: 01-04/2012の新着品, : 再入荷品, ★: オススメ, ★★: MUST!
: 品切れ, : 品切れ・再入荷予定あり
★★ Pandit Pran Nath
"Midnight (Raga Malkauns)" [2CD]
Just Dreams / JD003 / 3200円
ラモンテ系で現在入手可能な唯一の正規盤。ラモンテの師匠であるインドのボーカリスト、プランナートの70年代の貴重な音源。テリー・ライリー夫妻とフルクサス作家で前衛ダンサーのSimone Fortiが演奏参加の71年の録音と、ラモンテ本人が参加という激レアな内容の76年の演奏。ブックレットがプラケースに収まった最終仕様再入荷。価格が当初の2/3以下になりました。
Paolo Castaldi
"Finale" [CD]
Strange Days / POCE-1209 / 2940 円
伊Crampsの現音シリーズ"Nova Musicha"が国内盤で一気に再発!初CD化で、ピアノの似たような展開のクラシカルな演奏4曲が続く。
★ Pacific 231 & Lieutenant Caramel
"Just Digging the Crazy Art" [LP]
Rotorelief / Rotor 0015 / 3600円
試聴
ポストインダストリアルのバンドPacific 231が、今や電子音楽作家といえるLCと組む意外性をウリにしているのかと勘ぐる人もあろう。しかし内容はA面 ではP231の退廃的で荒んだ雰囲気が前面に出ているのに対して、B面ではLCのシリアス電子音楽への指向が明らか。どちらも捨てがたいがB面 の実験主義が個人的にもオススメ。限定250。


★★ Patrick Kosk
"Mondweiss" [CD]
Edition RZ / ed.RZ3005 / 2200円
試聴
フィンランドの電子音楽作家の電子作品のみをまとめた初のフルCD。最新の表題作を含む自国スタジオでのものを始め、ベルリン工科大学やブルージュ電子音楽スタジオでの作品など6曲収録。一貫して突き放した感じの音は制作場所や時期に無関係で、RZが早くから注目していただけのことはある。特に自国放送局での92年の4曲目と81年の6曲目が高内容。
★ Paul Bradley
"Memorias Extranjeras" [CD]
Alluvial Recordings / All 23 / 2100 円
スペイン・バレンシアでのフィールド・レコーディングと浮遊電子音のミックス作品。南部の明るさを包み込んだ、しっとりした内容。


★ Paul D.Miller (editer)
"Sound Unbound - sampling digital music and culture" [book+CD]
MIT Press / 5900円
DJ Spookyの名で有名なMillerが編集した、remixという観点から解いてみせた電子音楽の本。モンド系電子音楽の祖(?)とし て人気のReymond Scottから、アフリカン・ビート、ヒップホップまで、別系統と思われがちな潮流を結びつける。 P.Oliveros、H,U Obrist、Steve Reich、Brian Enoといった幅広い執筆者参加。英語で文章主体はシンドイが。付属CDは シェフェール、ケージ、クセナキスら起源からデュシャン、アルトー、パイクらアート系、さらにそれらをSpookyがremixし たものまで45トラックを詰め込んでいる。B5、416項。


