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相談室

宅地建物取引主任者の夫とインテリアコーディネータの妻がお答えする


購入編

Q:購入するのと賃貸かどちらがいいでしょうか

これは、永遠のテーマといえるかもしれません。置かれている状況の違いによってどちらがいいと結論づけることは難しいでしょう。

今は、デフレスパイラルといわれていて、資産価値はどんどん減ってきています。ですから、不動産は資産という考えから少し離れて、自由に考えてみてはいかがでしょうか。

そこの場所が気に入った、そこで生活を楽しみたいという観点から購入を決めれば、後になって後悔することは少ないように思われます。

また、インテリアを楽しむということに関していえば、賃貸では、制約を受ける場合が多いので、購入したほうがリフォームや自分好むの生活スタイルを実現することは容易です。



Q:一戸建てとマンションどっちがいい

私が、バブルの終わり頃不動産会社に勤めていたとき、「このマンションは値上がりしますか」と多くの人に聞かれました。マンションは仮住まいで値上がりした後、一戸建てに買い換えるというプランを多くの人が描いていましたし、そうしたハウツー本も多くでていました。

しかし、このプランはあっけなく崩れ去りました。とりあえず住んでいたマンションは、買った値段の半分でしか売れなくなってしまい、一戸建てに住むという夢は消えました。

では、一戸建ての住まいがよくて、マンション住まいは仮住まいかというとそうでないと私は考えます。マンション暮らしも一戸建てに比べていい点はたくさんあるからです。マンションの利点は、

1.同じ金額であれば、マンションのほうが広く、ゆったりとした生活ができる。
2.便利な場所に住むことができる
3.防犯に対して安心感がある。

などです。



Q:新築マンションか中古マンションか

何が何でも新築という人がいますが、ここで新築マンションのリスクを2、3あげたいと思います。

まず、建っていないものを購入する場合、生活を想定することができません。図面だけで生活をイメージするのは、普通の人にはかなり困難です。また、窓からの景色、他の住人がどんな人なのか、不確定な要素が多いものです。

コンクリートの建物は、完全に水分が抜けるまで5年かかるといいます。特に最初の年は、夏は湿気がたまり、冬は気化熱が奪われて寒い思いをします。また、「健康に配慮した内装」とうたってあっても所詮は新建材、化学物質過敏症の危険性から逃れることはできません。

また、新しくできるマンションは、従来のものに比べて立地条件が悪くなることが多いようです。



Q:いい物件を探すコツのようなものがあれば

いい物件に出会えるコツは、これはある程度運に近いものがあるようです。自分のほしい時に、それにあてはまる物件が売りに出されていないといけませんから。ですからなるべくアンテナを大きく広げて、数多く物件を見ることが大切かと思います。



Q:中古マンションの選び方は

私たちは、昭和50年に住宅供給公社が分譲した1000戸の大型団地内のものを購入しましたが、これは正解だったと思います。

理由1:駆体がしっかりしている。民間のマンションで古いものは、建築基準法の規定がゆるいときのものは、壊れやすいといいます。実際、阪神淡路大震災のときに多く壊れました。

理由2:土地に余裕がある。古いものは、敷地に余裕をもたせてありますのでゆったりしています。私たちの住むところは、緑も十分に育って、公園のなかに団地があるといってもいいぐらいです。

理由3:町が成熟している。新しく開発されたところは、学校、病院、スーパーなどの施設がまだできていないところもあります。生活に不便がないから多くの人が長い間生活していると考えることもできます。



Q:資金調達はどのように考えたらいいでしょうか

今は低金利の時代ですが、不安定な世の中ですので、めいっぱい借金したり、貯金を全部使い果たすのではなく、適当に借りて、手持ちのお金を残すのがいいと思います。

月々の返済額は、もし、収入が大幅に減っても払えるだけの額に押さえておいたほうがいいです。そうすれば、転職しても支払いを続けることができるし、急にお金が必要になっても手元にお金が残っていれば乗り切れるのではないでしょうか




インテリア編

Q:おざわ家は、400万円でリフォームしたとのことですが、驚異的に安いように思います

「モダンリビング」などで設計事務所がてがけた事例を見ますと、1000万円以上かかっているケースがあります。おざわ家は、購入費含めて1,450万円ですので、それに比べれば驚異的に安く思われるかもしれません。

