(No.022)

 国連安保理決議1874に対する北朝鮮外務省の声名文(2009.06.13)


国連安保理の北朝鮮制裁決議1874(2009.06.12)に対する北朝鮮外務省の非難声名全文

 米国の唆(そそのか)しの下に6月12日、国連安全保障理事会が遂に、わが方の第2回核実験に言い掛かりをつけ、反共和国制裁決議を採択した。
 これは、わが方を武装解除させ、経済的に窒息させ、わが人民が選択した思想と制度を崩そうとする米国主導下の国際的圧迫攻勢のいま一つの醜悪な産物である。
 米国と日本は、この「決議」にも飽き足りず、「偽造貨幣」「麻薬密売」などという虚構をデッチ上げ、それぞれわが国に対する単独「制裁」をさらに加えるための卑劣な陰謀まで企てている。
 米国は自らの反共和国圧殺策動に国連安保理を一層深く引き入れることにより、朝鮮半島にこれまでなかった先鋭化した対決局面をつくり出した。
 この対決は、一つの主権国家の合法的な衛星打ち上げの権利を否定した米国とそれに追従した国連安保理の不法非道な強権行為がその発端となった。
 米国がデッチ上げた国連安保理の4月14日付「議長声明」には、何の国際法的根拠もなく、制度を異にする国に対する敵意と拒否感、小さな国は大きな国に従うべきだという傲慢と専横だけが潜んでいる。
 わが国は小さいが、政治思想強国、軍事強国である。
 米国の強権行為が許されるなら、わが共和国は他国が全て行っている衛星打ち上げを再び行うことができなくなり、宇宙利用の権利を永遠に奪われることになる。
 わが方の第2回核実験は、こうした米国の敵対行為に対処して断行されたいかなる国際法にも抵触しない自衛的措置である。
 今日もこの対決は本質において、平和と安全に関する問題である前に、わが共和国の自主権と尊厳に関する問題であり、朝米対決である。
 自主と平等を離れて、真の平和などあり得ない。
 誰であれ、わが方の境遇に置かれたら、核保有が決してわが方が望んだものでなく、わが方に対する米国の敵視政策と核の脅威による不可避の道だったということを十分に理解できるであろう。
 いまや、核放棄など絶対に徹頭徹尾、あり得ないものになり、わが方の核兵器保有を誰かが認めるのか認めないかということは、わが方には関係がない。
 朝鮮民主主義人民共和国外務省は委任により、国連安保理「決議1874号」を断固糾弾、排撃するとともに、米国との全面対決が始まった現段階において、民族の尊厳と国の自主権を守るために次のような対応措置を講じることを宣言する。

  1. 新たに抽出されるプルトニウムの全量を武器化する。
    現在、廃燃料棒(使用済み燃料棒)は総量の3分の1以上が再処理された。
  2. ウラン濃縮作業に着手する。
    独力の軽水炉建設が決定されたのに続き、核燃料確保のためのウラン濃縮技術の開発が成功裏に行われ、試験段階に入った。
  3. 米国とその追従勢力が封鎖を試みた場合、戦争行為と見なし、断固軍事的に対応する。
    米国をはじめとする敵対勢力がいくら孤立させ、封鎖しようとしても、堂々たる核保有国であるわが共和国はびくともしない。
    「制裁」には報復で、「対決」には全面対決で断固立ち向かうというのがわが方の軍事優先思想に基づく対応方式である。
主体98(2009)年6月13日 平壌