
| 葉っぱのフレディ全般 |
原作と日本語版 あらすじ (日本語版絵本) 絵本からミュージカルへ |
スタッフ詳細 2006 - 2007 ミュージカルについて |
| ** 原作と日本語版 ** |
アメリカ合衆国の著名な教育学者 レオ・バスカーリア(Leo F. Buscaglia 1924-1998)氏により書かれ、 世界各国で出版されました。1982年初版。氏の生涯唯一の絵本作品です。 原題 "The Fall of Freddie the Leaf : A Story Of Life For All Ages" 1998年に童話屋より二度目の日本語版が刊行され110万部以上の売上を記録する ベストセラーとなりました。 1985年に出版された最初の日本語版はあまり話題にならなかったようで 初版のみで絶版となっています。 原著は日本語版よりも哲学的な趣が色濃く、副題にも"A Story Of Life For All Ages" とあるように 子供のためだけに書かれた絵本ではないようです。 人により見解が分かれるところと思われますが幼児に読み聞かせるには 少々重過ぎる内容かも知れません。 みらいななさんの手による日本語版は、原著の重いテーマを柔らかく包み込むような 意訳が多く含まれ、結果としてフレディのお話は日本で広く親しまれるようになりました。 国語教科書(光村図書中2)に教材として採用されたこともあるようです。 |
| ** あらすじ (日本語版絵本) ** |
この春、大きな木の太い枝に生まれた葉っぱのフレディは 数えきれないほどの葉っぱたちに取り巻かれていました。 そばにいるのはアルフレッド、ベン、クレア、そして親友のダニエルです。 物知りのダニエルはいろいろなことを教えてくれます。 自分達が木の葉っぱだということ、葉っぱの仕事のこと、季節のこと・・・ 夏の間、フレディは楽しく遊んだり人間のために木陰を作ったりして幸せに過ごしました。 そして秋を迎え、葉っぱたちは一気に紅葉します。 同じ枝に生まれても、皆それぞれ場所や経験が違うために 違う色に色づいていくことをフレディはダニエルに教わります。 とうとう冬になり、葉っぱたちが死ぬときが来ました。フレディは死ぬことを恐れました。 ダニエルは、葉っぱも木もいつか死ぬけれど、”いのち”は永遠に生き続けることを フレディに説きます。 フレディは自分の一生にどういう意味があったのかを考えます。 最後の一枚の葉っぱとなったフレディは風に乗って枝を離れますが、怖くはありませんでした。 フレディは地面に降り、そのとき初めて木の全体の姿を見たのです。 |
| ** 絵本からミュージカルへ ** |
童話屋は児童書と関連書籍の出版を主な業務内容とする出版社です。 葉っぱのフレディミュージカル化を提案されたのは、医師であり 現在までに300冊近くの著作を手がけられた日野原重明氏です。 原脚本は日野原先生の案をみらいななさんがコピーボードに書き起こし 田中和雄氏が清書する形で制作されました。 ちなみに田中氏は童話屋社長であり、ななさんは社長夫人です。 脚本・製作・演出などを担当する犬石隆氏は 舞台を作り上げていく作業において中心的存在と言えるでしょう。 アルゴミュージカル、南青山少女歌劇団、キャタックミュージカル そしてご自身のミクロコスモスなど数多くのミュージカルで脚本・演出等などを 担当されてきた、ジュニアミュージカル界の重鎮とも言える名士です。 製作、指導に関わるスタッフ陣は、かねてから犬石氏と共にミュージカルを 作り上げてきた方を中心に構成されており、初演から現在に至るまで メンバーはほぼ固定しています。信頼関係が確立されているのでしょう。 振付の中川久美さんは米国で本格的にダンスを学ばれ海外でのミュージカル出演、 ダンス公演出演、ご自身の主宰するキャタックにおけるオリジナルミュージカル、 ダンススクール主宰、宝塚歌劇団、松竹歌劇団、OSK日本歌劇団の振付、 長年に渡るテレビ・ラジオ番組振付担当、ファッションショー振付など、 簡略に書ききれないほどの経歴の持ち主です。 