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2005.8.15.(月曜日)
のち
じゃって
になった
岡山県・JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部
6430yds. PAR72 参加人数2組7名(山陽大会史上最多)

毎年、お盆の時期に開催されコースレートの高さと大雨、酷暑等の天候との過酷な戦いがクローズアップされる今大会。今大会は前日に急遽参戦が決まった【スナフキン】瀬戸.M選手のエントリーで山陽大会史上最多の7名の参加で闘いの火蓋は切って落とされた。
会場はもはやおなじみのJGTOツアー「〜全英への道〜ミズノオープン」の会場でもある岡山県笠岡市の【JFE瀬戸内海ゴルフ倶楽部】にて開催され、吹き付ける風と深いラフ、うねるフェアウェイ、高速グリーンが印象的なコースである。今年で4回目となる同大会であるが全国で開催されるP−CUPトーナメントの中ではダントツbPの難易度を誇る難コースである。
今年は例年どうりのラフの深さに戻り、ショットを曲げると脱出も困難な状態に陥るシチュエーションで選手達の緊張感はMAXに高まった。
天候は幸いにも曇り空でギラギラとした日差しが無く風も弱く、プレーしやすい状況だが遠くの方で時おり鳴り響く雷鳴が後の波乱を予期させる予兆となっていた。
参加者のほとんどが遠くで鳴り響く雷鳴に気を取られ天を見上げる中、【桂の狂牛】二宮.H選手だけが毎年辛酸を舐めさせられており、今年が3度目の正直となる18番ホールに意識が行っていたのは印象的であった。

前月の関西支部後援競技をギックリ腰で無念のNRとなった【京の大魔神】山内.R選手は必死の治療で今大会に間に合わせ公式戦33戦連続出場記録を更新する鉄人振りであったが長期間クラブを握っていない為にプレー内容には一抹の不安を持ってコース入りし、スタート時間までに入念にドライビングレンジで練習を行っていた。
しかしココのコースはそう簡単に付け焼刃で通用するほど甘くなく、3番ホールPAR3では苦手としているホールで4年連続(個人的には5年連続)40ヤードほどショートするジンクスにかかり、深いラフからは当然の如くボールを上手く捉えられずザックリを繰り返し4オン1パットのダブルボギーを喫してしまった。5番ホールPAR4でもジンクスが続いて降りかかりティショットをチーピンさせて左の池に入れまたまたピンチを迎えた。なんとか絶妙のアプローチだけは健在で寄せでピンチを凌ぎ続けたもののスコアはジリジリと叩き続け、7番ホールではティショットを池すぐ隣のポットバンカーに入れ自身の胸元まであるアゴの脱出に全精力を傾け、池の中からはすぐそばに白鳥が寄ってきて大魔神のショットを見守るようにして脱出を試みたが見事にアゴに激突、ボールは再びバンカーに・・・すると白鳥は笑い声(?)を上げてその場を去るという珍場面が見られた。
前戦春の山陽支部公式戦で無念の無冠になった【エンジェルレイパー】斎藤.K選手は地元に帰ってから一緒にラウンドする人に恵まれずなかなかラウンドできない状況でラウンド勘に不安を持ったままプレーをしたものの、久々のラウンドのせいかはたまた運動不足のせいか異常な程の発汗でスタミナを大いに消耗した。こちらも3番ホールPAR3はジンクスがあるホールで彼もジンクスのとおり右ラフにティショットを打ち込み苦戦した。

現山陽王者&べスグロ王者の【桂の狂牛】二宮.H選手は今大会も王座を防衛しようと試合前には四国で自主トレを決行して意気揚々と乗り込んできたがやはり自身のトラウマとなる18番ホールが気になるのかプレーの合間にはいつも18番ホールのほうを見ていた。そして高速グリーンに悩まされパットが全く冴えずイライラが募るゴルフとなった。6番ホールPAR5では去年に続き大いに苦労したホールでティショットが右の深いラフ、2打目が椰子林の中、3打目がドライクリークの中、そして野球のスイングよろしく横振りで放ったショットはまたまた深いラフへとこのホールのトラップを全て経験していた。
今大会が一年半ぶり2度目の参戦となる山陽支部の期待の星【ダバオ】長尾.S選手はこの1年半で地道に努力を積み重ねてきた成果を大いに発揮し、難コースのこのコースでも淡々とプレーを続け、無難なショットを連発し好ペースでプレーを重ねた。特にティショットとパッティングの安定感は目を見張るものがあった。

