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P−CLUB山陽支部プレゼンツ


2007.3.25.(日曜日)
のち
じゃった
岡山県・水島ゴルフリンクス
6832yds. PAR72 参加人数1組4名

この会場で開催されるようになってから4回目となりもはや春の山陽支部大会として定着した感がある。会場は岡山県水島市の水島コンビナート内に位置する、水島ゴルフリンクスである。
このコースは全日本パブリック選手権の予選会場としても使用される山陽地区のゴルファーにとって身近なコースである。手頃なプレー価格とフラットなライ、常に補充されてフカフカなバンカー、一年中オーバーシードされて鮮やかなフェアウェイ、素直な転がりで見た目より速いグリーンなどコースコンディションはいつも整備されている優良コースだ。
大会当日は前日から降り出した雨のおかげで天候が危ぶまれたが朝の時点で霧雨状態までになり、しかも信じられないことに大会開始時刻には雨が止むという運も味方につけ戦いの火蓋は切って落とされた。
スタート直後こそ曇り空で風は中風だったが後半は3月とは思えないほどの好天に恵まれ半袖でも充分なくらいになったが雨雲を追いやってくれた風は益々強くなってシーサイドコースの本領発揮となった。
今大会がデビュー戦となった山陽支部に隣接する【四国支部】の長に就任した【ミートくん】作花.S選手は後半の天気を予測していたのかまだ肌寒い霧雨状態のコースになんと一人だけ夏を先取る形の半袖ポロシャツに半ズボンのいでたちで現れ、その熱く燃え滾る意気込みの程を満天下に知らしめた。

出だしの1番ホールのティショットこそ緊張のあまりか左チョロをやらかしてしまいOBとなったがそれにもめげずに奮闘したが練習時に頻繁に出ていた右にスライスを気にするあまり大会では左に引っ掛けるショットを連発し左の林の木の根元や木の横からのショットを数多く打つことを余儀なくされ苦戦していた。しかし3番ホール最初のPAR3では5mのロングパットを沈めて初パーを取るなど勝負強さを見せ付けた。またまだまだラウンド回数が片手未満と経験不足から方向や距離などのショットの正確性はバラバラだがミスショットにもめげない強い心と前向きな姿勢、そして関西支部の【雷神】選手を彷彿させる50ヤード以内はどんなライからでもパターで寄せるテクニックで健闘を見せた。さらにはショット時に放つ「エイヤっ!」の掛け声が彼のトレードマークになりそうなほど個性的なプレイヤーの誕生となった。結果前半こそ緊張のあまり「88」を打ったが後半はエイヤっショットが冴えを見せ「70」にスコアアップし無事デビュー戦を怪我無く終えることが出来た。
一昨年の覇者である【桂の狂牛】二宮.H選手は昨年も前年度覇者としてエントリーしていたものの大会直前に足を骨折し無念のキャンセル、王座返上の汚名を返上する為に2年ぶりに水島の地に舞い戻った。数少ない100を切ることの出来る縁起の良いコースとして好スコアを期待してのプレーとなったがいきなりスタートホールの1番ホールPAR4でティショットを左にチョロしてしまい今日のスコアに暗雲が立ち込めた。その後は雨雲と一緒に自身の暗雲も追いやるぞとばかりに奮闘を見せ、7番ホールPAR3ではニアピンを奪取したり続く8番ホールPAR4では4mの難しいラインと距離を見事沈めるなど奮闘した。しかしその後も優勝した時とは別人のようなミスを連発し前半は「53」と100の壁が大きく見えるスコアになった。
後半に入ってもなんとか100を切るんだと意気込んで積極的なプレーを心掛け、13番ホールPAR3ではピン横2mにつけるスーパーショットでニアピンを奪取するのはもちろんこれを難なく沈めてバーディを奪取するなど頑張っていた。
しかし毎年【京の大魔神】が大叩きする15番ホールPAR5で今年は【桂の狂牛】が悪夢を見た!グリーンまで残り50ヤードの池越えアプローチをザックリやってしまい池へ、その後打ち直しも池に連続して入れる失態を見せ、まさかの「11」を叩き完全に打ちのめされた。これで完全に心をポッキリ折られたのか続く16番の190ヤードと距離のあるチャリティーPAR3では大ダフリのドチョロを見せるなどその動揺している姿が痛ましかった。そしてその落ち込んだまま迎えた最終18番ホールPAR4ではティショットを右に大きくプッシュしてしまい池横の木に直撃し真下に落ちればセーフだったのが残念にもハザードの中へ・・・しかしハザード内は水が無く打つことは可能であったため無謀にもハザード内から一発逆転を狙ったのかはたまた100を切れなかったヤケクソか果敢にもトライした結果ぬかるんだ田圃のようなライからクリーンに打つこともできずザックリしてしまい無念の結果となった。結局後半は大叩きが響いて「55」を打ちトータル「108」と撃沈した。