★ Paul DeMarinis
"The Edison Effect" [CD]
Het Apollohuis / ACD039514 / 2900円
試聴 tr.11
アポロフイスで95年に行われた、20世紀初頭の蝋管蓄音機やSPレコードの音を、現代の技術と素材で再構成して提示する展覧会の音源を収録したもの。古い録音のように聞こえるが実際はイミテーションで、インスタレーションとしての装置のノイズや合成音声のような電子音が聴かれて興味深い。それらの視覚的装置のイメージを喚起する写真が美しい。超久々再入荷。
★ Paul Doornbusch
"Corrosion" [CD]
Electronic Music Foundation / EM143 / 2000円
楽器とコンピュータという組み合わせだと「現音風協奏曲」を思い起こしがちだが、彼のシリーズ作とされる"Continuity"の2 曲は楽器も解体されたアヴァンな秀作。特に1曲目はゴングなどの金属音が加工された良い内容。ヴォーカルアンサンブルと エレクトロニクスによる最後の"Strepidus Somnus"も激しくてしかも不気味。
★★ Paul Panhuysen
"Le jeu & les Regles" [book+CD]
Les Presses du Reel   / 5000円
パンフイセンの回顧的作品集。ごく初期の60年代のペインティングからおなじみのワイヤーを使ったインスタレーションの数々、さらにオランダの前衛芸術史にまで及んだ充実内容。文章は仏語(一部英語)だが、写真や資料が大半を占めるので十分楽しめる。付属のCDはワイヤー系インスタレーションの音が中心だが、26トラックも収録。23x25cm、318項。再入荷。
★ Paul Panhuysen
"A Magic Square of 5 to Look at" [CD]
Plinky Plonk / plonk15 / 2200 円
彼がしばしば用いる魔法陣に周波数を割り当てて組み合わされた電子音のドローンが、緩やかに変化していく脳内マッサージ音楽。
★★ Pauline Oliveros
"Accordion & Voice" [CD]
Important Records / imprec 140 / 2300円
米西海岸の実験派ゴッドママ、オリヴェロスの最重要作品の待望の再発。電子音楽の時期を経て、純正調派の中心人物として活動しはじめた70年代の超名作!前者はアコーディオンのドローンとお経っぽいヴォイスのA面、もの悲し気に浮遊するアコーディオンの即興演奏のB面。ともにあっちの世界に連れていってくれる。MUST!! (廃盤?)
Pauline Oliveros
"Music with Roots in the Aether 5" [video]
Lovely Music / 8000円
対談と演奏によるビデオ・シリーズ。70年代に多く行われていたアコーディオン・ドローンとボイスによる瞑想的な演奏。
★ Pauline Oliveros
"To Valerie Solanas and Marylin Monroe in Recognition of Their Desperation" [LP]
Roaratorio / roar21 / 2000円
試聴
現代音楽畑ではないレーベルから続々とリリースされる人気のオリヴェロスの、70年代の未発表らしき音源登場。思想家Valerie Solanasが1968年に提唱した"SCUM Manifesto"に共鳴した作品で、任意の数の器楽グループと、それらがたがいに聴きあいながら演奏する。彼女の作品といえば浮遊するアコーディオンが有名だが、ここでは彼女はエレクトロニクスを担当し、その思想どおりアンダーな持続音をベースに、時に大きな抑揚を持つ異色の内容。なおSCUM Manifestoとは、暴力、女性差別、傲慢さなど「くず」と呼ぶ風潮を攻撃する趣旨で、当時のウーマンリブ運動のよりどころとなった。
★ Pauline Oliveros
"Tara's Room" [CD]
Deep Listening Publications / DL 24-2004 / 2100円
アコーディオンの端正な響きが解脱したアンビエント空間を生む。Deep Listening調のリバーブ効き過ぎの空間にリード、声、打楽器が静かにちりばめられた幻想音響の2トラック目も良い。
★ Pauline Oliveros
"Lion's Eye/Lion's Tale" [CD]
Deep Listening / DL28-2006 / 2200円
ガムラン・アンサンブルのために作られた作品。電気的操作もないが、ミニマル調で静かと言えるほ どに淡々と45分続く微分音の響きは捨てがたい心地よさ。
★ Pauline Oliveros/Jesse Stewart
"The Dunrobin Session" [CD]
Nuun-Pulsions / nuun 008 / 1700円
試聴 tr.3 "Breathe" / tr.6 "Paint"
西海岸実験音楽のゴッドママ・オリヴェロスも、もう70歳を超えて隠居だろうと思ったら、この盤では"Session"という通りパーカッションのスチュワートとバリバリのバトルを繰り広げるので驚き!この10数年はDeep Listeningの印象が邪魔していたので余計そう感じたが、元々歌心がある作家なので、こういう演奏も楽しそうにやってる。ただしドローンっぽい雰囲気のテイクも忘れていないのが個人的にはウレシイ。


