相変わらず、公務員人気は、高いようです。
倒産の心配がない、社会的信用度が高い、民間企業に比べ男女格差が少ない、各種施設や医療・職員住宅の完備等、勤務条件が充実している・・・などが人気の理由です。
積極的な理由が一つも見当たらない”とりあえず公務員”派が多いようです。(あくまで、多い志望理由ですので、現公務員の方は、気分を害さないでください。)
社会状況に応じて、資格や職種において、人気が移行したり、必要性が変化するのは当然のことといえますが、”とりあえず公務員”派の方へ、少しだけ注意点を・・・。
【易しくないですよ】
合格率は、国家T種:約5〜6%、国家U種:約10%で、ものによっては1%を下回るといわれています。
ある県庁の一次試験を通過してきた人たちの多くは公務員試験浪人生か元民間の会社員の人だったそうです。国家U種試験でも既卒者が最終合格者の過半数を占めます。今後も公務員人気は続くと思われます。「公務員にでもなっておくか」と言う時代では、ありません。試験についての情報収集や、無理・無駄のない学習計画を立てて頑張りましょう。(一般的には、1年程度の試験勉強が必要といわれています。)
【倒産しない?】
確かに倒産はしないのでしょうが、一度、公務員になったからといってずっと公務員でいられるのでしょうか?最近までは、”YES”でした。でも今後は、どうでしょう・・・。
よく耳にする「民営化」だけではなく「市場化テスト」も始まっています。市場化テストとは、「官民競争入札」とも呼ばれ、さまざまな公共サービスについて「官」と「民」がコストやサービスの品質両面で競い、優れた方が落札するという仕組みで、小泉内閣が進める「官から民へ」の「官製市場改革」の重要な柱です。官が民に負けるかもしれない時代がすぐそこまで来ています。
公務員がいいとか悪いとかではなく、資格を取得するのに大切なことは、社会状況を見るだけでなく、「自分が何をしたいのか」を考え、そのために必要な資格を選ぶことです。
資格取得において、「とりあえず」は、考えものです。