昨年度の覇者である【京の大魔神】山内.R選手は史上初の2年連続優勝の大記録を打ち立てんと意気揚々として乗り込んできた。いつになくアイアンショットが好調で3番ホールの最初のPAR3では珍しくニアピンを奪取したり健闘したが1月大会でヘッドが落ちるという事故があった10年以上愛用のパターが修理をしたものの若干のフィーリング違いからか珍しく短いパットを引っ掻けまくって外すのを連発し、なかなか波に乗ることができなかった。しかしその後は豊富なキャリアから得た類稀な適応能力でパターとの調和を見せ、5番ホールではティショットをOBしたものの8mを見事に沈めてボギーで収めたり、8番ホールでは今度は9mを沈めるなど見事なパッティング技術を見せた。しかし毎年鬼門となっている悪夢の15番ホールPAR5ではアプローチで池に連続して入れ2桁を叩いている相性の悪いホールだが今年は3打目こそ残り130ヤードのショットを少し足らずで池に入れたもののあとを心を落ち着かせて慎重に対応し初の一桁台に押さえることができた。前半は【エンジェルレイパー】を同じスコアとなる「48」で後半に史上初の2年連続優勝並びに山陽べスグロ王座争いを巡って熾烈な一騎打ちを繰り広げた。
後半に入り一進一退の攻防を繰り広げていたが1打リードされた最終18番ホール、逆転優勝&べスグロを狙ってフェアウェイから放ったセカンドショットが力んだせいかトップをしてしまいグリーンを捕えることが出来ず、アプローチでワンパット圏内につけたものの3mを外し1打足らず自らの手で大記録を逃した。

昨年の夏の山陽支部公式戦以来クラブを握っていないというかつてからは考えられないくらいの久々ラウンドとなった山陽支部長【エンジェルレイパー】齋藤.K選手は例年であれば春先のラウンドは調子がイマイチでない為か、ショットがブレまくって撃沈することが多かった。しかし今年は前夜にたまたまテレビで見たゴルフ番組でユルユルグリップでショットすると良いというアドバイスに今更ながら影響を受けそのレッスンを守ってのプレーとなった。
出だしのスタートホールこそティショットを隣のホールまで右に曲げるOBを打ったり、3番ホールではこれまた右プッシュでコース外の工場エリアまで曲げるなどやはり付け焼刃ではダメなのか不安の残るショットが続いた。しかし徐々にユルユルグリップの極意を自分の物にできつつあったのか前半は【京の大魔神】を同じ「48」で折り返したが後半は割りと安定したプレーを見せ始め優勝&べスグロ争いで熾烈な争いを見せていた16番ホール距離のあるチャリティPAR3では見事に1オンしてニアピンを奪取し首位に躍り出た。一打リードで迎えた最終18番ホールPAR4ではティショットを左フェアウェイにキープして逆転を虎視眈々と狙う【京の大魔神】を尻目に放ったティショットは最後の最後でまたしても大きく右に曲げてしまった。しかし半端ではないくらいの曲げっぷりでなんとハザードを越えて隣のホールのフェアウェイに達しその絶好のライから放った2打目がグリーンエッジまで持ってくる素晴らしいリカバリーを見せ勝負の行方は最後のパッティングに持ち越された。逆転を狙って打った【京の大魔神】の3mのパッティングは僅かに切れて入らず、その瞬間に2パットで確実に沈めた【エンジェルレイパー】が1打差の優位を守り抜いて相手の史上初の2年連続優勝という大記録を阻止するとともに自身は史上最多の4度目の公式戦優勝の大記録を打ち立てた。

第9代山陽大会優勝者・・・齋藤.K選手(ネット84/グロス93)
第46代P−CUP優勝者・・・齋藤.K選手(ネット84/グロス93)
第6代山陽べスグロ王者・・齋藤.K選手(グロス93)
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