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ミナミユーのプロフィール

兵庫県出身。大学でたまたま落研に入ったことからお笑いに目覚める。大学時代から同期のよしおと漫才コンビ「せんきゅう」(後に「カルトかると」と改名)を組んで活動。MBS系「素人名人会」(名人賞受賞)やラジオの勝ち抜き番組、今宮戎の「新人漫才コンクール」などに出場。その後、プロダクションに所属。NHKやABCなどの漫才コンクールや関西テレビ系「爆笑ブーイング」等に出場、「ザ・ニュースライブ」出演や「カルトかるとのやりたい放題」などのライブを企画するも、思うように結果が残せず解散。その後しばらく芸能活動を休止。大学を卒業後、東京へ出る。東京で落研同期の矢野(コンビ名・キングスクロス)達と自主ライブを計画。ウェブサイトの開設、ビデオコントの製作、ビジュアルバム解説などもこの頃からスタートする。しかし諸般の事情により、自主ライブ「ライブ犬猫扱い」(後「お笑いつぶし」と改名)は2000年9月で休止。これからの活動を模索していた矢先、ある自主映画団体を知り、映画の世界へ入ることを決意。それからエキストラ出演、映像ワークショップや携帯配信ドラマ製作、自主映画の製作などに携わる。そして2002年4月、団体を脱退。6月には本格的な映画製作としては初監督作品となる「あいかた〜素人芸人伝説〜」を撮影。「東京なげせん映画祭2003」にてドラマ部門賞・グランプリを受賞する。その後製作した「真・地方戦隊キタカントー」は2004年度の東京国際ファンタスティック映画祭・600秒アワード笑い部門と東京ネットムービーフェスティバルにノミネートされる。また、「百人戦隊ヒャクレンジャー」がフジテレビ系列「100人目のバカ」にて紹介されたり、第1回国際ニコニコ映画祭にノミネートされたりする。現在は自主映画団体「映像温泉芸社」に所属しながら、「映像芸人」として映画の出演・脚本・監督・編集、芝居の脚本・演出・撮影、お笑いライブでの映像演出など幅広い活動を行っている。



大喜利ハイライト
(ライブ「お笑いつぶし」2000年9月より)

ライブ「お笑いつぶし」でやった大喜利のハイライト。顔は良く分からないがとりあえず雰囲気はわかるだろうという事で。当時の映像は殆ど残ってないんで記録映像として。ぶっちゃけ芸人の頃の資料はあんまり残ってない。関西の頃の資料も殆どない。数少ないライブの記録として。

45kbps・ストリーミング
80kbps・ストリーミング





機動人間
(2008年3月、DV、4分30秒)





色々と戦隊ものばかり作っていた自分だが、昔から映像制作でやりたいと思っていたことが二つ。まず一つはガンダムもの。これはライブで画コントやっていたころからのアイデアである。タイトルは「機動人間」。永山監督の「悪魔人間」を見る前だったが、コンセプトは良く似ている。内容はラストシューティング前後を全て人間を使ってやるというものだった。
そしてもう一つは「コマ撮り」の手法。昔の8mmフィルム自主映画ではよく見られていた手法だったが、デジタルになってから激減、というか皆無に。しかし簡単に空中浮遊が出来たり瞬間移動などのありえない動きが出来たりと、映像の面白さを端的に表現できるので一度やってみたかったのだ。
しかしバカ映画というものを知り始めた時分に梶原監督の「機動戦士3Dガンダム」という自分のやりたかった「ガンダム+コマ撮り」を既にやっていた作品を見てしまう。また、竹下監督の「機動学園ガンダムごっこ」という作品があることも知り、既に先駆者たちがいるなら…、とアイデアを封印すること5年以上。

そして。ここ数年、戦隊作品ばかり作るのに飽きがきたこともあり、毛色の違う作品を作ろうと思い立った。条件は「合成を使わない」。技術的スキルは十分身についたし、製作に時間のかかる手法は使わないことに。そこで8mm的な「コマ撮り」を思い出し、息抜き的に「コマ撮りガンダム」製作を決める。とはいっても必要なものを調達するのに手間や金がかかりそうだったので別アイデアの非・特撮戦隊ものと並行して製作構想を練る日々だった。

ただの8mmコマ撮りガンダムなのに、何が大変なのかというと、「衣装」である。衣装に対するこだわりは、それが既にあるコマ撮りガンダム作品に対するアドバンテージになるからである。よくデザインフェスタやコミケなんかでモビルスーツのコスプレしている人を見るが、どいつもこいつも個々のパーツの造形にこだわるあまり、全体のバランスが非常に悪いものになっている。頭でっかちでずん胴、短足。とてもイメージを再現しているとは思えない。「モビルスーツ少女」なんてのはあるのに、どうもオタクは発想の転換が利かないらしい。
一方で冬のコミケにくるオタク連中が裾だしシャツの上に緑や紺のジャンパー(ジャケットとはとても呼べない)を着ているのを見て、その姿があまりにザクやドムっぽいと思っていたので、自分は衣装のコンセプトとして「アンテナや武装以外はなるべく既成のものを使う(コスプレにはしない)」ということに決めていた。細かい造形ではなく、イメージとしての再現を優先させたのだ。そういったところで参考にしたのは永山監督の「悪魔人間」。「あくまで人間が扮装してかっこよさを体現する」というコンセプトに基づいてガンダムやザクなどの衣装を考えていった。しかし既成のものを使うというコンセプトが足かせになり、サングラスなどでなかなか望みのものが見つからないまま時間が過ぎていった。

最終的にコマ撮りガンダムを作ることに決定したのは2008年に入ってから。戦隊ものの方は脚本まで完成している状態だったが人手と時間・費用がかかり過ぎることから断念、なし崩し的にガンダムの製作に入る。最初は劇場版からおいしいところをつまんで作る3部作構想だったが、これも人手と費用がかかるのでガンダム対ジオングに絞って作品をつくることにする。奇しくも原案である「機動人間」に回帰することになった。これで竹下監督の「機動学園ガンダムごっこ」が劇場版T、梶原監督の「機動戦士3Dガンダム」が劇場版U、そして本作がVをそれぞれ現すという形になったのである。
更に現場での人手と手間を削るため、当初は合成しないつもりだったビームなどを合成することに。どういう方法で撮影するはずだったのかはヒミツ。他にもアイデアが沢山あったのだが削りに削っていく。あんまり詰め込みすぎても良くない。また機会があればいずれ使うつもり。
撮影ももともとはHDVでハイビジョン撮影をするつもり(これも色々裏に理由があった)だったが、撮影の手法や人手などもろもろを勘案した結果、堅実で安定性の高いDVで撮影することに。カメラは使い慣れたDVXではなくHDVのXH-A1。コマ撮りなので30F撮影。24Fでは美味しいところを逃しかねないので。

こうして撮影することになったのだが当日はなんと雪。或る程度までは撮りきったが途中から雨→雪となり撮影中断。後日の追加撮影でなんとか必要な分の撮影を完了した。本当は最後の最後まで撮る予定だったが、あまりの寒さで疲労していたのと、濱ちゃんが撮った映像がとても良かったのでここで終わりにしようと方針転換。撮影そのものは非常にハードで、最初の撮影後は寒さと長時間ポージングの結果両足がつって動けない状態になり、二度目の撮影後は風邪で二日寝込んだ。濱ちゃんお疲れさまでした。しかし撮影そのものは非常に楽しかった。なんせやりたかったことが出来ているわけだから、頭の中はドーパミンが溢れかえっているのだ。素材もところどころニヤついているのがあったりして、これはまずいとは思ったが楽しかったのでまあ良しとすべきか。あと多少画のつながりがおかしいところもあるが、まあバンクシステムということで勘弁。

編集。これはもう簡単。30F撮影した映像から必要なカットを細切れにして集めていくだけ。8mmではフィルムの消費を抑えるために細切れで撮影する必要があったが、DVなら流しっぱで撮影しておけばいいのでそこは非常に楽である。音声は、劇場版からありがたく拝借。実写映像にアニメの音声を組み合わせる。そう、これはある意味マッドビデオの手法である。そしてビームや爆発などのエフェクトを付け加えて文字入れをして作成完了。実はアフターエフェクトのプラグインなどでコマ撮りのカクカクした動きを滑らかに出来るのだが、綺麗に出来るところと出来ないところがあるのとコマ撮りらしさを残すためわざとそのまんまにした。
撮った後が非常に楽なのがヒャクレンジャーシリーズとは違うが、撮る段での非常識なまでの努力は同じ。個人的にはヒャクレンジャーシリーズよりも満足した出来映えである。今回使わなかったアイデアはいずれまたやるので今は秘匿。そしてこの作品も内容が内容だけに今後DVDなどに収録されることはない。イベントで見るのが唯一無二の手段。ニコニコやようつべになんでもあると思っているゆとり系にはちょうど良い敷居だろう。


使用機材データ:
カメラ:XH-A1(DVモード・30F撮影)+VT523(三脚)
PC:INSPIRON9400
ソフト:Canopus EDIUS Pro 4.5+Adobe After Effects 6.5pro+Premiere pro 1.5


キャストデータ:
ジオング/シャア:濱田轟天
ガンダム/アムロ:ミナミユー


スタッフデータ:
カメラ:インボーマン/酒徳ごうわく/濱田轟天


上映実績データ:
2008年3月:芸社15にて上映


百人戦隊ヒャクレンジャー3D
(2007年2月、DV、2分)
ついにあのヒャクレンジャーサーガも完結!一敗地にまみれたヒャクレンジャーが新たな必殺技でパワーアップだ。とびだせ、ヒャクレンジャー!