★ Perlonex/Keith Rowe/Charlemagne Palestine
"Tensions" [2CD]
NexSound / NS 54 / 3300 円
ターンテーブルやエレクトロニクスを使うユニットPerlonexが、元AMMのK.ロウ(g)とパレシュタイン(org)を客演に迎えて構成した2枚組。前者は静かな電子音で始まるが、やがて耳障りな電子ノイズ、さらに野蛮なジャンクも加わり、再び静かに終わる。後者はパレシュタインのオルガン・ドローンに鋭利ノイズが侵入し、これも中盤は非常に騒々しい盛り上がり。共に1トラック40分強のハードコア。




★ Peter Ablinger
"IEAOV" [CD]
Durian Records 021-2 / 1900円
試聴
現代音楽専門のModeから出ていたこの作家の作品が、レーベルの色を逸脱したハードコアさだったので気になっていたら、他にも作品が。表題の"IEAOV"は上記作と共通の連作。これに含まれる長めの2,4トラック目ではノイズ的電子音に支配されているが、楽器の音が上記作よりはわずかに明瞭に聞こえる点で音楽的といえる。パワーや厚みを除けば、まるでクセナキスのコンクレート作品のようなテクスチュア。5-8トラック目は上記作品の表題作の一部で完全な白濁ノイズだが、多少バージョンが違うらしい。このレーベルでは例外的に突き放したジャケなのも納得。
Peter Batchelor
"Reflections" [2CD]
C3R 014 / 3300円
イギリスの無名作曲家の作品。コンピュータで処理された物音やピアノなどの素材が、時に走り回り、またメロディも伴って構築される。音響派に共通の語法が見られるが、明らかに構成された作品性が感じられる。

★ Peter Brandlmayr
"Interaktionen" [CD]
Durian Records 022-2 / 1900円
試聴

物理の研究所に勤め、そこの物理学者V.Krylovの思想である「物理の基礎を成す組織」にインスパイアされたという不思議な作家。金属オブジェっぽい音が空虚に舞い、時にラジオ風の声などが混入する。その研究所はオカルト方面なのではと思わせる怪しい内容。
★ Peter Brotzmann
"Paintings & Objects" [catalog]
Corbett vs. Dempsey / 4200円
パワー系即興サックス奏者として長く君臨してきたブロッツマンは、またビジュアル・アーティストとしての活動もマニアにはよく知られている。それらを集成したこの本には、極太の素材を押し込んだオブジェや、暗く塗り込められた油彩など、彼の破壊的な音に直結する雰囲気があ る。17x23cm,95項,英語。


