るがごとくに「ホ ッと」心を休めたとき、普段聴こえていなかった「風」や「小川のせせらぎ」や 「鳥たちのさえずり」が聴こえて、「フッと」心が笑顔になったことはありませんか?そんな時はあなたの傍らで「音だま君」が微笑みながら囁いてくれている時 なのです。音だま君はもちろん実在しません。しかしあなたが望めばいつでも心に遊びにきてくれます。そして「あんまりがんばっちゃだめだよ」と奏でてくれ るのです。 音だま君は忙しい所や、難しい顔をして色々考えている所には、悩んでしまい来にくいようです。音だま君が大好きな場所は「素朴な場所」です。ゆーらりと 風の音にゆられて、静かに月の光に照らされるような「あるがまま」の場所にど うやらやって来るようです。

・・・「心」というもの 、これは我々に喜び、感動、幸せを与えてくれます。 また、「心」は我々に悲しみ、苦しみ、悩みも同時に経験させます。「心」は手 にもとれませんし、目にも見えません。しかし、とてつもない広がりを持ってい ます。人間の心はもともとアナログ(手動)なのに今の世の中はもっと早く、もっと多く、もっと遠く、もっと高く、もっともっともっと、を繰り返して私たちの心はもう「くたくた」です。 やはり心はゆったりと、美しく、やさしい・・・そんなものに微笑んでくれるのではないでしょうか?。そう・・もちろん万能ではないですが、音楽はその多くを持っていてくれるような気がします。 私たちはそんな「素朴な感動」を色んな方々と共感したくて、様々な場所に行 って、そこにいる「心たち」と向き合い、音楽のキャッチボールをしています。 そして音だま君を呼び、彼らの囁きや微笑みを感じたいなぁって思っています。

人の心の温もりを信じてやまないから・・・

©音だまくらぶ

© 音だまくらぶ
概要

「音だまくらぶ」は長野県を中心に甲信越地区で活動をさせていただいている集団です。メンバーは障害をお持ちのこどもさんや、知的障害者や老人の方々の 施設や重症心身障害児(者)病棟に勤務して、音楽の喜びややさしさを利用者の方々と共感している仲間です。また「素朴さ」を追い求めて、心に止めどもなく浮遊する思いをイラストで表現し、また自然たちの神秘にとりつかれ、空と大地の夢を見たくて写真を撮り続けるメンバーもいたりします。 その他にも共に感じ、学び、支えあう仲間がたくさんいます。この中で誰一人として欠けても「くらぶ」にはなりません。「集う」力とは役割を超えて「寄り添う」ところに意味があると思っています。 私たちの音楽活動のモットーは「場所にこだわらない音楽」、立派な音響効果のすばらしい音楽ホールでの音楽も素敵ですが、もっと人の近くの場所での音楽もまたいいです。互いの息づかいを感じられるような空間に、むしろ音だま君は来やすいようです。今までいろんな場所で音楽を共感させていただきました。

普通のお家でのお座敷コンサート、お寺、土蔵、おそば屋さん、ホテル、レストラン、プラネタリウム、湖の畔、菜の花畑、桜の下、星空の下、氷点下12度標高2000m真冬の山のてっぺん、夏の高原の白樺林。そして病院やご老人 、知的障害の大人の皆さん、障害をお持ちのこどもさんや精神障害の方々の施設にも行かさせて頂き、1993年から活動を開始して、今まで350回を超える場所におじゃまさせていただいています。 こんな経験の中で痛感していることは、音楽とは私たちが一方的に演奏を聴いてもらうものではなく、そこに受け止めてくれる人がいるから演奏できるんだということです。つまり、聴いて下さっている方々が私たちに演奏をさせてくれて いるんだということ、音楽は共に創り上げ、紬合うものだということです。
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