ヒャクレンジャーシリーズ最終作は3Dをやることになった。これは2を作った段階(次回予告)で既に決定していた。ジョーズのパロディでもある。最初は赤100人と青100人が出てきて「飛びださねえよ!」というオチにしようと思っていたが、なんとなんと、そういうパターンは既になにわ天閣師匠がやっていたということを知り愕然。他にも酒徳ごうわく監督の「クビレンジャー」で3Dをやったりしていたので、いよいよもって本当に飛び出す3Dを作らなければならなくなった。

映像の3D化には多くのクリアすべき課題があった。とりあえずカメラ屋を回ってステレオプレートを見つけてきた。これは一台の三脚に二台のカメラを付けられるものである。家でDVX100とDVX100Aをプレートに載せて撮影テストを行う。100と100Aは厳密には違うカメラである。一番の違いはレンズのマウント位置。微妙に上下にずれていたので、ノーマルの4:3で撮って上下を切りレターボックスにすることで対処。ホワイトバランスも微妙に違うが、とりあえず違和感の少ないものに調整。解像感はどちらもあまり変わらないが、100に合わせてやや控えめに。撮影のタイミングも同期させる必要があるが、メカニカルな部分でのずれは必ず発生するので今回は撮影モードに24Pではなく30Pを選択。合成の手間が増えるが動きのズレは少なくなる。インターレースは合成の関係上NG。
また、3Dにする方法も色々あるのだが、オーソドックスな赤青メガネを使う形にした。二枚の画で焦点を合わせるタイプは映像がかなり小さくなるなどの問題があるのでNG。インターレースを利用するタイプも偏光メガネを使うタイプも気軽に見られないのでNG。
こうしてとりあえず諸々の問題を解決、なんとかメドもついたので撮影に入る。2の失敗を繰り返すまいと夏に撮影。

しかししかし、またも撮影中も撮影後も様々な問題が。当日は風が強かったので音声は使い物にならず再度アフレコと相成るが、その辺りは序の口。
まず、二台のカメラのホワイトバランスが違う。屋内ではあまり目立たなかったが屋外では機種の違いが目立つ。一箇所を合わせても他の色がずれるのでどうしようもなく、最終的には赤青で撮る前提だったのでそれに合わせてカメラを割り振った。
そしてプレート上のカメラ位置もPCでの鑑賞用に設定したずらし方をしたので、手前が大きくずれ過ぎ。目の焦点の補正範囲を超えてしまうのだ。パソコンで観ると(比較的画面サイズが小さいので)浮き上がりがわかりやすいが、スクリーンに映すとズレすぎて全く3Dに見えない可能性が高い。合成の際に若干の補正はしたがやはりかなりズレが大きい。

技術的にスクリーン用とDVD用を同時に作るのはかなり難しい。家庭用テレビは大きさがバラバラで、しかも色の調整もメチャクチャなことが多いのでゴーストが出やすく3Dを作るのは難しい。スクリーンに映写する場合も会場の前と後ろで全く見えやすさが違うので、撮る段階でその点を計算するのが前提である。これら全てにうまくいく形は無いといっていい。しょうがないので試行錯誤の挙句、カラー版と赤青版の2バージョンをつくることに。カラー版は色はある程度わかるのだが、TVや大画面では飛び出しにくい、PC向きのタイプである。一方赤青版は色は当然わからないのだが、ゴーストが少なく飛び出して見えやすい。芸社本祭では予め2バージョンを上映し、飛び出しやすい赤青バージョンでの上映を決めた。ちなみに上の写真はカラー版。
また、DV規格は横方向の色情報が少ないので、赤青映像には不向きである。これはある程度予測していたので非圧縮で合成作業を行い、全ての編集が完了してから直接MPEG2(3Dに関してはDVより劣化が少ない)に変換する形をとった。芸社の本祭では通常DVテープで納品するのだが、今回は特別にDVDから直接ダビングという異例の作業となった。
こういった事を殆ど手探りでやっていったので大変だった。3D映像の専門サイトを見つけた頃にはもう作業が終盤だったのでやり直すことはなくそのまま。あと、編集していて気づいたが、3D映像というのは背景があって、人物などがそこからの差で浮き上がることで立体感を感じるのだが、100人が入り乱れるシーンでは肝心の背景があまり見えない。ので逆に立体感が弱いというミスも。

そして上映会を行う際にはメガネが必要。ということでひたすら作る。多くの人のご協力により上映会に間に合うよう完成。助かった。ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。


使用機材データ:
カメラ:DVX100×DVX100A(ステレオ撮影)+DV2(三脚)・30P撮影
PC:INSPIRON9400
ソフト:Adobe After Effects 6.5Pro、Photoshop CS2
    Pinnacle Systems Primatte Keyer+Composite Wizard
    Re:Vision plug-ins Smoothkit
    Canopus EdiusPro4、超編Ultra Edit

キャストデータ:
ヒャクレンジャー:ミナミユー
百つ子怪人:濱田轟天
女幹部:星野かよ
勧誘された女性:椿かおり
勧誘される女性:九条あやと

スタッフデータ:
脚本・監督・編集・コンポジット:ミナミユー
撮影:ミナミユー・濱田轟天
3Dメガネデザイン(芸社14用):濱田轟天

上映実績データ:
2007年2月:芸社14にて上映(赤青バージョン)
2007年7月:芸社in札幌4にて上映(赤青バージョン)

幻のCM・もうひとつのヒャクレンジャー
(2006年4月、DV、15秒・30秒)
これは今は亡き某英会話学校のCM用Vコンテ(ビデオコンテ・仮の役者や仮の背景を使って撮ったコンテ)として作られたものである。しかしVコンテと聞いていたのに実際にはそのまま電波に乗せるつもりだったようで、これの前に作ったCM案は目の前で会社の幹部が見るというドキドキもの。しかも思いっきり眉をひそめられる。

とは言ってもいきなりCMクオリティを要求されても時間的にも予算的にもどうしようもないのでいつもの感じで作った。ヒャクレンジャーのほかにも、室内での撮影ということもありコレンジャーなどの要素もたっぷりと入っている。CMとしてはともかく、ヒャクレンジャー的な要素を30秒に収めた作品として我ながら秀逸であると思う。

しかし残念ながらCMとして採用されることはなくお蔵入り。制作会社に買取られる形となったので、こちらで公開したりDVDにしたり出来ない状態である。まさに幻、であるが最近これを収録したDVDが出されている事を知る。買取だからしょうがないと言えばしょうがないが、せめてメールででも連絡して欲しいものである。やっぱり「100人100色」の学校の方に持っていきゃよかったかな(笑)。


百人戦隊ヒャクレンジャー2
(2006年2月、DV、2分30秒)
あの出オチやり逃げムービーに続編が登場!今度は敵もパワーアップ!ついに現れるか、ヒャクレンジャーロボ!

言わずとしれた「ヒャクレンジャー」の続編。「ヒャクレンジャー」の反響が予想以上に大きかったために作ったものだが、今回はかなり困難な事態が多発した。前回の反省を生かして撮影したつもりだが、冬は日が短く地面の影があっという間に移動するため合成が前作よりやりにくくなった。さらに撮影当日は風も強かったのでかなり色々な面で苦労。暗めの所が多かったのでシネライクガンマをダイナミックレンジ優先にしたが暗部のノイズが増えてこれも合成の障害となる。最初は怪人も自分でやるつもりだったがやっていたらとても撮影できなかった。濱ちゃんのヘルプに感謝である。

さらに編集でも困難が多発。技術的には1と変わらないが合成シーンが倍以上に増えたため、当初は年末のシネ秘に出すつもりが間に合わず、2月の芸社本祭でも完全版ではなく暫定版。ロボのシーンが間に合わなかったのだ。3月に入ってようやく完成。かなりあちこちに微調整を加えた。暫定版から完成版でかなりシーケンスを足したが尺は各シーンの見直しなどでほぼ同じに抑える事に成功。

こうして完成したヒャクレンジャー2ではあるが、細かいところで1を見ていることが必要なので独立した作品とは少々言いがたい部分がある。また、当然ながら3部作狙いで完結していない状態なのでなかなか。やはり3までつくって3本で一つの作品、とした方がいいかな。



使用機材データ:
カメラ:DVX100A+アナモレンズ+ガンマイク+DV2(三脚)・24PA撮影
PC:FMV-NH90H/T
ソフト:Adobe Premiere Pro1.5、After Effects 6.5Pro、Photoshop CS2
    Pinnacle Systems Primatte Keyer+Composite Wizard
    Re:Vision plug-ins Smoothkit+Twixtor
    Canopus 超編Ultra Edit

キャストデータ:
ヒャクレンジャー:ミナミユー
百つ子怪人:濱田轟天
女幹部:星野かよ
勧誘される女性:椿かおり
通りすがりの女性:九条あやと

スタッフデータ:
脚本・監督・編集・コンポジット:ミナミユー
撮影:ミナミユー・濱田轟天

上映実績データ:
2006年2月:芸社13にて上映(1と併映)
2006年3月:フジテレビ系列「ニンゲンBOX プレミア!新種バカ図鑑」にて紹介(前半ダイジェスト)
2006年4月:シネマ秘宝館29にくまつりにて上映(1と併映・完全版)
2006年5月:デザインフェスタにて上映(1と併映・完全版)
2006年7月:芸社in札幌4にて上映(1と併映・完全版)
2007年12月:「バカ映画の夕べ 2007 映像温泉芸社 in 広島 〜非常に悪い出品者です〜」にて上映(2と併映)


白と黒
(2005年10月、DV、2分30秒〜2分20秒)
昭和90年、「蒲田の若き白龍」ことマツが単身池袋に乗り込む。
池袋は「ブクロの黒い虎」と恐れられるヒロの縄張りである。
遂に白と黒の戦いに終止符が打たれる・・・。

