(No.003)
教 育 勅 語


教育勅語(ふり仮名)
朕惟ちんおもニ 我カわが皇祖皇宗國こうそこうそうくにはじムルコト宏遠こうえんニ とくツルコト深厚しんこうナリ  我カわが臣民しんみん ちゅうニ こうニ 億兆おくちょうこころいつニシテ 世世厥よよそセルハ 我カわが國體こくたい精華せいかニシテ 教育きょういく淵源えんげん亦實またじつここそんス  爾臣民なんじしんみん 父母ふぼこうニ 兄弟けいていゆうニ 夫婦ふうふ相和あいわシ  朋友ほうゆう 相信あいしん 恭儉きょうけんおのレヲシ  博愛衆はくあいしゅうおよシ がくおさメ ぎょうなら もっ智能ちのう啓發けいはつシ コ噐とくき成就じょうじゅシ すすん公益こうえきひろメ  世務せいむひらキ つね國憲こくけんおもん  國法こくほうしたが 一旦緩急いったんかんきゅうアレ 義勇公ぎゆうこうほう  もっ天壤無窮てんじょうむきゅう皇運こううん扶翼ふよくシ  かくごとキハ ひとちん忠良ちゅうりょう臣民しんみんタルノミナラ 又以またもっ爾祖先なんじそせん遺風いふう顯彰けんしょうスルニラン
みちハ じつ我カわが皇祖こうそ皇宗こうそう遺訓いくんニシテ 子孫しそん臣民しんみんとも遵守じゅんしゅところ  これ古今ここんつうあやま これ中外ちゅうがいほどこシテもと ちんなんじ臣民しんみんともニ 拳拳けんけん服膺ふくようシテ みなそのとくいつニセンコトヲこいねが
  明治二十三年十月三十日
  御名ぎょめい 御璽ぎょじ


教育勅語の口語文訳

 私が思うに、我国は祖先(天照大神等の祖先)が はるか遠い昔に国を造られ、道義(人の道)をこの上なく大切にしてきました。
国民が、忠義や親孝行に励みながら、皆が心を合わせて美徳を発揮してきたことが、我国の輝かしい姿であり、教育の大もとも(根源)も またここにあります。
 国民の皆さんは、父母には孝行を、兄弟は仲良く、夫婦はお互いに仲むつまじく、友達はお互いに信じあうべきです。 そうして、自らは常に慎み深く、多くの人々に愛の手(博愛)を差し伸べるべきです。 学問を身につけ、仕事を習って知識や能力を高めるべきです。道徳を身につけ、進んで広く社会の役に立つよう、仕事に励むべきです。 常に憲法を重んじ、法律を守り、もし非常事態になったら、公のために全力で立ち向かい、国の安泰を図るべきです。
このようなことは、ただ単に 善良な国民の努めであると言うに止まらず、皆さんの祖先が残したくれた美しい風習の現われでもあるのです。
 この 人としての道は、我々の祖先が残してくれた教訓であって、子孫である国民が皆で守るべきものであります。 これは 昔も今も いつの時代にも通じる正しいものであり、更に これは国の内外にも通用する普遍的なものです。
私も国民と共に、このことをよくかみしめて、皆で一緒にその徳を共有していきたいと念願するものであります。
   明治二十三年十月三十日
 御名(明治天皇の署名)御璽(天皇の公印)

( ※口語文訳は、洋平の独断解釈によるものです )