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アトピー性皮膚炎の感染対策

アトピー性皮膚炎の人は、かきむしっているために、皮膚の表面に小さな傷がたくさんあります。
その上にステロイドをぬっていることも多いため、皮膚が非常に感染しやすいといえます。
薬を塗っていてもなかなか良くならないときや、様子が違うときは、早めに受診してください。
(1)基本は、清潔にして予防することです。
 爪をいつも切りそろえる。手洗いをする。シャワー・入浴をまめにします。
(2)必要なら、イソジンや強酸性水で予防します。
●細菌感染(とびひ)
・虫さされ、あせも、水いぼなどが原因となることが多く、
 さわることでうつっていきます。
・抗生物質を内服した方が、よいでしょう。
・皮膚の処置が基本です。症状が軽いうちは、これだけでも十分です。
(1)消毒 ------ イソジンまたはヒビディール消毒(しみるときは薄めても可)
  乾燥後(乾燥後は入浴・シャワーで洗い流すか、ふきとって下さい)
(2)抗生剤入り軟膏をぬる ------ 短期にとどめる(耐性菌がでます)
(3)ガーゼ(亜鉛華軟膏やサトウザルベを塗布したもの)でおおう
●真菌感染(カンジダ皮膚炎など)
・おむつかぶれとして、でてくることが多い。口の中に白い斑点が、でてくることもあります。
・乳幼児に多いので、まめにおむつ交換や坐浴をして、おしりを清潔にしてください。
・ふつうは抗真菌剤入りの軟膏・クリームを塗るだけで、十分です
●ウイルス感染(ヘルペスウイルス感染、水いぼなど)
(1)ヘルペスウイルス感染
  (水ぼうそう、帯状疱疹、カポジ水痘様発疹症、単純ヘルペス感染)
・アトピーの人は、症状が急速に悪化することがあります。
 それぞれの病気の説明は省きますが、いずれも水疱のある発疹が特徴です。
・ゾビラックスという薬があります。少しでも早く飲み始めることが大切な薬です。
 疑わしいときは、早く受診してください
(2)水いぼ
・自然に治る病気です。ただし、10か月から1年半ぐらいかかります。
・治療は、放っておくか切除するかです。それぞれの事情(幼稚園に行っているか
どうかなど)によって、治療の方針が異なりますので、相談して下さい。