第12話|不動産契約の実際HOME

室見団地低層棟

(作成日00.0314)

高層棟
室見団地は、室見川沿いに12階建ての大きな建物が2棟建っていて、良く目立つ。その後ろに、低層棟という5階建ての建物がずらっと並んでいて、全部で34棟ある。

この低層棟には、エレベータがついていない。私たちが現在住んでいるところは、5階である。慣れれば別にどうってことはない。

売りに出されたのは、低層棟の4階だった。

売り出された棟の付近は、チカが以前から目をつけていた。なぜなら、南側が集会場や幼稚園になっているので、見通しがいい、遠く背振の山々が見える。北側には高層棟が建っているが、距離があるので、視線は気にならない。

「じゃ、見に行こうか」次の土曜日、チラシを見て、不動産会社の三井のリハウスに電話した。
担当は前田さんという方で、「申し込みの電話がたくさんかかっていますので、早いほうがいいですよ」とのこと。今日の午後でも見に行きますと返事をした。

まだ、売主のご家族が住んでいた。50代の夫婦と社会人の娘さんの三人家族。結婚して別に住んでいる息子さんが、近くに家を建てることになり、二世帯住宅にするので一緒に住まわれるとのことであった。

真面目そうなご主人と明るい奥さんだった。ご主人は、土木関係の技術者で自宅で図面を書いて仕事をしている。

部屋は、確かに築24年の年輪を感じさせるものだったが、お風呂が直してあって、追い炊きの機能もついていた。これは、うれしいことだと思った。

奥さんの話では、引っ越すつもりはなかったので、最近、手を入れたが、息子さんに二世帯住宅に住もうといわれてそうすることにしたそうである。

引き渡しは相談に応じる、となっていたが、できればその二世帯住宅ができるまで、半年ほど待っていただければといわれた。



写真は、32棟の北側の眺め 左手は公園で桜、新緑、紅葉と一年を通して美しい


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