音楽の玉麻尚一氏は現在までに50を越す舞台に関わられてきた舞台音楽の第一人者です。 ミュージカルに関わられる以前は、CM、テレビ番組、アニメ、ゲームなど様々なメディアで 活躍されていました。 興行関係のプロデュースは、フジテレビのニュースキャスター及び解説委員である 黒岩祐治氏が担当されました。 日野原先生も黒岩氏をサポートされたとのことです。 ミュージカル葉っぱのフレディは2000年10月に初演を迎えました。 このときは一度きりの公演予定だったのですが再演を望む声が多く 以後毎年夏に公演が行われ続けています。脚本も年々グレードアップが施され 今や全国公演が行われる大規模なミュージカルに成長しました。 |
| ** スタッフ詳細 2006 - 2007 ** | |||
| 2006 | 2007 | ||
| 企画・原案 | 日野原 重明 | ||
| 脚本・作詞・演出・製作 | 犬石 隆 | ||
| 総合プロデュース | 黒岩 祐治 | ||
| 音楽監修・作詞・作曲・編曲 | 玉麻 尚一 | ||
| 作曲 | 金子 貢 | ||
| 振付 | 中川 久美 ・ 関根 玲子 | ||
| 歌唱指導 | 岡崎 亮子 | ||
| 美術・舞台監督 | 斎木 信太朗 | ||
| 照明 | 山田 茂 | ||
| 衣装 | 本谷 智子 | ||
| 音響 | 実吉 英一 | ||
| ヘアメーク | 四方田 公子 | ||
| 演出助手・振付助手 | 三浦 直子 | ||
| 制作 | 井本 篤 ・ 森田 等 | ||
| 制作進行 | 国井 秀貴 | 森本 砂丘 | |
| 制作担当 | 木下 泰之 | ||
| 制作統括 | 田中 和雄 | ||
| 制作デスク | 庭野 智美 | ||
| 宣伝デザイン | アーツポット帆 | ||
| 写真 | 渡辺 晋也 | ||
| 衣装協力 | チャコット | ||
| 制作協力 | グリーン・サポート | ||
| 宣伝 | る・ひまわり : 林 三代子 ・ 金井 智子 | ||
| 公演運営・制作 | 葉っぱのフレディ事務局 ・ トゥルーフェイス | ||
| 製作 | 童話屋 | ||
| 企画 | 葉っぱのフレディプロジェクト(日野原重明 ・ みらいなな ・ 黒岩祐治 ・ 犬石隆 ・ 田中和雄) |
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| ** ミュージカルについて ** |
サイトの主旨とネタバレを考慮し、ほどほどに留めます。 30ページ程度の絵本が2時間以上のミュージカルに仕立てられているわけですが 原作の装飾は控えめに、サイドストーリーで肉付けされている感じです。 人間側のエピソードで直接テーマが語られることはありません。あくまで主役は葉っぱです。 葉っぱのエピソードが示唆することから各エピソードを解釈してください、といった重層的な構成で さすがに何年も再演を重ねているだけのことはあります。 大道具は比較的シンプルで、主に舞台に変化を付けているのは照明です。 どう表現したら良いのか分からず用語を調べましたところ 「エリスポットライト」――パターンプレートを灯体に差し込み模様を投影したり カッター機能により光を自由な形に切り取ることの出来るスポットライト―― なるものを使用しているようです。これがかなり複雑に操作されています。 ダンスに関しては自分は疎いです。スミマセン。わりと正統派の振付だと思います。 音楽は文句無しにクオリティが高いです。 玉麻さん金子さん共に馴染みやすく且つ複雑高度な構成・展開を持つスコアを書かれています。 弦楽四重奏もイイ感じでした。 |
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