教習指導員資格


(資格者章はこんな感じだよ)

資格の概要
 車の免許を取りたいな・・・。よし、運転免許試験場に行こう!という人はいないハズ。普通は「教習所」というところに入り、学科に技能にとせっせと通い、卒業検定に合格して試験場へ・・・というのがほとんどでしょう。

 その「教習所」でお世話になったか嫌いになったか人それぞれの「指導員」。運転が上手ければ誰でもできるというものではありません。指導員になるには「教習指導員資格」というものが必要になります。

 一般に「教習所」と言うと「指定自動車教習所」のことを指していますが、中には指定の無い教習所も存在します。「指定」というのは、都道府県の公安委員会から、ある一定の基準をを満たし指定を受けたことを意味します。「○○県公安委員会公認」とあるのもこの「指定」を受けたという意味です。指定を受けると、その教習所で教習修了した者に対して「終了証明書」や「卒業証明書」を発行できます。この証明書があれば技能試験が免除となります。つまり、指定を受けていない教習所だと、証明書の発行ができない、つまり技能試験免除にならないのです。

 公安委員会の指定を受ける基準に「教習指導員」を選任しなければならないとあります。もちろん誰でも良いわけではなく「教習指導員資格」を有するものでなければなりません。教習指導員資格を取得するためには幾つかの条件があり、年齢21歳以上、もちろん免許を持っていて、免許の経歴、違反内容にも条件があります。ただし、面白いことに免許取得○年以上などという条件は無く、つまりベテランであっても初心者であっても関係なく、初心者マークを付けた指導員もありうるということです(ただ、教習所としてのイメージは良くないだろう)。以前は「学科指導員」と「技能指導員」とに分かれていましたが現在は両方一緒の「教習指導員」に統一され、この資格を有していれば学科、技能教習共に行うことができます。
資格の取得方法
 公安委員会による審査(試験)を受けて取得しますが、学科技能共のため、審査項目も多く、審査も数日間にわたって実施されます。審査項目は学科教習方法、技能教習方法、関係法令、交通の教則、教育知識、運転技能。基準はかなり厳しく一回で全て合格するのは難しいですが、科目合格もあり、合格した科目は1年間有効でその間に全て合格できれば合格証明書が発行されます。他に「事前教養」を受けていること、「事後教養」などを受けなければ指導員として選任(業務に就くこと)ができないなどがあります。

 個人で取得するのは難しく、教習所に入社して勉強し審査を受けに行く、指導員候補生として入り資格者証取得を条件に雇用するといった形が殆どです。


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