第10話|福岡不動産状況HOME

これだけは、気をつけよう

(作成日00.0312)

ベランダ

どこにも悪いところは見当たらないのだが、なんとなくいやだなという物件がある。私は現実主義者で、霊感などの類いはあまり信用していないが、人間の六感は侮りがたいものがあるとは思っている。

以前、不動産会社に勤務をしていたので、数多くの賃貸の物件を見てきたが、なんとなく薄気味悪い物件というのが確かにあった。その部屋は、なかなか借り手がつかず、借りてもすぐ出て行くことが多かった。

私たちが、福岡で最初に借りたところは、きれいにリフォームされていたが、以前に火事を起こした部屋だった。大家さんが自分で住んでいたのだが、火事を起こして住めなくなり、賃貸にだしたのだった。

不動産を販売するとき、不動産業者はそのような不利益な情報でも告知しなくてはいけない。しかし、実際には言わないことも多い。それは、売主から聞いていなかった、自分たちも知らなかった、といってしまえば別に罪にも問われることはないからである。わざわざ自分から不利益な情報をいうというケースはまずないだろう。

やはり、購入の前には、興信所に調査を依頼したり、法務局へ行って、登記簿を閲覧したりしたほうがいい。この登記簿の閲覧は、誰でもできるので、気になる物件は調べてみることをおすすめする。ここには、自殺うんぬんは書いてないが、土地の広さ、形がわかる。

でも一番確実なのは、近所をたずねて、それとなく聞いて見ることである。たいてい正直に答えてくれるものである。それによって、売主の近所との関係もわかるし、これからおつきあいするかもしれない近所の人の人柄をさぐるという意味もある。

(第一章おわり)

写真は、ベランダに作った庭、玉砂利、シーサー、アイビーなどてんでばらばら

HOME福岡不動産状況前へ次へ