「あいかた」以来、久々に作った「非・戦隊もの」作品。これまでずーっと戦隊ものを作ってきた(「東京・・・ライヴ」関係は除外して)が、今回は普通の作品。といっても各部に無駄な手間暇をを加え、上質のやり逃げ作品に仕上がった。「あいかた」でかなりストーリーを作りこんだにも関わらずイマイチなフィードバックにがっかりしたのと、「キタカントー」が予想以上に受けたのでしばらくストーリー作品から遠ざかっていた。しかし戦隊ものばっかりというのは周囲もそうだし、自分も飽きがくる。戦隊ものは継続してライフワークとしてやっていくとしても、たまにはそうでない作品も撮ろうかな・・・と思っていたところにアウトマンラボのオンさんから「次回は作品が少なくなりそうだ」という話を聞いて、これだ!と思う。戦隊ものでないので芸社上映会ではかけにくい。アウトプッツならいいんじゃないかと思い、プッツ用に作品を作ることを決意。でも結局ストーリーではなく演出とネタ中心のやり逃げムービーとなる。

今回は彩度を落としたモノクロを意識して画作り。モノクロは何も考えないで撮ると画がごちゃつくので周囲には気をつかった。また映画風の横長レターボックスだが、これは撮るときはノーマルで、編集時にレターボックスに変えている。また、画面に出す文字も自分で書いた。フォントを使うとどうしても安っぽくなるので。しかも昔の光学合成っぽく、微妙に動くように気を遣っている。最後、全体的にフィルム風処理を加えた。これでかなり昔のフィルム作品ぽいつくりになった。

更に再編集し、一部不完全だった処理をやり直した完全版を作る。例によって前回よりも短縮される。


使用機材データ:
カメラ:DVX100A+ガンマイク+VT523(三脚)・24PA撮影
PC:FMV-NH90H/T、INSPIRON9400
ソフト:Adobe PremierePro1.5、After Effcts6.5Pro
    Re:Vision Effect Plug-in twixtor4.0
    Canopus 超編UltraEdit

スタッフデータ:

上映実績データ:
2005年10月:アウトプッツ#7にて上映
2006年5月:アウトプッツ外伝にて上映(完全版)
2006年7月:芸社in札幌4にて上映(完全版)

百人戦隊ヒャクレンジャー
(2005年6月、DV、1分〜1分30秒)
女性を狙いナンパする悪の怪人軍団。そこに立ち上がる百人の戦士!戦いは数だよ兄貴!「映像技術の無駄遣い」との呼び声も高い出オチやり逃げムービー!

これは映像をやっている人間なら誰でも一度は考え付くネタである。しかし決して本当にやろうという「バカ」は今までいなかった。なぜなら合成に高い技術が要求されるし、撮影の手間もハンパじゃない。だがパイオニアとは苦難を乗り越えて初めて得られる称号である。そこで「バカの壁」を越えてみた(逆方向に)。本来はドスレンジャーの合成撮影テストを兼ねて撮る予定だったのだが、ドスの方を先に撮ってしまったのでドスの編集で覚えたノウハウが生かされている。

「これは誰でも考え付くよ」と言われるのは百も承知。「ヒャクレンジャー」とか戦隊が大勢という発想は昔からあるし、テキストとしてなら色々存在している。しかし映像というのは文章でネタ的に書くよりも直接的なインパクトになる。誰もが考え、イメージを持ちながら誰もそれを映像化していなかったのだ。これは貴重な鉱脈である。そして映像化する際の方法が二つ。一つは百人の役者と百着のスーツを用意して撮影するというもの。もう一つは少ない人数を何回も撮って合成するもの。前者は確かにインパクトがあるが、ある意味カネさえかければ誰でも撮れてしまう大味なもの。後者は手間と技術と時間がかかる。しかし映像のバカバカしさと技術の無駄遣いのギャップが面白味を倍増させる。ということで迷わず後者を選択。そして問題は撮る人数。最初は5人×20の百を考えていたが、一度バカ映画のお約束である「スタッフロールに延々と監督の名前が出る」というのをやってみたかったというのと、一人百役のインパクトが面白いと思い、一人で撮る事に決定。

しかし撮影は思ったよりしんどかった。最初は5人使って撮影する計算にしていたのを自分一人にしてしまったため、とあるシーンの撮影で完成時は10秒足らずのカットに1時間ほどかけることになった。一人SMのような撮影である。しかも考えたのが自分なので他の誰も怨みようがない。もう少し暑かったら倒れてたな。

そして編集も思ったより大変。合成のやり方は簡単で、やろうと思えばプレミアでも出来る。5人だけなら「真・地方戦隊キタカントー」でも同じ方法を使った。だが細かい処理などを考えるとやはりアフターエフェクトの独壇場。それでもレイヤーを100枚も重ねるとプレビュー処理が大変。フリーズ対策に途中でメモリを増設するなどした。が、発熱量が増えて今度は熱暴走との戦い。ノートにPen4HTを積み込むという、極めてバカなPCだが、DV編集が楽に出来る性能なのは捨てがたい。合成ではドスレンジャー用に購入したプラグインが活躍。「DVX24PA+スムースキット+異なるマットorプライマットキーヤー+ミラクルアルファクリーナー」はさすがに綺麗に抜ける。この辺りはドスで培ったテクニックを使った。しかし厳密にやる必要はないのでかなり粗い目にやっている。フレームを止めて細かいところを見るとアラがわかるが、こっちの狙いはそういう部分ではなく、勢いなので。24Pで撮影したのも映画的な雰囲気を求めてではなく、合成時に6フレーム分楽が出来るからである。まあ24Pに勝手に映画的なものを感じる人もいるだろうからそれはそれで。

また、撮影時は公園に子供がいっぱいいた。普通は絶対写らないように撮るのだがこれもバカ映画のお約束で撮りまくる。集合シーンを良く見ると子供がいるのがわかる。他のシーンでも入っている。それを除けば少しは合成が楽になるのだが、決してそんな勿体無いことはしない。美味しい映像のためなら血反吐も吐く。

これも他の作品と同じく数バージョン。最初は本祭で上映したバージョンで1分半。これはDVD「万国戦隊博覧会」にも収められている。次は芸社in札幌3で上映した豪華バージョン。これは尺が同じで各レンジャーの色をEDテロップ同様忠実に再現したもの。ところが周りがハデになりすぎてマタニティブルーなどが目立たなくなってしまったので、これはお蔵入り。最後は1分バージョン。1分半は少し間延びしていたので思い切って30秒削る。削りようのない所を早送りにしてまで1分に収めきった。テンポが良くなり、ダレ場も減る。これからの上映は1分バージョンをメインにする予定である。


使用機材データ:
カメラ:DVX100A+ガンマイク+DV2(三脚)・24PA撮影
PC:FMV-NH90H/T
ソフト:Adobe Premiere Pro1.5、After Effects 6.5Pro
    Pinnacle Systems Primatte Keyer+Composite Wizard
    Re:Vision plug-ins Smoothkit+Twixtor
    Canopus 超編Ultra Edit

キャストデータ:
ナンパされる女性:星野かよ
その他:ミナミユー

スタッフデータ:
脚本・監督・編集・コンポジット:ミナミユー
撮影:中野の隠居
助監督:死神酋長
制作:さとうさん

上映実績データ:
2005年6月:「映像温泉芸社その12〜芸社より愛をこめて」にて上映(ノーマルバージョン)
2005年8月:シネマ秘宝館27にて上映
2005年8月:コミケにてDVD「万国戦隊博覧会」販売開始
2005年9月:「芸社in札幌3」にて上映(豪華バージョン)
2005年11月:デザインフェスタにて上映
2005年11月:「Dreaming Dreaming」にて上映(1分バージョン)
2005年12月:シネマ秘宝館28にて上映
2006年1月:フジTV系列「100人目のバカ」にて紹介(ダイジェスト)
2006年2月:芸社13にて上映(1分バージョン・2と併映)
2006年4月:シネマ秘宝館29にくまつりにて上映(1分バージョン・2と併映)
2006年5月:デザインフェスタにて上映(1分バージョン・2と併映)
2006年7月:芸社in札幌4にて上映(1分バージョン・2と併映)
2006年7月:デジタル・スタジアム@HIROSHIMAにて上映
2007年2月:雑誌「週刊大衆EX」にて紹介
2007年5月:雑誌「ビデオサロン」にて紹介
2007年6月:YouTubeにてweb一般公開
2007年11月:第1回国際ニコニコ映画祭ノミネート(1分+お笑いつぶしロゴ)
2007年12月:TBS「ウギブギ」にて紹介される
2007年12月:「バカ映画の夕べ 2007 映像温泉芸社 in 広島〜非常に悪い出品者です〜」にて上映(2と併映)

スーパーテレビ特別版・もう追いかけないで!
(2004年12月、DV)
「東京…ライヴ」用のビデオコント。女性に付きまとうストーカーと探偵の息の抜けるやり取りを描く。

ひとり戦隊/心中戦隊ウメシンジュー
(2004年10月、DV、4分)
ほかの4人を正座させて説教するピンク。「何で座らされているかわかる?」恐怖で一言も答えない男4人。彼らにピンクは一枚のチラシを見せる…。

もともとは「ひとりしばいナイト27」にてアキがひとりしばいをした「ひとり戦隊」。それを撮影して、ビデオ作品として再構成したもの。「心中戦隊ウメシンジュー」は、たまたま伊刀嘉紘監督から「梅心中」のパロディーの話を持ちかけられたのでタイトルを心中戦隊に変えたもの。1日で完成させたシロモノであるが、ちゃんとクオリティは保っている。

カワウソ先生奮闘記〜もうひきこもらないで〜
(2004年8月、DV)
これも「東京…ライヴ」用に作られたビデオコント。バラエティ番組を模して、引きこもりの子供を助けるカワウソ先生の活躍を描く。演出手法は「超猿人モンゲ」とあまり変わらない。

真・地方戦隊キタカントー
(2004年8月、DV、307話10〜12分、308話10分、450話10分
)
東京と違って、地方を守る彼らのもとにはなかなか怪人が来ない。そんな地方戦隊のところに、ついにはじめての怪人が訪れる・・・。つい浮かれて醜態をさらす隊員たち。それを説教するリーダー。そして隊員達の不満が爆発する・・・。「怪人が出ない」「特撮シーンゼロ」「戦隊ものへの愛情もゼロ」と全国の特撮ファンの度肝を抜いた怪作、「地方戦隊キタカントー」の続編。キャストを一新してお笑いライブ「東京・・・ライヴ」のメンバーが熱演。テーマ曲もコミックバンド「音座」のサリーによる真アレンジでさらにバカ度アップ。そして相も変らぬ内ゲバ。戦隊ドキュメンタリーの究極、遂に登場!