★ Peter Greenaway
"4 American Composers" [2x DVD]
Les Films du Paradoxe / 317D0 / 2700円
Philip Glass、Meredith Monk、Robert Ashley、John Cageの、1980年代半ばに発表されたドキュメント風映像作品4作をまとめたもの。ナイマンの音楽を使った一連の作品で知られるグリーナウェイ監督によるもので、ゆえに英国特有の綿密な構成になっている。多少入門者向けの内容だがマニアックでもあり、特にケージでは主要作品の概説とはいえ初期の "Living Room Music"、"Double Music"や"Music Circus"など映像自体珍しい。モンクのは彼女の代表作"Dolmen Music"全曲の他、自作の初期実験映像は今でもこれでしか見ることができない。演奏とインタビューが交互に並ぶ構成。1作家各55分、PAL。お買い得な低価格。
★ Phill Niblock
"Touch Three" [3CD]
Touch / TO:069 / 3800 円
ドローン作家ニブロックの03-05年の未発表音源集。曲ごとにチェロ、サックス、リコーダー、ギター等が使われ、そのためか最近の極太ドローンの路線のみではなく、違った趣のE.RadigueやA.Lucierのようなモアレ調も見られる。
後者は1998年の作品3点。Petr Kitik指揮によるオーケストラ版の重厚ドローン(よくこんなもの演奏した……)が出色。どちらも基本的に麻薬だ。
★ Phill Niblock
"disseminate" [CD]
Mode / mode 131 / 2460 円
★ Phill Niblock
"Six Films" [DVD]
Die Schachtel / DSV1 / 3400円
ドローン音楽で有名なニブロックの映像作品と言えば、東アジアの農漁村の労働風景を撮ったものが出ているが、本作は初期の6作品を収録したもの。ただしコテコテ実験というわけではなく、サン・ラの演奏を記録し画像処理した69年の"The Magic Sun"(貴重かも)や、犬の目線から見た風景を切り取った"Dog Track"、ある画家のポートレイト"Raoul"など、意外にナチュラルな作風。現在のアジア映像への萌芽といえる。
★ Philip Corner
"Extreme Positions" [2CD]
New World / NW 80659 / 4600 円
ひと頃のラッシュを過ぎて久々のコナーの、初期と最近の器楽曲を収録。フルクサス的ノリでないシリアスな作品が中心。とはいえ因習的な音楽からは遠く隔たった、ドローン調やテープ使用の実験音響と、メロディ皆無の抑揚のない音楽。James Fulkerson演奏のトロンボーンの作品が多く、disc2ではBarton Workshopも参加。
Philip Glass
"Music with Roots in the Aether 2" [video]
Lovely Music / 8000円
R.アシュリー監修のビデオシリーズ。対談と演奏の2部構成で、"Music in 12 parts"、"Einstein on the Beach"他の演奏。初期作品演奏の画像は珍しい。
★ Philip Glass
"Icebreaker plays Philip Glass" [CD]
Orange Mountain / omm0035 / 2680 円
これらグラスの初期作品を出してくれるレーベルはミニマル好きには嬉しい。
Icebreakerなるアンサンブルによる"Music with Changing Parts"の35年ぶりの新録音。加算減算構造の完成された傑作だが、難しくしかもハードコアなので誰も演奏しない。
★ Philip Sanderson
"Seal Pool Sounds" [CD]
Seal Pool / spool 002 / 1800円
80年代のD. Jackmanとのコラボ等で再評価高まる作家の、Jonathan ColecloughのCDRを出したこともある大阪の個人レーベルからのソロ最新作。チープなニューウェ−ブ調シンセ実験音楽(?)という感じだが、それはデジタル機材に変わっただけのこと。
★ Philippe Mion
"L'image econduite" [LP]
INA-GRM / n9118 mi / 4500円
試聴
電子音楽といえば伝統のあるINAの原盤。
このLPシリーズでは最末期のリリースだが未だにCD化していない珍しいもの。仏作家によく見られる声を使った作品だが、テキストリーディング的ではないささやくような声と、それが変調され電 子音とミックスされる。全体に静ひつで結構怪しい雰囲気。新品デッドストック入手(ただしジャケに一部カビ汚れあり)。
★★ Pholde
"Finding Internal Asylum" [CD]
C3R 010 / 2400円
カナダの作家Alan Bloorと言ってわかる人はいないが、ノイズのKnurlという名前ならば日本でもライブをやったので有名。PholdはそのAlanの2000年からの音響系プロジェクト。金属板やコイルなどの金属素材を使ったダークドローンを追求しているが、決して打撃的な音には向かわず、洞窟のように残響をまとった不定形な音が一貫して続く。
★ Pholde
"Aperture of The Internal Surface" [CDR]
afe records / afe0981cd / 2400円

Knurlの音響プロジェクトPholde。その2。
前者は音響ノイズとトランス系中心のレーベルの作品。静寂なアンビエント的金属音が徐々に鋭利な摩擦きしみ音となって迫り来る。
後者はさらに埋もれた、作家のプライベート盤。ダークアンビエントの様相が強く、ひたすら金属摩擦音に残響がまとわりつく。どれも一貫した姿勢で作られているのがいい。

