伝説の川・沼名川


淳名川(ぬながわ)の源流 (07/03/01撮影)
沼名川(ぬながわ)の源流 (07/03/01撮影)
      ここに織る この荒妙は あの海の 
                   小島にいます 我がせな(夫)のみも(御裳)
『田海村史』
「福来口の洞口より落つる瀧は布川の源たり」

『和名抄』では「沼川」『万葉集』では「沼名川」・そして今は「田海川」と名を変えている・・・
福来口より滝となって流れ出る水  (07/03/01撮影) 滝が川となる  (07/03/01撮影)
福来口より滝となって流れ出る水(07/03/01撮影) 滝が川となる (07/03/01撮影)
「ぬな川」が「田海川」と名を変え福来口鍾乳洞より流れ出た水(年平均4,366万㎥)で滝となり川となって日本海に注ぎ込んでいる。

そして、現在は二級河川の「田海川」となり毎年「鮭のつかみ取り」で子供たちに人気の川となって親しまれている。
ぬな川の源流  (07/03/01撮影) 日本海に注ぐ田海川  (07/03/01撮影)
沼名川の源流 (07/03/01撮影) 日本海に注ぐ田海川 (07/03/01撮影)
<ぬな川発見>
今回「ぬな川」の源流、福来口より流れ出る川を辿って日本海近く迄来た所、「田海川」以外に「ぬな川」が流れているのを発見。

「ぬな川」が実際の川として存在し、流れている。そして日本海に注いでいた。

えっ!「ぬな川」がある?!・・・では田海川は? 

早速市役所に直行、1/25000分の地図を購入して調べたがやはり地図上では存在していない。何故だ!

しかし、現実に川が流れている(下の写真)。 地元の人に聞いても「昔から”ぬな川”と呼んでいるよ」とのこと。 

では「田海川」は?と考えると・・・・素人の悲しさ頭が痛い。「ぬな川」と云う川が二つあった。?

「ぬな川」をたどり日本海に出てみると木の箱の上で釣りをしている人がいた。

訪ねると何と!この箱の中に「ぬな川」が流れているとの話、箱の中に川、それも「ぬな川」!

やはり、「ぬな川」は伝説の奴奈川姫と共に、いつまでも謎に包まれている。
現存している「ぬな川」  (07/03/01撮影) 「ぬな川」の終点  (07/03/01撮影)
現存している「ぬな川」  (07/03/01撮影) 「ぬな川」の終点  (07/03/01撮影)
さらに、近くには「八千川」が流れていて、名前の由来は判らないが「奴奈川姫」と「八千矛神」が連想され古代のロマンが感じられる。

青海首(オオミノオビト)の人達の粋な名前の付け方に感心すると共に、やはり奴奈川姫の中心的な拠点と益々実感される思い。
「第一八千川橋」を経て日本海に注いでいる (07/03/01撮影) 八千川  (07/03/01撮影)
「第一八千川橋」を経て日本海に注いでいる 八千川  (07/03/01撮影)
(07/03/01撮影)
「ぬな川」の隣に「八千川」がある、この川は地図には記載されているが源流は何処かは地図上では不明。

次回青海町に行く機会があれば、是非この「ぬな川」と「八千川」の源流を辿り地元の方達に名前の由来などを伺ってみたいと思っている。


昔々、ともすれば「八千矛川」がなまって「八千川」に!・・・・と想像すると寝れなくなりそう。