キタカントーの原案は「会議戦隊」という話。5色の隊員がこたつ囲んでくだらない議論を繰り返す、という全く怪人不在の話。前作のキタカントーは現場のアイデアを取り入れたので予想より面白くなった部分もあるが、テーマ的に散漫になった部分もある。特に全員が画面に映っているのがポーズのところぐらいで、本編で5人揃うことがなかったのは画的にもチト寂しい。また、テロップをのっける事を考えてないアングルだったので、どうにも全体的なバランスの悪いところがあった。タイトルの「キタカントー」はその場で出たアイデアで、5人が北関東各県出身というのは後付けの設定。それを生かした話になってなかった。そこで今回は前回出来なかった事をやってしまおうということで気合を入れてみた。まず和室での撮影。この広がりのない、小さな感じがいい。また撮影も最初はカット割を考えていたが、キャストである芸人さん達のテンポを崩したくなかったので長回しをジャンプカット。感じとしては「おっぱい会議」に近い感じで、期せずして以前の「フィックス・長回し」の撮影スタイルに戻った。その上でちゃんとテロップのスペースも確保。

初公開の時、「演技がうまい」「あれは脚本があるの?」という話を多く聞いた。脚本はあるが、大体の流れだけ決めておいて後はアドリブにまかせるやり方。俺は通称「ダウンタウン方式」と呼んでいる。ダウンタウンのコントが基本的にそういう作りだからだ。とはいっても、芸人の時分その話を松本人志狂信者にすると「ウソだ、勝手な妄想をするな」と逆ギレされたけど。でも作る側の人にはわかってもらえる。ガチガチにセリフを決めると芸人さんの持ち味が消えてしまうし、何よりライブ感も無くなってしまうから。キャストに芸人さんを使い始めたのは「あいかた」からだが、考えとしては以前からあった。なんせ大抵の役者よりも演技がうまい。芸人というのは「人に見られること」を常に意識しているから。もちろん役者にとっても大事なはずなのだが、「人に見られること」を忘れて理論的なこととか技術的な事に走っている人が多い。一方芸人さんは映画やドラマのようなカット割には慣れていない事が多い。ぶつ切りにするとテンションが変わってしまったりする。俺の場合は演出意図によって決めている。今回は何よりもライブ感、アドリブ感が欲しいから芸人さん。しかし、本編ではマスクかぶってて全く顔が出ない。それはあんまりなのでオープニングに素顔を大写し。

今回はコレンジャーと同じくDVXによるワイドスクリーン24P撮影を試みる。TVの戦隊シリーズはフィルム撮りが基本らしいのでフィルムっぽい雰囲気が出せるとらしくなる。編集ソフトも大分出揃ってきたのでコレンジャーの時ほど苦労はなくなった。とはいえいろいろややこしいことに変わりない。まだ世間的にワイドモードの認知がイマイチというのもある。コレンジャーはスクイーズ(左右圧縮)バージョンとレターボックス(天地圧縮)バージョンと2つ作ったが、いまひとつスクイーズの意味が薄かったので今回はレターボックスのみとした。ほかにもややこしいことがいろいろ。それを2〜3週間で仕上げるというんだからまた大変。よくやったと自分を褒めたい。まあテロップの作業はDVストームのおかげでかなりやりやすいけど。それから「キタカントー」的演出として定着したテロップの嵐だが、相変わらずコンペ・映画祭では「画面が汚れる」「感情移入できない」と審査員の評判が悪い。一方観客には「面白い」「見やすい・わかりやすい」と好評。この差は一体なんだろう?海外進出の際の事を引き合いに出した否定的な見解もあったりするが、「キタカントー」で海外なんか狙ってねえっつうの。この笑いは外人にゃあわからんでしょう。向こうに持ってくならそれなりに考えるって。

まあそれはともかくビデオ版にはもう一話おまけがつくという徹底ぶり。これは長回しの余慶で、もう一個お話を作れることと相成った。それもビデオ販売に合わせて正味一週間で作るというスピード。いやー、大変大変。でも話を量産するにはこれくらいしないと。そのおまけの話はなんと「キタカントーロボ」の話。作品中には一切ロボは出てこないが、そこがミソ。当初はおまけとして考えていたが、数々の上映をこなす中で「(307話と比べて)こっちの方が面白い」「こっちの方が好き」という人も結構多い。

今回もいくつかのバージョンが。東京ファンタでは600秒きっかりという条件にしたがって600秒バージョンをつくる。これは本来オープニングやエンディングを削って話を残すというやり方が普通なのを「中身を削る」という大胆な手法で600秒にしたもの。「(オープニングやエンディングが)長い」という感想もあるが、自分でもそう思う。ただ音楽を削るのはとても難しいのと、オープニングは役者の顔を削りたくないしエンディングはせっかくの曲を聴いて欲しいし、ということで殆ど手をつけなかった。もともとファンタ狙いで作った作品ではあるが、おいしいところを削り過ぎるのももったいないし。ということで標準バージョンは12分。その後、DVDを製作するにあたり、オープニングを短縮&手直し(スロー部分を滑らかにする)し、本編もテロップなどを合わせて見直して短縮したバージョンを製作。実は最初のバージョンでは終盤にはテロップが入っていない。これは「テロップなんかいらない」という連中に、「ほら、あれだけテロップ入ると最後テロップ無いと何か寂しいでしょう?」とわからせる為に作ってあったのだが、こういう連中にわからせるのは無駄だし、何より一般の観客を優先するため全編テロップにしたのだ。更におまけでもう一話。ツギハギだらけではあるが、きっちり話としてまとまっている。でもインパクトは他の二話より弱いのであくまでオマケ扱い。


使用機材データ:
カメラ:DVX100A+ガンマイク+アナモレンズ+DV2(三脚):24PA撮影
     DSC-F707(スチール撮影)
PC:FMV-NH90H/T、PCV-RX75
ソフト:Adobe Premiere Pro 1.5、After Effects6.5Pro、Photoshop7.0、Canopus Stormedit
    Re:Vision plug-in Twixtor4.1pro

キャストデータ:
レッド(グンバ):西本圭一郎(スリーパー)
ブルー(サイダ):揚妻俊彦(スリーパー)
イエロー(チバ):中島靖吾(しゃばぞう)
ピンク(オトメ):なかのよいこ
グリーン(バラキ):藤澤一弘(しゃばぞう)
怪人:ミナミユー

スタッフデータ:
監督・脚本・編集・コンポジット:ミナミユー
キタカントーのテーマ作詞・作曲:バ(楠澤康弘・高橋宏季)
キタカントーのテーマ編曲・唄:サリー(音座)

上映実績データ:
2004年8月:「映像温泉芸社上映会その11・孤立自主映画学園卒業式」にて上映
2004年8月:ビデオ販売開始。
2004年8月:「芸社in札幌2」にて上映
2004年9月:東京国際ファンタスティック映画祭・600秒デジタルショートアワード1次選考通過
2004年9月:芸社inシネマボカンvol.9「死ぬのは嫌だ、怖い。テロ反対!」にて上映
2004年9月:東京国際ファンタスティック映画祭600秒デジタルショートアワード予選会にて上映。(600秒バージョン)
2004年9月:東京ネットムービーフェスティバル2004に入選
2004年10月:東京ネットムービーフェスティバル2004にて公開
2004年10月:GATACON29にて上映(ビデオ)
2004年10月:東京国際ファンタスティック映画祭600秒デジタルショートアワード「笑い」部門本選出場。(600秒バージョン)
2004年10月:新宿ミラノ座・東京国際ファンタスティック映画祭600秒「笑い」部門にて上映。(600秒バージョン)
2004年10月:「EDiT TV」にて紹介
2004年10月:「芸社in京都」にて上映

2004年10月:六本木ヒルズスカイスタジオ・東京ネットムービーフェスティバル2004授賞式にて上映
2004年11月:デザインフェスタ・シネマ秘宝館ブースにて上映
2004年11月:カレー秘宝館にて上映(307話、450話)
2004年12月:シネマ秘宝館25にて上映(307話、450話)
2005年1月:「EDiT TV」にて放送(307話・ノーカット版)
2005年5月:デザインフェスタ・シネマ秘宝館ブースにて上映
2005年5月:「シネマ秘宝館VS韓国まんがまつり」にて上映(307話)
2005年7月:BIGLOBEにて配信(やる前に連絡しろゴルァ!!)
2005年8月:コミケにてDVD「万国戦隊博覧会」販売開始
2005年9月:「鉤屋歌祭」にて上映(450話)
2005年11月:デザインフェスタにて上映(307話、450話)
2005年11月:「Dreaming Dreaming」にて上映(307話)
2005年12月:シネマ秘宝館28にて上映(307話・ロングバージョン)
2005年12月:「バカ映画のゆうべ」にて上映(307話)
2006年2月:「ローカルヒーロー大図鑑」にて掲載。
2006年5月:デザインフェスタにて上映(307話)
2006年5月:東京ファンタ600秒ブログにて紹介
2007年7月:YouTubeにてweb上公開開始

東京・・・探検隊〜アマゾンの奥地に超猿人モンゲを見た!!〜
(2004年4月、DV、15分)
これは俺が映像演出を手伝っている「東京・・・(てんてんてん)ライヴ」のメンバーで撮った映像企画である。俺はカメラと編集担当なので演出部分は・・・メンバーにおまかせ。即興でいろいろやっているところを撮り、それを1本にまとめるというスタイル。

内容は探検隊扮する「・・・」メンバーがアマゾンにて超猿人モンゲを探す、という往年の川口浩探検隊のシチュエーション。それをライブの時にネタの間に小分けにして上映。話を細かく切るのは「あいかた」の手法で、テロップやキャプションをかぶせて笑いを取る手法は「キタカントー」。つくづく俺の演出手法はTV番組寄りだなあと再確認。

