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2006.6.28.(水曜日)
のち
だったさー
沖縄県・ユニマット沖縄ゴルフ倶楽部(旧大京CC)
コースレコード; 98 山内.R選手(2006.6.28.)
5858yds. PAR72 参加人数1組3名

今年度より旗揚げした沖縄支部の初めて開催される夏の祭典。本土はまだまだ梅雨真っ只中だが沖縄は毎年6月20前後には梅雨明けするので雨天の心配がない大会である。しかし既に蝉も鳴くくらいの暑さで早くも夏本番の炎天下の中での戦いとなり熱中症や脱水症状との闘いがあり集中力が問われる過酷な試合となる。
開催コースはいまだ確定ではないのでP-CLUBでは珍しい沖縄本島をサーキットする形態で開催され、今大会の開催コースに選ばれたのは恩納村にあるユニマット沖縄ゴルフ倶楽部(旧名;大京カントリークラブ)である。
このコースはかつて長年に渡り国内男子プロゴルフツアー最終戦「大京オープン」開催コースとして有名で適度なアップダウンと高速高麗グリーンが有名である。実際今大会でも所々目砂が入っていても高速グリーンでしかもグリーンが固く締まっておりダイレクトでグリーンを狙うとグリーン上で止らないのでアプローチでのイメージが重要視されるコンディションであった。
距離はさしてないものの片方が谷や林で方向性が問われる戦略性豊かなコースである。
またバンカーが効果的に配置されクラブ選択とコースマネジメントが必要とされる難易度の高いコースである。
今大会も前回の沖縄大会同様に午後スタートで18ホールスループレーのインターナショナルスタイルで開催された。13:30のスタート時間には気温はグングン上昇し30度を超える暑さで沖縄特有の強風が吹く中でのプレーとなった。

前回の沖縄大会で優勝、べスグロ、コースレコードの完全優勝を果たし鮮烈デビューを果たした沖縄支部のエース【キングシーサー】山内.ST選手は王座防衛に意気揚々と乗り込んできた。しかし前回大会よりあまりクラブを握っておらずショットに不安を残したままでのプレーとなった。しかも今大会は天敵の玉城.S選手が参戦してきたこともあってそちらとの心理戦に比重が大きくなった。しかも実力的にはエブリワン以上開きのある玉城選手が一番ホールのティショットで以外にもナイスショットを放った為力んだのかチョロを打ってしまい、その後も波に乗り切れないプレーが続いた。続く2番ホールでもティショットをチョロ、6番ホールでも力んで谷底に落ちたかに見えたがかろうじて谷の中の木に当たりコース内まで出てくるラッキーに恵まれたが調子の悪さは相変わらずだった。次第にその影響はアイアンショットまでに及び14番ホールPAR3ではまさかのOBで「7」を打ってしまうなどの落ち込みようだった。前半は「52」でかろうじて優位に立っていたがその後の転落振りですっかり意気消沈してしまい仕舞いには17番ホールをプレー中に便意を催したのか独りホールアウトを済ませるとカートに飛び乗りどこかへ消えていってしまった。これで運も尽き果て結局後半を「55」としてしまいトータル「107」ネット「99」で最下位に沈んだ。
| 選手名 | HD | 前半グロス | 前半ネット | 首位との差 |
| 【フリー】玉城.S | 36 | 66 | 30 | |
| 【キングシーサー】山内.ST | 8 | 52 | 44 | +14 |
| 【京の大魔神】山内.R | 9 | 54 | 45 | +15 |

