
2009.9.14
OASISは死んだのか?
2009.9.14
最新レビュー

5年ぶりの新作。モロッコ→ダブリン→NY→ロンドンとスタジオだけで軽く世界ツアーをしただけあって、前作を圧倒するクオリティ。モダンでスタイリッシュなアレンジの中に初期U2のエッジーなギターも入り、まさに「U2っぽい」サウンドに仕上がってる。30年にわたる計12枚ものアルバムは、音楽的才能・バンドの結束力・肉体的精神的な体力全てにおいて彼らが神の域に達したことを示す勲章。U2伝説はまだまだ続く。。

溶ける。日頃のストレスをギター音の洪水とともに溶かしてくれる至福の音がこのアルバムには詰まっている。シューゲイザーに通ずるノイジーでアンビエントなギターの層にややミスマッチなSteveの妙に輪郭のはっきりした歌というのがいかにもアメリカのインディーバンドらしい。とりあえず#1・#7・#8は完全に名曲。どうしてこんな素晴らしい音楽が埋もれてしまうのか理解に苦しむ。浸るような音楽やシューゲが好きな人は必聴。

前作で燃え尽きたのか、クオリティ的にはかなり劣る2ndアルバム。#3(この曲だけは激アツ)以外は中途半端にポップで浅い曲や今ひとつ楽曲としてまとまりきっていないものが多い。原因はメンバーが安定せず、SteveとShannonでほとんど制作することになり、バンドとしての集中力やケミストリーみたいなものが足りなかったためか。結果的にレコード契約を打ち切られることになった大ブレーキな1枚。