第1組が7番ホールをホールアウトし、最終組が6番ホールをホールアウトしたその時、少し前から振り出した雨は強さを増し、雷鳴がいよいよ近づいてきたので大会本部はプレーの中断を決定し、プレー中断を知らせるサイレンの音がコース中に鳴り響いた。各選手避雷小屋にて状況が好転するのを待っていたが待つこと20分過ぎには大会本部より全選手クラブハウス内に避難せよとの事でクラブハウスにて待ちぼうけをくらうこととなった。
中断から2時間後の午後1時にようやくプレー再開の目途が立ち、待っている間に昼食を済ませた各選手はプレーを中断した場所まで戻り、大会本部はプレー再開後はスループレーでの競技を強いた。プレー再開後の9番ホールで好調だった【ダバオ】長尾.S選手はティショットを池に打ち込み、水切りショット8バウンドまで耐えたが惜しくもsと2バウンド足らず池ポチャにしたり、中断までずーっとパープレーで来た山陽支部随一の実力者【パーマン】斎藤.S選手もプレー再開後すぐの8番ホールはPARで凌いだものの9番ホールでは2打目を大きくオーバーさせてビーチバンカーに入れてしまい、残念ながら今大会初のダブルボギーとしてしまい中断が各選手の流れを断ち切ってしまった印象を与えた。
その後、9番ホールプレー終了後は前の組のプレー進行の関係でいきなりまたまた1時間15分の休憩を強いられ、大会開始後しばらくはコースとの闘い、前半戦途中からは雷雨との闘い、プレー中断中は時間との闘い、そして後半戦はサスペンデッド(日没)との闘いとなった。

後半のラウンドではよく降った雨の水分を吸ったラフは想像以上の抵抗でラフからのショットは困難を極め、ショットをミスする選手が続出、【京の大魔神】山内.R選手など13番ホールPAR4ではグラスバンカーに打ち込んだら、なんとボールの体積の90%がラフに埋まるなど悲惨な状況を生んだ。前半を38で折り返した【パーマン】斎藤.S選手は12番ホールではまたまた2打目を大オーバーさせ画像のようなひざ丈程もあるラフの中に打ち込み苦戦した。またまたラフへ打ってはいけないとプレッシャーを過度に感じたのか前半好調だった【孫悟空】飯田.M選手も後半からはティショットが乱れまくり完全に流れが変わってしまった。

なんとかサスペンデッドにならずに迎えた最終18番ホールPAR5。このホールはホールの左がズーッと池でしかもフェアウェイが左に傾斜している名物ホールで【桂の狂牛】二宮.H選手が2年連続ティショットを、【孫悟空】飯田.M選手が昨年2打目を池に打ち込んだドラマティックなホールです。
まず【桂の狂牛】二宮.H選手は本日不調のドライバーを辞めクリークで3度目の正直を目指してティグラウンドに立つ。しかしどうしても池が気になるのか思いっきり右に向いて、まるで野球選手が2塁走者を3塁に進塁させる為にわざと1塁ゴロを打つかのような怪しいショットで池には入らなかったものの右の隣のホールとの境界線近くの深いラフに打ち込んでしまった。今年は池には入れなかったもののこのホールを克服したとは到底言えないショットで来年のリベンジをプレー終了後には早くも誓っていた。

また、こちらもリベンジを果たすべくティグラウンドに立った【孫悟空】飯田.M選手はティショットをポットバンカーを越えるロングドライブでフェアウェイド真ん中をキープする会心の当たりを見せたが気が緩んだのか2打目を3Wで放ったショットは大きくチーピンをして池ポチャに・・・今年もリベンジはならなかった。
結果、様々な出来事が起こった中にも淡々と自分のプレー重ねた【ダバオ】長尾.S選手が自身のベストスコアを10打以上も縮める「104」の好スコアで2位に6打差をつける大勝を飾り、P−CUP参戦2戦目で初優勝、自身も初めてとなる優勝を飾った。
またべスグロ王座争いは前半を「38」として後半も再三のピンチにも冷静に切り抜けた【パーマン】斎藤.S選手がコースレコードタイ記録となる【80】をマークして2位に5打差をつけて貫禄のべスグロ王者となった。


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