でも、1,000万円の工事が400万円でできたわけではありません。私たちは、床、壁、天井を自然素材のものにしたいというシンプルなリフォームなので、安くできたのです。

雑誌の事例は、壁を移動させたり、水回りを大胆に変えたりしていますが、そうすればやはりお金はかかってしまうでしょう。購入するときに、プランはこのまま使えるというものを選ぶのが、安くあげる秘訣かもしれませんね。



Q:400万円かけてリフォームするのはもったいないように思います。

上とは逆の質問です。住環境に対しての考え方は、人によって違いますが、私は住まいに関してはもっと大胆にお金を使ってもいいのではないかなあと思っています。

たとえば、高価な車を買っても、その恩恵を受けられるのは、乗っているときだけで、売るときはその価値はずいぶん低くなります。素敵な洋服でも、毎日着るわけにもいかないし、流行遅れになってしまいます。

その点、住宅にお金をかけても毎日それを味わうことができ、家族全員がその恩恵を受けることになります。自分好みのインテリアに住むという精神的なものもずいぶん違うし、自然素材を使った住宅は健康的にもマルです。

リフォーム代は、高額なものになりますが、それのコストパフォーマンス(費用対効果)は高いと考えます。



Q:今は、予算がないので、一部屋だけ自然素材でリフォームして、いずれお金ができてから全体をしようと思っていますが、、、

これは、費用面で考えた場合得策ではありません。一部屋だけするのと全体をリフォームするのでは、材料を使う量が違うので、その点は金額は違います。

しかし、職人の手配、材料の運搬、養生などはほとんど同じぐらいかかってしまうので、一部屋だけのリフォームは割高になってしまいます。

お金が貯まってからトータルにリフォームするのがいいかと思います。



Q:広さは絶対必要でしょうか。

今は、マンションでも100uぐらいのものが多く販売されるようになりました。ウサギ小屋と称される日本の住まいもずいぶん広くなってきたようですが、実は日本の住まいは世界的に見てそれほど狭いわけではありません。

アメリカ、オーストラリアなど広い国の家に比べれば狭いですが、ヨーロッパの国々に比べてもそれほどの差はありません。では、どうして狭く感じるかというと日本の生活スタイルが、日本的なものと西洋的なものが両方備わっていて、どうしてもモノが多くなるので、狭く感じるのです。

私は、空間の見直しをしていけば、狭いスペースでも豊かに暮らすことはできると思います。ひとつは、フレキシブルな空間の利用です。広い部屋が、リビングであり、ダイニングであり、ベッドルームであれば、広々とした空間が確保できます。その家族のスタイルによって様々なプランニングが可能です。

そして、空間を立体的に利用することもマンションライフでは重要です。



Q:家がごちゃごちゃどうしたらすっきりとしたインテリアができるのでしょうか。

インテリアの基本は掃除です。掃除をするとモノの把握ができます。自分のモノをしっかり把握することがインテリアの第一歩だと思います。

壁、カーテンは、なるべく無地か簡単な模様のものを選んだほうが無難です。というのも、絵を飾ったり、日用品が部屋のなかに増えてくるといろいろな色が押し寄せてきて、壁、カーテンと合わなくなる恐れがあるからです。

家は、できたときが完成ではなくて、モノによって日々変化していますので、家はシンプルな箱で十分です。



Q:マンションは、どうしても収納が少なくてモノがあふれます。

収納も、分散と集約が大切です。いたるところにモノがあふれるのを防ぐには、納戸を作ってそこにものを集中させれば、他の部屋はすっきりします。そして、普段使うモノだけ手近なところに片づけておけば、不便ではありません。

でもとてもそんな場所がない、というかたに、スペースを立体的に使うアイデアをご紹介します。

この図は、部屋を横からみたところですが、作りつけの二段ベッドによって一つの部屋を二つに分離してしまえば、部屋を1.5倍ぐらい有効に使えそうです。

これによって、一つの部屋をこども二人で使うこともできるし。一つのスペースを納戸として使用することもできます。







Q:無垢の床の手入れは

通販生活で購入した、アウロ社のワックスを二週間に一度かけています。これは、水で薄めて雑巾がけをする要領ですので、普通のお掃除だと考えればそれほど大変なことではありません。

香りがいいので、作業中も気持ちがいいものです。


何かご質問があったらメールください。


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