設計事務所の仕事
(作成日00.0326)
設計事務所の仕事は、設計以外に監理ということもしてくれる。監理とは、監督と管理の二つの意味を持つ独特の用語である。現場に足を運び、設計事務所がひいた図面どおりに建設会社が正しく工事をしているかチェックをするのである。
最近、欠陥住宅の問題がテレビなどで話題になっているが、これは、設計施工一括で行われた例が多い。設計も現場監督も工事をする人も同じ会社のひとなので、チェックが甘くなる。
利潤を優先するために必要な工期を短縮したり、材料を落としたりすることもある。一戸建てでは、家ができあがってからはチェックのしようがない基礎の部分で手を抜いているケースが多い。
大きなハウスメーカーといえど安心できない。なぜなら大手メーカーの社員は、もっぱら営業マンで、実際工事をするのは、下請けの工務店である。その下請けの工務店は、3000万円の住宅なら、8掛けの2400万円の予算で家を作る。ひどいところになると6掛けという話も聞く。
大手メーカーは、広告費用、展示場の費用、営業マンの人件費などを家にかぶせている。大手メーカーは、研究開発、合理化によって、材料を安く工期を短縮することができるという。
しかし、家は画一的に作られるものでもないだろう。靴に足を合わせるのではなくて、足に合った靴を選ぶように住宅もそうあるべきだと思う。
写真は、設計事務所の扉、普通の人が行くには気後れしてしまいそうなムードが漂う
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