第46話 | 工事日記から | HOME

珪藻土の壁

(作成日00.0417)

珪藻土

4月16日

日曜日にもかかわらず、左官さんが一人きていて、壁を塗っていた。「休みなのに大変ですね」というと、明日、天井のクロスを貼るから作業がスムーズにできないので、今日きたとのこと。

手際よく壁が塗られていく。下塗りをざっくり塗った上に、表面の細かい仕上げ塗りをしていき、こてをあててきれいに仕上げていく。

左官さんの仕事振りを見ていると、その左官さんはこの仕事で唯一の作品を作り上げているかのように感じる。温度、湿度、下地の状態、そして本人の気持ち、多くの要素があり、その多くの要素を見極めることが、左官さんに求められている。

土壁は、技能の差、経験の差が大きくでやすいが、高いお金を払って名人に頼む必要はない。少しばかりムラができていたとしても、精密機械を手に入れるわけでもないので、めくじらをたてるのはどうかと思う。土壁自体の調湿、空気清浄、結露防止などの機能のほうが重要である。

恐らく何年も修行して一人前になるのだろうけど、左官さんが正当な報酬をもらって仕事ができるようになってほしい。土壁は日本の気候に合っているし、日本の文化なのだから。


写真は、リビングの壁。白くて美しい


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