★ Pholde
"Of Matter By Which It Remains" [CDR]
inyrdisc 08 / 2200円


★★ Phren
"Stucke Mai 1981" [LP]
Phren Verlag 66.22457 / 3600円
試聴

謎のシアターピース演奏グループPhrenの記念すべき最初のリリース作品であるColosseum盤に次いで制作されたもので、どこも相手にしてくれないからか自身のレーベルを設立しての初リリース。音は変わらずにスリコギのごとく耳障りだが、弦楽器4人に加えてホルンが加わり、音の幅が広がるとともにだらしなく這いずり回る、よりパフォーマンス的展開となっている。30年活動しても話題に上らないのが不思議なくらいのヤバさを秘めている。デッドストック入手。
★★ Phren
"Theaterprojekt XII-Das Tagstuck" [LP]
Phren Verlag / F670246   / 3000円
試聴
Phrenのプライベート盤LPとしては最後となる2種。前者はこれまでとまったく違い、メンバーであり弦楽器奏者のC. N. Berningerの演出で行われ、シアター作品として確立されている。とはいえ打楽器、声、管楽器によるパフォーマンスは奇声を発したりドタバタ暴れたりと、ブッ飛んでるとんでもない内容に驚愕!ビジュアルがあれば最良だが音だけでも十分楽しめる。ジャケ写真を見れば内容も想像できるかも。
後者は再び弦楽器中心のスリコギ演奏に戻るが、SQにホルン2人の6人とメンバーが増えている。内容はもはや言わずもがな、人数が増えてもやかましくなったわけではなく、これまで通り奇妙でヘロヘロな演奏が、これでもかと放出される。デッドストック再入荷。
★★ Phren
"7 Stucke 1989" [LP]
Phren Verlag / F670547 / 3000円
試聴
★ Phren (1)
"Quartettstucke 1992" [CD]
Phren Verlag / PHV9401 / 1900円
試聴
特殊奏法満載の謎のシアターピース演奏グループPhrenの、プライベートCDシリーズを在庫放出価格で提供。CDの最初の頃は LPの抜粋復刻で、本作あたりから新録音でのリリースとなった。ヴィオラ2本+管楽器2種による、ヘロヘロとトグロを巻く変態系の演奏が8トラック。異端空気が充満している。
★ Phren (3)
"Analytische Duos Januar 1994" [CD]
Phren Verlag / PHV9403 / 1900円
試聴
同グループのメンバーによる様々な組合せの演奏を収録したもの。(3)はC.N.Berninger(viola)とM.Kopfermann (tenorhorn)によるデュオ。人数が少ないため神経質な対話となるが即興ではなく、またフリー系にありがちなステレオタイプな展開さえもなく進行する。(4)はヴィオラ、チェロ、ベースという弦楽三重奏風のユニットながら、細工がされたプリペアド楽器のため極めて非音楽的。ひきつりのたうちまわり、しかも即興バトル的な掛け合いや盛り上がりも希薄という特殊な演奏は他に例を知らない。
★ Phren (4)
"Analytische Trois 1994" [CD]
Phren Verlag / PHV9404 / 1900円
試聴
★ Phren(5)
"Analytische Duos (I) Nov.-Dec.1994" [CD]
Phren Verlag / PHV9601 / 1900円
試聴
特殊奏法満載の謎のシアターピース演奏グループPhrenの、プライベートCDシリーズ在庫放出価格提供その2。主要メンバーである弦楽器奏者 C.N.BerningerとM.Kopfermannの2人が共にヴィオラで演奏し、その乾いたスリコギ調な音の掛け合いは、あの実験バイオリン奏者 M.Goldsteinも真っ青。どちらも神経逆なで音響だが、(5)の弛緩した内容に対して(6)の方がよりエッジが鋭い演奏が多く聴かれる。
★ Phren(6)
"Analytische Duos (II) Dec. 1994" [CD]
Phren Verlag / PHV9602 / 1900円
試聴
★ Pierre Alexandre Tremblay
"Quelques Reflets" [DVD audio]
empreintes DIGITALes / IMED 11109 / 1900円
試聴
本作は30代の若手の06-10年の作品集。声も使うなどこのレーベルの伝統に沿っていると言えるが、退屈なテキストではなく素材として使われるだけ。ノイズ風味ではないが、電子音自体はやはり振幅が大きい。最後の曲は抽象的なビデオ映像とシンクロした作品。NormandeauのDVD同様、2ch版、5.1chサラウンド版、高音質mp3版を収録。
★ Pierre-Andre Arcand
"Transfuge" [CD+videoCD]
OHM/Avatar / 029/030 / 2400円
試聴
電子音や具体音のコラージュをベースに、時折言葉の断片や口から出るノイズがテープ加工され重ねら れる。派手ではないが、極端な振幅がなくジワジワと進行するのがむしろ大変不気味。映像CD(DVD機で試聴可)には抽象的 な画像を伴った変調ヴォイス作品を収録。2枚なのに安価。久々再入荷。