親子戦隊コレンジャー
(2003年10月〜2004年3月、DV、5.5分)
一人暮らしの女性を突然訪問する怪人の勧誘。そこへ現れる親子戦隊。激しい死闘が展開、されるのか?はしゃぐ子供、放任の親、呆れる怪人、怒る住人。チープな特撮シーンをはさみながらも現代日本の病理を活写する、お子様大喜びのゆるゆるエンターテインメント。

もともとは「バカ戦隊バカレンジャー」を撮るつもりだったのだが、急な事で人がちっとも集まらない。ということで、かよさんのお子さん達を巻き込んでシナリオ変更。撮影当日も、本来は外で撮るだったのだが前日の雨で公園は水浸しとなり、やむなく室内で。ところがその日は異常に暑く、子供たちがダレるダレる。なだめすかし、かよさん「怒りのカウントダウン」の駆使で、やっとの事で撮影完了。色々なアクシデントが、結果的にこの作品の面白さを倍増させる事となった。

この撮影の少し前にアナモレンズを購入したのでDVXによる24Pワイドスクリーン撮影を試みたのだが、編集ソフトが追いついてないので撮影後の編集は苦労した。撮影内容も後でチェックすると見切れたり繋がりがおかしかったりしたのだが、それも笑いへ昇華させようとそのまんま使う。また合成シーンも簡単なのだが意外と大変。レンダリングに時間がかかる。DVstormに慣れきってしまったもんで。細かい技術的な面でも苦労して、完成まで3ヶ月。24Pワイドスクリーンはまさに映画なのだが、全くそれを感じさせない見事な作りである。「DVXで作品撮れば立派な映画になる」と盲信するクリエイター達の度肝を抜くホームビデオに仕上がった。

戦隊ものや特撮ものに全く愛情の無い俺がなんでまた特撮をやったか、と言うと理由は二つ。まず「キタカントー」の意外なまでの人気に味をしめた事。安上がりで受けがいい、というコストパフォーマンスの高さを利用しない手は無い。そしてもう一つ。それは話を作りやすいから。戦隊ものというのはある程度のセオリーがあるので、それをちょっと崩すだけで簡単に笑いが取れる作品となる。まあズルイやり方である。子供を使うのも卑怯なのだが、こっちとしては受ければ何でもアリなわけで。一方演出手法としては「キタカントー」「あいかた」でやってきたテロップを今回はやらなかったのだが、作品の意図が最初からドキュメンタリータッチではなかったので。毎回毎回同じパターンでは客も飽きるし自分も飽きる。


使用機材データ:
カメラ:DVX100+ガンマイク+アナモレンズ+DV2(三脚)、DSC-F707(スチル撮影):24PA撮影
PC:PCV-RX75
ソフト:Adobe Premiere 6.0、Aftereffects6.5Pro、Photoshop7.0、DigiOnSoud2.0、Caopus Stormedit
    DVFilmmaker、Boris FX6.1

キャストデータ:
チチレンジャー:赤穂真文
ハハレンジャー:星野かよ
コレンジャー:荒木匡
ムスメレンジャー:荒木若菜
住人:秋山夕日
怪人:ミナミユー

スタッフデータ:
脚本・監督・編集・コンポジット:ミナミユー
えいがのうた:あらきたすく

上映・受賞実績データ:
2003年12月:「映像温泉芸社その10芸社全滅」にて上映
2004年1月:「チンシャブスキー追悼上映会」にて上映
2004年4月:「シネマ秘宝館23きるびるまつり」にて上映
2004年6月:第7回インディーズムービーフェスティバルルーザースラウンド選出
2005年2・3月:TV999にて放送

主題歌つっこみシリーズ
(2003年5月、DV)
映像芸人として新しい方向を模索したシリーズ作品。テレビで流れたアニメや特撮ものの主題歌に対してひたすらツッコミを繰り返す、一般上映不可の作品群である。笑いの方向性はごくごくノーマルで、一般受けもするが、使用している映像が映像だけに。ってなわけで。ビデオ販売出来ません。内々の上映会でどうぞ。

(1)科学忍者隊ガッチャマン
(2)機動戦士ガンダム
(3)ひみつ戦隊ゴレンジャー


使用機材データ:
PC:PCV-RX75
ソフト:Canopus Stormedit+Digi On Sound2

地方戦隊キタカントー
(2001年6月映像ワークショップ〜2003年4月、DV、8.5分)
「敵怪人が全く現れない戦隊モノ」という、戦隊モノの新機軸を開拓した作品。仲が良すぎるイエローとグリーン、細かい事にこだわるブルーらに神経をすり減らすレッド。そこへ更にピンクが追い撃ちをかける…。

映像ワークショップの作品は、現場でアイデアを出し合って即興的に作品を撮るのだが、この作品は俺が予め原案(と衣装)を用意していた。そこへ現場でのアイデアを取り入れて形にした。実際にカメラを持ったのは道宣(オープニングはモンちゃん)なので、正確には俺は監督ではない。原案と撮影後の素材を編集(換骨奪胎)したのみである。とはいってもかなり原案とは違うので編集は苦労した。その上苦労して完成させた作品(初期バージョン)を某自主制作団体で見せたところ、最後の暴れるシーンですらクスリともしないで真面目な顔で見ていた。落胆と自信喪失。そこからしばらく陽の目を見ることは無かったが、シネマ秘宝館にたまたま応募したところこれが大ヒット。斉藤館長はじめ、多くの観客・制作者からエールを送られる。この作品のおかげで映像温泉芸社の方々と出会うきっかけが出来た。ポパイにとってのホウレン草だな、こりゃ。シネ秘の件が無かったらネットで流そうか、と考えていたんだが流さなくて正解。

この作品には都合5バージョンあるが、基本的には初期バージョンと大きく変わらない。秘宝館で上映する際に、初期バージョンにテロップを載せ、8mmフィルム風処理を施した秘宝館バージョンをつくる。もともと「電波」的な覗き見感覚の作品だが、益々その色を濃くする。更に「換骨奪胎」で上映する際に「ピンク歌うバージョン」を作成(但し「換骨奪胎」では上映されず)。これは初期バージョンでは使わなかった素材を再利用。初期バージョンは某人材派遣会社のCMをパロった部分があったのだが、著作権取得を睨んでその部分をピンクの歌に替えた。そして「あいかた試写会」では終わりの所を付け足した「ほぼ最終版」を作成。2003年に入って著作権をクリアにするため、レコード会社に某戦隊モノテーマソングの使用許可を願いに行ったがご丁寧に拒否された。しょうがないんでオープニングをフリー素材から、エンディングはやすに作ってもらった。同時にオープニングの内容や劇中のテロップも見直した。これが最終版。ビデオには4分の「キタカントーのトリビア」がおまけにつく。2003年8月の芸社上映会では特別版・ゴレンジャーつっこみバージョンを上映。


使用機材データ:
カメラ:SONY TRV8k+ECM-HS1+VCL-0630S(初期バージョン)、VX2000(ほぼ完成版以降)
PC:PCG-XR9Z/K(初期バージョン)、PCV-RX75+DVStorm(テロップ入りバージョン)
ソフト:Adobe Premiere5.1(初期バージョン)、Canopus StormEdit+DigiOnSound2(テロップ入りバージョン)
    Adobe Aftereffects5.5pro+Photoshop7.0+Ulead Cool 3D(暫定最終版以降)

キャストデータ:
レッド(グンバ):ミナミユー
ブルー(サイダ):都丸道宣
イエロー(チバ):山本将司
ピンク(オトメ):高江夏美
グリーン(バラキ)三島浩

スタッフデータ:
原案・編集:ミナミユー
撮影:森田裕美・都丸道宣
音楽:バ(楠澤康弘・高橋宏季)

上映実績データ:
2002年8月:シネマ秘宝館にて上映(シネ秘バージョン)
2002年10月:換骨奪胎にて上映(シネ秘・改バージョン)
2002年11月:「あいかた」試写会にて上映(ピンク歌う・ほぼ最終バージョン)
2003年4月:ひろしま映像展・フィルムトライアスロンにて上映(ピンク歌う・ほぼ最終バージョン)
2003年4月:「芸社inシネマボカンvol.1にて上映(暫定最終版)
2003年8月:「芸社リローデッド・芸社はどこだった?」にて上映(特別編・ゴレンジャーつっこみバージョン)
2003年8月:ビデオ販売開始
2003年9月:「芸社in札幌」にて上映(シネ秘バージョン)
2004年8月:「モートラ物産音楽隊完成試写会」にて上映。
2004年10月:GATACON29にて上映(ビデオ)。
2005年6月:デジらくにて携帯・PSP用ムービーとして販売。(連絡しろゴルァ!!)

