第3話|福岡不動産状況HOME

団地建て替え問題

(作成日00.0305)

室身団地
築25年の団地である。いずれ建て替えの話がでてくるとしよう。それはいつの頃かわからないが、このまま住みつづけたら当然その問題がでてくる。

建て替えの話になるともめてなかなか話しがまとまらないことが多い。古いところに住むというリスクがそこにある。

神戸の震災後、壊れたマンションを建て替えするという話がでたとき、二重ローンをかかえることになるので、足並みをそろえることは難しかった。

室見団地を建て替えの話が出た場合、住民はある程度覚悟をしているので「まあいいでしょう。予定通り」の考えの人が多いのではないだろうか。

古い団地を建て替えた例を見てみると、比較的ゆったりした土地に低層の住宅があったところに、高層マンションを建てることが多い。つまり、建て替えとなると総戸数が増えることになるので、新しい住人が増える。

その新しい住人は、相場の金額を支払うことになるが、従来住んでいる人が引き続き住む場合、建築費の負担が軽くなる。同じ規模の新築のマンションを買うよりもかなり安い金額で購入することができるのである。

しかしこれは現在の話なので、20年後はどうなっているかわからない。総戸数を増やす必要がないぐらい、人口の減少が進むかもしれない。建て替えの話がなかなか進まず、住人が減って、歯の抜けた櫛のようになってしまい、スラム化する恐れはある。

写真は、階段から見た室見団地


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