★ Pierre Scheffer
"5 Etudes de Bruits / Etude aux Objets" [LP]
Disque Dreyfus / FDM46050 36286 / 2200円
試聴
ミュージック・コンクレートの開祖シェフェールの生誕100周年にあたる今年はいろいろなイベントがあり、彼の講演をまとめた4CD Boxも出たが、ファン向けのディスクとしてはコレ!ジャズのレーベルから出たのがミソで、ごく初期のテープ切り貼りによる有名な作品でCDでも聴けるが、アンリのように新しい視点で楽しもうという意図であろう。テープにまみれたシェフェールのジャケがかっこいい。




★★ Pietro Grossi
"Combinatoria" [2CD]
Die Schachtel / DS20 / 3500円
試聴

最近再評価高まる(?)イタリアの電子音楽作家だが、これはその初期の様子をまとめたリリース。1枚目は60年代のGrossi3作と、このレーベルなどからかつてリリースされたE.Zaffiri、V.Gelmetti、Albert Mayrらマイナー作家の6曲を収録。この時期でもGrossiはドローンが基調で、Teresa Rampazziが設立したNPSというグループのは強烈なノイズ音響にビックリ。
2枚目はすべてGrossiで、70年代初頭の"Create"シリーズは意外にも初期シンセ音が飛び交う。80年代の"Sound Life"シリーズはドローンながらも変化に富んだ高内容。他にモンドっぽい"Fuga"シリーズ等、短い全22曲収録。


★ Projekt Klangnetze
"Musik von 93 Schuelerinnen" [CD]
Durian Records 003-2 / 1900円
試聴
このレーベルに関与する演奏家(チェロのM.Moser、ギターのB.Stangl等)と、93人の女子学生が参加するワークショップのようなもの。普通ならば好き勝手に音を出して混沌状態になったり、逆に散漫すぎてダラけてしまうところだが、取り組み方に関する事前の綿密な指示のためか、長めの1、2曲目でも極めて抑制された演奏が淡々と行われる。7曲目では電子音も使われ、学生が対象であってもわかりやすくしないところが重要。
Provisional Riviera
"Autumn Leaves" [CD]
Trans / TRAN 09056 / 2200円
Solid Eyeの創設メンバーによる、チェロとテープによる作品集。多少フリーっぽい感じがあるが、コンクレート・サウンドがクネクネと絡み合う。
★ Quartetto
"Organic, Playco 1969" [CD]
Alga Marghen / plana-Q13TES.067 / 3000 円
近年亡くなったDavide Mosconiのピアノを中心に、Gardenghi, Christofolini, Bonoraらによる弦、管、ヴォイスで構成される超アヴァンの渾沌即興演奏グループ N.A.D.M.A.の前身といえるユニットの未発表音源。フレーズが見隠れするなどフリージャズの雰囲気はあるが、パーカッションを中心にエッジの鋭い音が放射され、確かにN.A.D.M.A.の前兆が感じられる。
     
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