あいかた予告篇(普通バージョン&芸社バージョン)
(2003年4月、DV、1分半&35秒)
本編が出来上がったところで、予告篇を考える。前のラブキッズ予告篇は急ごしらえだったので、クオリティなどの面で不満があり、芸社の上映会でも上映して貰ったが他の作品に比べて見劣りする感があった。そこで新たに予告篇を制作。しかも予告篇も一つの作品(ネタ)として見れるようにした。本編のダイジェストだけじゃつまんない。

ホントはどこかの試写会や上映会の会場で撮りたかったのだが、いいチャンスがなく、結局渋谷でDVX100のテストも兼ねて撮影した。本編がVXでビデオ臭くて予告篇がしっとりと綺麗ってのも変だが。サイト上でもFlashバージョンを作ることを考慮して、プログレッシブ撮影してみた。内容は見てもらえばわかる、よくあるTVCMのパロディ。それと同時に、もう一つ別のアイデアがあったのだが、それも独立した予告篇として制作。但しこれは恐らく芸社でしか上映できないバージョン。何故か?見てもらえばわかるがこれも某TVCMのパロディ。でもそうそう上映する機会あるかね?個人的にはどちらのバージョンも結構笑えるけど。


使用機材データ:(普通バージョン)
カメラ:Panasonic DVX100+AG-MC100G(ガンマイク):30P撮影
PC:PCV-RX75
ソフト:Canopus Stormedit

キャストデータ:
通りがかりの人達:ダー機関・煌魚龍・星野佳世・荒木匡・荒木若菜・じゅんぺい@


上映実績データ:
2003年4月:「芸社inシネマボカンVol.1」にて普通・芸社両バージョン上映。
2003年4月:「お笑いつぶし」サイトにて普通バージョンのリアルメディア版・Flash版公開。

あいかた〜素人芸人伝説〜
(2002年11月〜2003年4月、DV、30〜43分)
7年コンビを組んでる「ラブキッズ」。ツッコミのアビコは相方のイジワに愛想をつかし、解散を考え始める。しかしイジワは気付いてないようで、相変わらず好き放題の日常。とうとう後輩のタカナシに先を越されてしまう始末。しかしそのタカナシからコンビ結成とテレビ出演の話を持ちかけられるアビコ。そして…。

初めての本格的な映画。構想から完成まで結局2年近くかかってる。もともとは某団体で撮るはずの企画だったがいろいろあって。細かい事は日記などに断片的に書いてあるのでそれを見てもらって。もともとキタカントーと同じく、「電波少年」的ドキュメントバラエティをイメージして構想した作品。そして、インターネットでの配信や舞台公演など幅広いメディアミックスも考慮して、原則1シーン1話の構成にした。そして各話ごとに起承転結をつける。対象とする視聴者層も幅広めにしてある。笑えるし感動も出来る、エンターテイメントを目指してつくった。役者は自分で演出が出来る個性の強い人達ばかり集めた。お陰で現場は楽だった。演出なんかつける必要もなく、みんなが自分の演出をやってくれるから。はっきりいってどの役者も必ずどこかで名を上げるだろう。いい先物買いをしたと思ってる。

俺の演出のメインは撮り終えてからの編集。1シーン1話の構成とテロップの多用は試写会でも賛否両論だったが、結局無くさないまま。無くすとただの普通の映画になるんで。俺がターゲットにしてるのは映画をあんまり見ない人。テレビに慣れてる人。そういう人を映画にひきずり込むためにワザとそうしている。人によっては「こんなの映画じゃない」と言われるかもしれないがその点も既に考慮済み。確信犯。あの演出に批判もある一方でエールも強い。1シーン1話でダレずに見れる。大きな笑いもあるし細かい所にもギャグがある。気楽に何回も見て楽しめると思う。

内容的にも、この手の芸人ものには異色の非・サクセスストーリー。売れていく芸人を描くのは無理。段々ホントに面白くならなければならないから。ネタも面白くなくちゃいけないから。それを逆手にとって面白くない芸人を描く。それが結果として面白くなる。マジックのようだが「哀しいものが面白く、面白いものが哀しい」法則の初歩。

今のところ5バージョン。試写会版(47分)と改定版(43分)と短縮版(40分版、なげせん映画祭バージョン30分)とビデオバージョン(31分)。改定版はエンディングテーマを短くしたのと各話のアタマのアイキャッチが多少長めだったので短くしたこと、若干のカット変更とテロップの見直し。普通は改定で長くしてしまうもんだが、俺はダレ性なんで。人が飽きる前に自分が飽きる。もともと脚本の段階で極力無用なカットは排除して、1カットに二重三重の意味を持たせるようにしてある。それを更に短く削った。結構テンポ良くなったと思う。短縮版はそこからアイキャッチと若干のシーンを削り、更に短くしたもの。テロップなどはそのまんま。コンペ用に40分以内に短縮する必要があったので1シーン1話の構成を削った。でも急ごしらえなのと1シーン1話の構成を削ったのが不満。そこでなげせん映画祭バージョンは全く違うやり方で更に30分に短縮した。アイキャッチを残して話数を減らし、大幅にシーンを削った上、一部の再構成したもの。おいしいところが減ったがテンポアップした部分もあり、これを元に31分のビデオバージョンを制作。芸人さんのネタのシーンなど、やむなく削ったおいしい所を一部復活。テンポのよさはそのままにした。その他ビデオバージョンでは本編で削った話をおまけにしたり、主題歌のフルバージョンを収録したりして計42分となっている。


使用機材データ:
カメラ:SONY VX2000+VCL-HG0758(ワイコン)+パラボラマイク+AT815b(ガンマイク)+VCT-1170RM(三脚)
    DSC-P5、DSC-F707(スチル撮影)
PC:PCV-RX75
ソフト:Adobe Premiere6.0、Aftereffects5.5、Photoshop7.0、Canopus StormEdit、DigiOnSound2

キャストデータ:
アビコ:じゅんぺい@
イジワ:ミナミユー
タカナシ:岩橋秀高
ホリ:煌魚龍
ミタライ:山本将司
クルミザワ:秋山夕日
アフロ兄弟・キレ:赤穂真文
アフロ兄弟・ウリワリ:佐々木聖
センゴク:柳沢夏子
審査員:きたねるみ
Qプロデューサー:渡部宣明
スマイルオッケーライブスタッフ:今野博之
居酒屋の女:白須陽子
芸人:かないかずあき・カルーア(木本七重・小島啓子)・ぽってかすー(小波津正光・比嘉崇)
    真っ赤な黄色(山本忠嗣・吉見博文・松村直樹)

スタッフデータ:
脚本・監督・編集:ミナミユー
撮影:今野博之
制作:白須陽子
音楽:バ(楠澤康弘・高橋宏季)

上映・受賞実績データ:
2002年11月:「あいかた」試写会にて上映(47分バージョン)。
2003年7月:「東京なげせん映画祭2003」にて上映(30分バージョン)。ドラマ部門賞及びグランプリ受賞。
2003年8月:「ロフトプラスワン自主映画祭」にて上映(43分バージョン)
2003年8月:ビデオ販売開始
2004年9月:「マツナシ特選映画街」にて紹介

ロト6(仮名)
(2002年、DV)
とりあえずエキストラ出演と編集に参加。音楽関係の打ち合わせがトロいからしわ寄せが編集にくる。徹夜続き。おまけにモノローグ入りのバージョンを4つ(!)も作るなど、こっちの手間も考えず気軽に言ってくれる。録音やら細かい音のバランス調整やら、地味で大変な作業を重ねる。おかげでこっちの技術は向上。まあ、こういうのはゼニ貰ってやらないと割に合わねえと痛感。内容には一切タッチしてないので他言無用。

「ラブキッズ(仮)」予告編
(2002年、DV、30秒)
当時は某団体で「ラブキッズ」(現「あいかた〜素人芸人伝説〜」)を制作するつもりだったので、そこの上映会に間に合うよう急遽作った作品。基本的にはスチル中心で、洋画の予告編を意識して、外人のダニエルに頼んで低い声でキャストを紹介してもらう。後から主人公コンビのポーズを撮り足した。そのポーズに「ぴよぴよ」って付けよう、などとカメラマンがほざくので、とりあえず撮ってあとで編集でそれを丸々カット。八割方完成した脚本も渡してあるのに何でそこにリズムをぶち壊す「ぴよぴよ」が来るか理解不能。本人は不愉快かも知れんが俺はもっと不快だ。結局俺はその団体飛び出るんで、予告編上映の機会が無くなってしまう。しょうがないんで「あいかた」試写会の時に一部修正して上映。その修正部分がコアな人々の爆笑を誘う。これで少しは溜飲を下げるってもんだ。


使用機材データ:
カメラ:SONY TRV8k+カラオケマイク、VX2000+VCL-HG0758(ワイコン)、DSC-P5(スチル撮影)
PC:PCV-RX75
ソフト:Adobe Premiere6.0、Canopus StormEdit(修正版のみ)


上映実績データ:
2002年3月:某団体上映会にて上映
2002年11月:「あいかた」試写会にて上映
2003年3月:「映像温泉芸社その9ゲイシャはどこだ!」にて上映

某自主制作団体プロモーション・その1
(2001年、DV)
某団体のプロモ。小雨の降る中渋谷の交差点でゲリラ撮影。これは今は九州にいる南ちゃんが作ったもので、俺は撮影と編集担当。さすが「世界のCMフェスティバル」を企画しただけあって、きれいな収まり方をしている。

某自主制作団体プロモーション・その2
(2001年、DV)
これもプロモ。マサシが作ったもの。俺は撮影・出演・編集などなど。マサシのシュールな世界を表現した一本。

お祭りワッショイ
(2001年6月映像ワークショップ、DV)
ある男が財布を盗まれる。男は泥棒を追いかける。すると泥棒の盗んだ財布を別の男が盗む。それを更に…。ストーリーは単純なんで、編集を凝ってみた作品。モノクロ・コマ落としで古いフィルム風に見せて、美空ひばりのとある曲に合わせる。と、編集で意外と面白い感じに仕上がった。この頃から、現場であんまりああだこうだ言わずに編集で帳尻合わせる今のスタイルが始まっているようだ。

ロード(1章〜3章)
(2001年6月映像ワークショップ、DV)
「道」をテーマに3人がそれぞれ作ったオムニバス形式の作品。編集はワークショップに持ち込んだノートPCで行った。後日エンディングに曲を足すが、普通「ロード」とくれば虎舞竜のところを、ワザとBeatlesの「The Long And Winding Road」にしてみた。第1章はマサシの監督で、ポイ捨てに対する怒りをシュールに表現。第2章は俺の監督で、「明日があるさ…」に続きマサシと二人でホモカップルのケンカを見せる。第3章はなっちゃん(キタカントーのピンク役)監督で、売れない芸人が田舎で女の子に出会う話。それぞれ個性があっていい感じではある。


使用機材データ:
カメラ:SONY TRV8k+ECM-HS1+VCL-0630S
PC:PCG-XR9Z/K
ソフト:Adobe Premiere5.1


上映実績データ:
2002年11月:「あいかた」試写会にて上映(1、2章のみ)
2004年8月:「モートラ物産音楽隊」完成試写会にて上映(1章のみ)