今大会直前になって急遽参戦してきたフリー選手の玉城.S選手は沖縄支部のエース【キング・シーサー】山内.ST選手の天敵と恐れられる人物だった。実力では【キングシーサー】に太刀打ちできないもののその軽快なトークと巧みな心理戦で相手の集中力を乱しミスショット誘う高等テクニックの持ち主だ。しかし素性は沖縄の太陽のように明るく誰とでもすぐ仲良くなれる明朗な人物である。今大会は一番ホールで見事なティショットを放ちいきなり【キングシーサー】にプレッシャーをかける大仕事をやってのける。3番ホールPAR3ではグリーンを大きくオーバーさせてグリーン奥の谷底へボールをやるも果敢に真っ直ぐ脱出を狙うなどイケイケのゴルフを展開(結果脱出まで3打かかる)し、11番ホールでは左に引っ掻けあわやOBというところで林の木にジャストミートしフェアウェイど真ん中まで出てくるなどミラクルを連発した。15番ホールでなんと13mの超ロングパットを見事に沈めるスーパーパットを見せ同伴競技者の脅威となった。しかし善戦したもののハンデが厳しく優勝までには手が届かなかった。次回大会以降の活躍が楽しみな選手だ。
今大会は他支部より唯一の参戦となった公式戦連続41回出場記録更新中の鉄人【京の大魔神】山内.R選手はスタート直後はティショットがブレまくりいつものフェアウェイを的確に捉えてくるショットが強風に煽られて全てラフに入れ大苦戦。しかし珍しく3番ホールPAR3では唯一ワンオンに成功しニアピンを獲得する。しかし勝手の違う高速高麗グリーンと止らないグリーンにいつものアプローチも鳴りを潜めなかなか調子を掴めない。さらに6番ホール谷越えのPAR4では強烈なアゲインストの風に力んでティショットをトップし谷底に入れるOBを打つなど苦戦していた。続く7番ホール300yds.打ち下ろしのPAR4ではフォローの風に乗るBIGショットを放ちグリーン手前残り15ydsの花道まで運んだ。バンカー越えのピンは手前という難しい状況に緊張して放ったショットは見事大ダフリ!ボールはバンカーへ。。。そして続くバンカーショットはホームランでOB。打ち直しにドロップしたボールは半目玉。それから今度はトップして再びOBゾーンへ。しかし幸運にも木に当たりコース内にかろうじて留まり次でグリーンに乗せたものの3パットで「9」を打ち意気消沈したかに見えた。しかし持ち直した次のホールPAR3ではピン奥2mにつけるニアピン(本日2個目)を獲得しバーディチャンスにつけたが先ほどの2ホールの悪夢が甦ったかあっさり3パットでボギー。続く9番ホールではグリーンを狙ったショットがバンカー横のレーキに当たって止る状態でまともにスタンスがとれない危機的状況を得意の背面ショットで乗り切ったが結局前半「54」のなんと21パットも打っていた。
しかし強風が収まってきて日光が翳ってきた後半には段々高麗グリーンにもラインを読めるようになり3パットが激減、ティショットもフェアウェイを捉えるようになってくる。12番ホールPAR3でも本日3個目のニアピンも奪取しいよいよ調子づいてくる。8オーバーで迎えた17番ホールPAR5、優勝を意識したティショットはまたも力んで大きくアゲインストの風に煽られ右に吹け、フェアウェアバンカーの中へ。グリーンまで残り230ydsだがアゴは低いしライはフラットの好位置。一か八かを狙って3Wで放ったショットは会心の一撃でアゲインストにも負けずに真っ直ぐ飛びグリーン手前20ydsの花道まで運び地力で優勝を手繰り寄せた。その後は得意のアプローチでピン下3mにつけバーディを奪い優勝を手中に収めた。最終18番ホールではかつてシード権ボーダー上のプロ選手たちが涙を流した左の谷にも入れる事無く無難にボギーでホールアウトし気がつけば唯一の90台、グロス「98」ネット「89」でコースレコードを叩きだし優勝とベストグロスの三冠同時制覇を果たした。また同選手は初優勝の昨年11月の丹後大会から早くも7ヶ月ぶりの2勝目、今期3勝目で現在保持している「山陽王座」「丹後王座」「山陽べスグロ王座」と併せて前人未到の5冠同時制覇の偉業を成し遂げた。


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