障子
(作成日00.0411)
もうこれで終わりかと思ったとき、チカが和室とLDKの建具を障子にしたいといいだした。和室は六畳で押入れが二間分ある。二間分の押し入れの引き戸は、天井までのシナベニヤである。
そして、そのLDKに通じる引き戸も同様のシナベニヤで考えていたが、少しくどいのではないだろうかというのがチカの意見だった。
私の実家には障子戸があり、毎年、年末になると父と母が障子紙を張り替えていた。私もたまには手伝った。障子を張った日は、部屋が明るくなって気持ちよかった。一年の間にずいぶん障子紙は汚れるものである。
私は障子にしたいと聞いて、最初は面倒くさいなと思ったが、また障子張りをやってみたくもなったので、変更に同意した。
障子を壁のなかに引き込めるようにすると、開け放ったときに広く開口できるので、気持ちがいい。しかし、敷居を変更したり、無理をしなければいけないのであきらめた。
障子の種類もいろいろある。一部を障子にして、一部を板戸にしたもの。ガラスをいれたもの。障子紙によく似せたプラスチック製品もある。これは張り替えをする必要がない。
私たちは、ごくごくオーソドックスな障子にすることにした。障子のひとますの大きさは20センチ角ぐらい、大ぶりの桟のものにした。
いよいよ工事が始まる。工事が始まったら大きな変更はできない。またできたとしても追加料金がかかるので、できればしたくない。障子戸への変更でもういいだろうと思った。
(第四章おわり)
写真は、シナベニア引き戸から変更になった障子
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