無題
(2001年6月映像ワークショップ、DV)
田舎に帰ってきた二人の女と、地元のほら吹き男とのハートフルな交流の話だと聞きました。自分が出演・編集したので一応書いてるが、内容にはタッチしてない。何が言いたいか、何が面白いかさっぱりわからん作品。自分の好みで曲入れたりエフェクトかけてみたり、色々遊んでみた。

無題
(2001年6月映像ワークショップ、DV)
道宣が監督したPV風作品、カラオケをイメージしたと聞きました。これも俺が撮影・編集したので一応のっける。しかしながら内容に関しては上のと同様、一切タッチしていない。道宣が一人ノリノリで暴走した作品で、断片的な面白さはあるものの、正直理解に苦しむ。

黒星(仮名)
(2001年、DV)
これは仕事(制作・編集技術その他)で参加した作品。FOMAの動画配信で、有料でドラマを配信する、というコンセプトで作られた。しかし制作トップがFOMA・携帯やDTV・PCに関して俺以下の知識しかない上、それならまかせてくれればいいものを変な(ハード・ソフト的に不可能な)注文つけたりするんでヤル気ゼロ。途中で病欠する人も出るし散々。個人的な参加だったら間違いなくケツまくってた。ま、この作品に関わったおかげでFOMA・DOCOMO体制の裏側を知れたし、損しなくて済んだ。そこはメリット。あと、会社とはいえピンキリなのね、ってのがよーくわかったのも。そいでじゅんぺい@と一緒に仕事できたってのも、いいかな。あ、内容は書いてないけど書かなくてもいいでしょ。

全日本乳房連合代表三者会
(2001年4月映像ワークショップ、DV、9分)
映像ワークショップに参加した時の作品。これ以降の作品は、純粋な意味で「ビデオコント」ではないが、便宜上並べておく。通称「おっぱい会議」。3人が付け乳の事で会議している様子をフィックス・1カットで撮った作品。基本的に会話の面白さだけで成立している。この辺りは人手の関係もあるが、「お笑いつぶし」の頃の演出ほったらかし癖もあるだろう。

奥ちゃん(中央)と二人でアイデアを出して、道宣(右)は後から来たので案だけ教えてぶっつけ撮り。その割には道宣がノリノリ。こういう時はやりたい人にやらせりゃいいので俺は押さえに回る。道宣の理屈っぽいキャラは「キタカントー」にも受け継がれる。


使用機材データ:
カメラ:SONY TRV8k+ECM-HS1+VCL-0630S
PC:PCG-XR9Z/K
ソフト:Adobe Premiere5.1

明日があるさ…アンジェリーナ・トトメス
(2001年4月映像ワークショップ、DV)
マサシと初めて共演した作品。オカマのアンジェリーナ(俺)と性同一性障害の男(マサシ)との出会い。習作で大した内容でないのであんま書くことないが。でもマサシの面白さはこの頃からハッキリ出ている。

ラブキッズ2001
(2001年4月映像ワークショップ、DV、5分)
「あいかた」の原案になった作品。7年やってきた漫才コンビが解散をかけTV局の漫才オーディションに出場する。控え室でネタの練習をするが…。

これは撮影時の趣旨とは違う終わり方になっている。最後、ただ帰っていくだけじゃつまんねえと思って、ひねってみた。これを基に「あいかた」を作る。とはいっても作品同士に直接の関わりはないので、組んでるコンビが俺(頭髪以外は「あいかた」のイジワに似ている)とヒデ(「あいかた」ではタカナシ役)だったりしている。パラレルワールド的な作品として見ていい。しかし「あいかた」原案を考えていた時は、俺は最初から案だけ拝借するつもりだったのに、周囲から「キャストやキャラが違うから違和感がある」などと言われたもんだが。今そんな発言誰も覚えてねえよな。メガネかけてる奴が初めてコンタクトにした時に言われるのと同じセリフ。ちなみにネタは大木こだま・ひびき師匠の有名なネタをもじったもの。


使用機材データ:
カメラ:Canon XL1
PC:PCG-XR9Z/K
ソフト:Adobe Premiere5.1


上映実績データ:
2002年11月:「あいかた」試写会にて上映

天使
(2001年4月映像ワークショップ、DV)
テレビ見れない男と天使の出会い。そこへ電気工事士も現れる。いわゆる習作というやつ。そんだけ。

乗れない
(2000年、DV、3分)
「笑って許して」の絵コント系を発展させた作品。とある有名な音楽にあわせてひたすら電車に乗れない男を見せる。セリフは無し。普通、こういう合成はフォトショップやアフターエフェクツを使うのだが、そんなソフトを持ってなかった当時は、何とウェブアートデザイナー(ホームページビルダーについている画像処理ソフト)を使って合成。今考えてもかなり力技である。おかげでかなり時間がかかってしまい、ギリギリトリウッドのショウケースに間に合わせた。ちなみに、そのショウケースでのみ上映された作品で、一般未公開。


使用機材データ:
カメラ:SONY TRV8k+ECM-HS1+VCL-0630S、サンヨーのデジカメ
PC:PCV-R71
ソフト:Adobe Premiere5.1+IBM ウェブアートデザイナー
その他:スキャナ(EPSON GT-7600U)


上映実績データ:
2001年10月:トリウッドショウケースにて上映

人生
(2000年、DV、8分)
インターネット未公開。通称「メガネ会」。ライブで公開した最後のビデオコント。メガネで心を矯正するという、メガネ会の勧誘とそれを聞く男。タイトルにも意味はあるが、やはりメガネ会のインパクトの方が強かったのか、通称で呼ばれる事が多い。時期的にも最後で、ライブ休止宣言後に撮ったと思うので、モチベーションの低下があるような感じもする。それをメガネ男の雰囲気でカバーしている。やすの部屋での撮影で、岡田に撮って貰った。ストーリー展開はオーソドックスでややスローテンポ。今見るとやっぱダレ気味。モチーフは悪くないのでいずれリメイクすっかな。


使用機材データ:
カメラ:SONY TRV8k+ECM-HS1(ガンズームマイク)+VCL-0630S(ワイドレンズ)
PC:PCV-R71
ソフト:Adobe Premiere5.1


(2000年、DV、6分50秒)
やすのつくったビデオコントその3。夢を語る高校時代の仲良し3人組とその未来(末路)。サイレントといいモノクロといい、某「990001」のアンチともいえる(制作時期が1年以上早いので当然狙ったわけではない)。もともとはビデオコントではなく、舞台で映像と音楽、演者の演技をコラボレートしたかなり実験的なもの。映像で高校時代の3人を見せ、舞台では今の彼らを演じた。ビデオコント版はその後舞台で演じた部分を新宿等で撮り足しして、再構成したものである。

作品としてはサイレントなので、かなりストレート。というかサイレントで複雑な表現は出来ないもんだから。これまでのキンクロ(というか矢野)出演作にしてはテンポがいい。これ見て今まで矢野の間が悪かったのは「セリフを思い出していたから」というのが判明。困ったもんである。それからこの作品もハッピーエンド系の終わりじゃないが、こういう終わりは好きだし、面白い。一般的じゃないのはもう重々承知しているが。ちなみにタイトル「海」は「人生というものは海のように、何が起こるかわからない」という意味。


機材データ:
カメラ:SONY TRV310K+AT9350およびTRV8K+ECM-HS1、サンヨーのデジカメ
PC:SONY PCV-R71
ソフト:Adobe Premiere5.1

恐怖
(2000年、D8、6分)
「聖者」からの流れを汲む作品。「気の弱い幽霊」という至ってわかりやすい内容で、そこそこの完成度はあると思っている。前半の恐怖シーンは、最初のバージョンは音楽無しだが、HPにアップしたバージョンでは「リング2」の音楽が入って恐怖感が増している。基本的にHPにアップする際には、テロップ入れと若干の修正を施すようにしている。初期の作品(ウサギ〜から金貸し屋あたりまで)はテロップ無しだったが、画も音もそんなに良くないので話がわかりづらい、という意見があったため、入れるようにした。結局そういうのが昂じて最初っからテロップ入れるようになった。その方がわかりやすいし、面白い、バラエティ的に見れるっていうのがある。

撮影の部分から言うと、暗い所での撮影なので画像がザラついている。とはいえ、照明なぞ使うほどでもなく、結局外灯だけで撮った。実際はもっと暗かったが、編集時に修正している。とはいえ、キャプチャーした画面は相当暗い。それから、撮影を矢野にしてもらったのだが、後でチェックすると矢野の影が俺にベッタリのっかってた。幽霊姿で公園を歩いていたのでおばちゃん達がビックリしてた。

ライブでこれを上映した日に雑誌の取材が来ていて、このコントを松本人志的だと評された。それは先入観の問題ちゃうんか?と思ったけどね。


使用機材データ:
カメラ:SONY TRV310K+AT9350
PC:PCV-R71
ソフト:Adobe Premiere5.1

笑って許して
(2000年、DV、6分30秒)
時期的には「聖者」と「恐怖」の間の作品。ぶっちゃけた話、この頃いろいろ不協和音があって、人をなるべく使いたくなかった。そこで絵コントなるものを捻り出し、後で簡単にアフレコして作ったもの。声以外は全部一人で作った。当時はスキャナがなかった為、スケッチブックに書いた原画をデジカメに撮って、それをPCに落とすという作業をしていた。上のキャプチャ画像にはスケッチブックの名残りがある。上映時にはスクリーンから切れて見えない、という寸法である。HPにアップしたバージョンはこれを拡大して周囲の余白を削っている。また、最初の医者のマンガは元々別の作品で、HPにアップする際に付け足したもの。こちらはスキャナ取り込みで作ったので本編のものとは画質が段違いである。個人的には「醜いヒツジ」が大好き。一部でも評判良かったが、ある意味偶然の産物なんで当時は不服。今は受けりゃ何でもいいや(笑)。


