(No.009)

 日本政府が公表し、北朝鮮側に伝達した北朝鮮提出の拉致問題資料の分析結果に関して、北朝鮮外務省スポークスマンが2004年12月30日朝鮮中央通信社を通じて出した談話


朝鮮外務省代弁人「調査結果」受け入れぬ 「誠意に不義で応えた日本」

(談話の全文は次の通り)

朝・日政府間接触に意義付与の必要なくなった

 最近、日本政府はわれわれが提示した拉致被害死亡者に関する「情報と物質的証拠に対する精密調査結果」とそれに対する「日本政府の立場と要求」というものを発表した。

 ここで日本政府は、政治的目的を追求してねつ造した「調査結果」なるものを列挙し、「抗議」だの、「厳重対応」だのと騒ぎ立てた。

 今回、日本政府が発表した「精密調査結果」というものは一言で、再調査のため傾けたわれわれの誠意ある努力とその結果に対する全面否定で一貫している。

 われわれは、人の誠意に不義でもって応える日本政府の「調査結果」を受け入れることも、認定することもできないし、それを断固として排撃する。

 日本政府のこうした挑戦的な行為は、過去、朝鮮人民にありとあらゆる苦痛と不幸をなめさせた日帝に対する積りに積った恨みを抱いているわが軍隊と人民のこみあげる憤激をかもしている。

 現在、わが人民は日本の極右勢力こそ、邪悪な心を持つ冷血の集団であると糾弾している。

 これまでの対日接触過程を通じてわれわれが下す結論は、われわれが対話の相手を心から誠意をもって相手にすればするほど、それはむしろ、日本の反朝鮮政治謀略と敵視策動に悪用されるだけだということである。

 このように、日本政府が極右勢力とともに反朝鮮策動に露骨に出ているということが明白になった以上、われわれは朝・日政府間接触にこれ以上、意義を付与する必要がなくなった。

 日本政府は、われわれがすでに公式経路を通じて要求した通り、横田の遺骨を即時送還し、今回の遺骨「鑑定結果」ねつ造事件の真相を徹底的に糾明し、謝罪すべきである。

 日本政府がわれわれに「厳重対応」すると言ったのは、泥棒が泥棒というようなことであり、われわれをひどく刺激し、威嚇する破廉恥な挑発である。

 敵の挑発を真っ向から立ち向かって粉砕するのは、わが軍隊と人民の革命的気質である。

 われわれは、すでに宣明した通り、日本のあらゆる挑発行為に物理的に対処する万端の準備ができている。