防火管理者


(終了証はこんな感じだよ)

資格の概要
 多くの人が利用する建築物で、ひとたび火災が発生すると大惨事になってしまうことがあります。実際、昭和47年に大阪千日前デパートで発生した火災では、死者118人負傷者81人という、ビル火災史上最大の惨事となっています。このような出来事を未然に防ぐために、「防火管理者」の制度があります。火災を未然に防ぎ、万が一火災が発生した場合は、被害を最小限に留める、それが防火管理者の責務です。

 火災予防の対象物を「防火対象物」と呼びます。その中でも、最初に書いた様に、多数の人が利用する建物は防火管理が義務付けられています。映画館や飲食店、病院、旅館など不特定多数の人が利用する場所を特定防火対象物、それ以外の防火対象物を非特定防火対象物と言います。

 防火対象物は甲種及び乙種防火対象物に分けられ、特定防火対象物で延面積300u未満又は非特定防火対象物で述面積500u未満を乙種防火対象物、それ以上を甲種防火対象物になります。

 甲種防火管理者は、甲種及び乙種防火対象物の防火管理者に、乙種防火管理者は、乙種防火対象物の防火管理者になれます。

 ちなみに、防火管理の総責任者「管理権原者」は、所有者や経営者、大きなビルなどではビル管理の代表者になります。「管理権原者」は、消防法第8条に基づき、防火管理の実施責任者として「防火管理者」を選任することになっています。
資格の取得方法
 消防署が開催する「防火管理者講習」を受講すると修了証の交付を受けられます。甲種は2日間、乙種は1日間の講習です。


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