機材データ:
カメラ:SONY TRV310K+AT9350、サンヨーのデジカメ
PC:SONY PCV-R71
ソフト:Adobe Premiere5.1

聖者
(2000年、D8、13分)
自分の中で方向転換を図った一作。アドリブの要素を減らして、かなりテンポアップさせた。とはいえまだ演出的なものは少なく、「金貸し屋」の延長線上の撮り方である。しかしながら内容的にはかなり変化。白衣少女のかない君(当時)をメインに据えたのは、キンクロのダラダラ系から一新しようと考えた事が大きい。とはいえ、それでもテンポの悪さは解消しきれず、セリフの間も削ったりした。ちなみに、インターレースの処理が適切でなかったりして、ぶれた画像があったりする。

内容的には「ただのおっさんの姿をした聖人」と「天使の姿の(ただの)おっさん」という、全く対照的なキャラクター二人といじめられっ子の交流の話。この作品を作って、つくづく俺は「見た目と中身が正反対のキャラを作りたがっている」と思った。他にもこういうモチーフの話をいくつも作ったりしている。会話の面白さはなかなかのもんだと自負しているが、反響はさっぱり。ちなみにOpenArtにも公開した。そっちのバージョンは著作権を考えて曲を削ったエンディングにしている。


使用機材データ:
カメラ:SONY TRV310KおよびHi8カメラ+AT9350
PC:PCV-R71
ソフト:Adobe Premiere5.1

トランプ
(2000年、D8、7分)
やすの作品。1人でトランプを喜んでる男と、楽しんでいない2人の男の話。タイトルを捻るやすらしくなく、ストレートなタイトルである。ラストの矢野を笑わせるシーンでは、矢野が「何か笑わせるモノが欲しい」と贅沢な要求をするので、風邪気味の俺がチンポ出して裸踊りした。


使用機材データ:
カメラ:SONY TRV310KおよびHi8カメラ+AT9350
PC:PCV-R71
ソフト:Adobe Premiere5.1

健康的な生活
(2000年、D8、12分)
インターネットでは未公開の作品。丁度過渡期の作品。ある種内輪な方向から、もっと一般的な笑いへ移行しようと考えていた時期である。しかしながら、そう考え出した時には既にシナリオが出来上がっていて、ギャップを抱えながら撮った記憶がある。この作品も最後は悲劇的な終わりだが、やはり大半の人は最後を笑わないで黙って見てる。「悲しいのが面白く、明るいのが悲しい」という表現の法則なのだが、やはりついていけないようである。個人的には何べん見ても吹き出すけどね。ちなみに「ウサギ〜」の続編的要素もある。


使用機材データ:
カメラ:SONY TRV310K+AT9350
PC:PCV-R71
ソフト:Adobe Premiere5.1

ふんだりけったり
(2000年、D8、10分)
ある意味、この時期を代表する作品。登場人物が全員嫌な奴。トリウッドの大槻さん曰く、「気持ち悪い」。もともとあった単純なアイデアに、アニメオタクを結びつけたもの。HP上に公開したショートバージョン(4分)ではカットされているが、喫茶店でオタク二人がアニメの事でケンカするシーン(エンディングにちょっとだけ出る)や、主人公が「イヒヒヒヒ」笑いをするシーンなどもあり、より狂気に近づいている。最初のシーン(上左の写真)は知人が見ても自分だと気付かれず、「怖いな、コイツ、よくこんなの見つけてきたなあ」とか言ってた。個人的な自信とは裏腹に評価はあんまり。ライブの方もさっぱり(笑)。

そして内容的な狂気とは裏腹に、撮り方はオーソドックス。でも日曜日のファミレスでの撮影はかなり無理があった(笑)。子供の声やら食器の音やらでうるさい。後になってAT9350のあまりのひどさにハンディカム用ガンマイクに買い換えた。ノイズは多少減ったが、この位の値段だとあまり劇的な変化はない。ま、音声さんつけたりとか、大掛かりな事は出来ないし、したくなかったので。ホントはワイヤレス+ラベリヤマイク、って所が正解なんだろうけど。


使用機材データ:
カメラ:SONY TRV310K+AT9350、サンヨーのデジカメ
PC:SONY PCV-R71
ソフト:Adobe Premiere5.1

良心的な金貸し屋
(2000年、D8、15分)
これも「麻雀」同様、設定だけ決めて、後はアドリブのエチュード作品。カネを借りに来る男と金貸し屋の展開(段々借りる方が高圧的になる)と、最後だけ決めて撮った。この時期の作品に共通する冗漫さ、本筋を離れた脱線が目立つ。どうしても変わった事をしたい、という色気があるので。カメラワークにもそれが出ていて、決して見やすくない。この時期はどれだけ面白いものを引き出せるか、という実験的要素が強い。よってアングルがどうとか、演出がどうとか、というものはかなりホッタラカシになっている。「麻雀」同様、画も音もひどい。当初は15分のロングバージョンだったが、あまりに無意味な所を削った11分バージョン(HP用)もあった。

最後のシーンは一部で評判良かったりしたが、大半の人にはわかってもらえず。この頃の作品は、人が死んだり火事になったり、すさんだ終わり方が多い。俺は面白いんだけど、ついてこれる人が少ないねえ。


使用機材データ:
カメラ:SONY TRV310K+AT9350
PC:PCV-R71
ソフト:Adobe Premiere5.1

僕のクリスマスイブ’99
(1999年、D8、15分)
矢野が監督した唯一のビデオコント。インターネット未公開。ホントにクリスマス・イブに渋谷までくりだして撮った。1人で寂しいクリスマスを見せるハズが、どう見てもマイペースで楽しんでいるようにしか見えない。


使用機材データ:
カメラ:SONY TRV310K+AT9350
PC:PCV-R71
ソフト:Adobe Premiere5.1

麻雀
(1999年、D8、23分)
「ライブ犬猫扱い」で上映するために、本格的にビデオ編集を始めた作品。矢野の部屋で、この程度の作品に3日間かけて撮影(確かテイクも多かった)するなど、今考えても贅沢というか無駄というか。Hi8との2台回し(1台は固定で撮りっぱ)で撮るなど、このころから俺のフィックス(固定撮り)好きは始まっている。とはいえ当時は人手がない、という理由が大きかったのだが。しかしHi8とデジタル8は画質の差が違いすぎた。特に蛍光灯のフリッカーはHi8がひどかった。そうでなくてもノイズが多く、画面の切り替わりがやや唐突な感じ。また、部屋撮りで多少助かっているが、音もひどい。HP用に圧縮をかけると更にひどさが強調される。前の作品の時にAT9350というガンマイクを買ったが、撮り方のまずさとマイク自体の性能の悪さもあいまってひどい音になっている。編集時に無理やりゲインを上げたりしたので、ノイズと音割れ、シーンごとにレベルが上下、といった感じである。牌の音も耳障り。音は気を付けた方がいい。

内容的なものでいうと、やはり冗漫。「運のやり取り」というアイデアは悪くないし、今でも好きなのだが、余計なものが多すぎる。アドリブ的要素が強いせいもあるが、キングスクロスの二人もどちらかというとボカシぼかしで行くタイプなので、会話の展開・話の展開がトロい。ただそう思うのは今改めて見るからであって、当時はそう感じなかった。何だかんだと言っても、ちょっと内輪っぽい感じでやっていた事は否めない。

とはいえ、アイデア自体は今でも好きだし、別の作品にも形を変えて使おうと思っている。いい意味でも悪い意味でも勉強になった作品。


使用機材データ:
カメラ:SONY TRV310KおよびHi8カメラ+AT9350
PC:PCV-R71
ソフト:Adobe Premiere5.1

根性焼き
(1999年、RealMedia、51秒)
これは上の「ウサギとカメと旅行カバン」を撮ったのと同じ日に、新宿御苑の一角で撮ったもの。よって機材的なものは同一である。アイデアは全く単純。それが為にHP公開時にビジュアルバム解説とかのカラミで「あんなこと書いててこんな低レベルな作品しか作れないのか」みたいに言う人もいた。「わかりやすい=低レベル」ではないのだが、まあ今更言っても詮無いので。個人的には今見るとちょっと冗長かな、と思う。初期の作品全てに共通する事だが、短い時間でパシッと収める、という感覚が身についてなかった。

この作品もやはり現存するのはリアルメディアのみである。もし撮りなおすなら15秒のCM枠に収めるようにするだろう。


使用機材データ・キャストデータ:「ウサギとカメと旅行カバン」と同じ。

ウサギとカメと旅行カバン
(1999年、RealMedia、2分38秒)
記念すべきビデオコント第1作。ビデオでコントを作る、とは決めたものの機材やらなんやら、といった事は何とかなるだろう、と安易に考えていた。当時はまだDVも高かったし矢野がHi8を持っていたので、デジタル8という、Hi8テープにDV並みのデジタル記録が出来るというカメラを買った。まあそれはともかくとしても、後から思えばマイクとか色々考えるべきだったのだが。PCも後でわかったのだがビデオ編集するにはパワー不足(ノートだから当然か)だったため、デスクを別途購入するなど、結局高い買い物になった。

やすの作品で、設定は至ってシンプル。なのでとにかく普通に撮っている。カメラワークも何も特にない、というかそんなもん考えていない。やすの指示通りのアングルで撮影するのみ。やすと矢野は作中の学生服のままで東京中あちこち回った。よってジロジロ人に見られたが、全員それが気持ちいいタイプなので気にしなかった。東京駅のシーンでは画面上方からガンマイクが覗いている。

また、この作品と「根性焼き」はPCの性能不足でテープに書き出すことができず、現存するのはリアルメディアのみである。圧縮前のAVIファイルは消失。素材も重ね撮りしてしまったのか、残っていない。殆ど幻の作品である。


使用機材データ:
カメラ:SONY TRV310K+AT9350
PC:SONY PCV-505
ソフト:ULEAD VIDEOSTUDIO SE

キャストデータ:
学生:矢野・楠澤



お笑いつぶし
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1999.07.18

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