|
|
||
|
★★ Taj-Mahal Travellers (タージマハール旅行団) "「旅」について " [DVD] Super Fuji Discs / FJSP-50 / 4200円 |
タージマハル旅行団は、ストックホルム近代美術館の招聘により1971年に渡欧し、ヨーロッパ各地でのコンサートやフェスティバルに参加した後、主要な メンバーはワゴン車に乗ってタージマハールまでの「旅」に出た。本DVDは鉄腕アトムの音響デザイナー大野松雄が製作した幻の映画で、一年弱に渡って海外に滞在した彼らの姿をロードムービーとして捉えた貴重なドキュメント映像である。 |
![]() |
★★ Takehisa Kosugi(小杉武久) "キャッチウェイヴ゙'97" [CD] Super Fuji Discs / FJSP-53 / 2800円 |
1970年代は「タージマハル旅行団」の中心メンバーとして活躍し、現在は「マースカニングハム舞踊団」の音楽監督を務める小杉武久の代表作! 音、光、風などの多様な波動を捉え、それを異なる次元へとトランスフォーメーションさせる唯一無二の即興演奏「キャッチウェイヴ」の、97年に水戸芸術館で行われたコンサートの未発表音源!実に74年のLP以来となるこの曲の新リリース!波の写真だけで綴られたブックレット付き。 |
![]() |
★ Takuji Kawai (河合拓始) "偶対と水" [CDR] Color Records / CRCDR-006 / 1050円 |
コテコテ現音の作品を深く演奏する一方で即興演奏のライブも積極的に行う、閉塞現音界では期待の気鋭ピアニスト。これは 08年にダンサーと行った即興演奏のライブ盤。この手の他の例としてはDerek Bailey+田中泯が思い出されるが、想像通りな にやらガサゴソという音や雰囲気だけの無音など、楽器の音の出ていない場面が怪しい。 |
|
★ Takuji Kawai (河合拓始) "Blade" [CDR] Color Records / CRCDR-007 / 1260円 試聴 |
現代音楽から即興演奏まで幅広く活動するピアニスト、河合拓始の最新作。2004年に録音された2つのライブを収録。特筆すべきはどちらも電子音を併用していること。高周波のような電子音はピアノとほとんど無関係に流され、1曲30分の多くの部分がピアノの爆走状態の激しい演奏。M.フェルドマンの長く静ひつな曲をやる同じ人とは思えない。 |
![]() |
★ Takuji Kawai (河合拓始) "Piano Plateaux" [CDR] Color Records / CRCDR-004 / 1050円 |
現代音楽を得意とする気鋭のピアニストだが、即興演奏の自主ライブも積極的に企画する幅広さを持つ。以前ダンサーとのコラボCDRを紹介したが、それが音だけではいささか状況が分かりにくいのに対して、本作はバリバリと弾きまくるシブくない内容。とはジャズ的要素は皆無の、知らずに聴けばほとんど「現代ピアノ曲」というハードな演奏。 |
|
★ Tebla (カンノ・ケント+浦裕幸+山口晋似郎) "to/in" [miniCDR] Two Lines / TLCD 02 / 1000円 試聴 |
浦と山口のエレクトロニクスにインド打楽器タブラを加えてTebla(^^;)。もちろんリズムを刻んだりはしないが、これが加わることでハードで耳に痛い実験電子音との掛け合いバトルがしばしば起こる。10分程度の2曲というのもダレずにスリリングな演奏をもたらすのにいい設定。限定50。 |
![]() |
★★Teresa Rampazzi |
01年に亡くなったイタリアの女性作家の発掘音源だが、まるでアイメルトら初期黄金時代のWDRスタジオの作家を彷彿させる空間電子音の数々にびっくり。12の部分からなる2曲目は72年の作品なのに、まったく日和ったところがないハ−ドコアな実験電子音。このレーベルの一連の作品群でも上位に挙げられる。MUST!!! |
![]() |
★★ Terry Fox "The Labyrinth Scored for Eleven Different Cats" [LP] Choose Records / choose 11LP / 4200円 試聴 |
フォックスといえば幻を擦ったり叩いたりする実験音響で知られる美術家/サウンドアーティストだが、本作は08年に亡くなった追悼の意味以上に、77年の唯一のテープ作品の初リリースという点が重要。しかも回転数を間違えたかと思わせるよう なモゴモゴと地を這う奇怪な音が果てしなく続く。内ジャケには五線譜に音符らしき記号が並べられているが、それがこの音と関係があるとはとても思えないのが、いかにもこのコンセプチュアル作家の不可解さ。いろんな意味でMUST! |
![]() |
★ Terry Fox "Textum" [book] Het Apollohuis / 2800円 |
格子状に配置された英文字、その上に描かれたラインと図形。いっさい説明のないコンセプチュアルの極致といえる内容の本(A4、38項)。弦をいじる音響で知られるフォックスだが、そういう分かりやすさとは隔絶した厳格なアート作品。紙の質感もいい。絶版。 |
![]() |
★★ Terry Jennings/John Cage "Lost Daylight" [CD] Another Timbre / at10 / 1800円 試聴 tr.3 / tr.6 |
ティルバリーといえば近作ではコレ。若くして世を去った作曲家ジェニングスの初録音。ここに収録の58年から65年までのピアノ作品はNYのアヴァンギャルド勃興期には珍しい、非常に静ひつかつ調性もある内省的な音楽。カップリングのケージの "Electronic Music for Piano"も、響きを重視するライブエレクトロニクスで緊張感に満ちた名演。現音の秘宝! |
![]() |
★ Terry Riley "I Like Your Eyes Liberty" [CD] Sri Moonshine Music 002 / 2300円 |
ライリーのプライベート・リリース第2弾。詩人Michael McClureとのコラボで、淡々としたビート詩人の朗読のバックでライリーのジャジーなピアノ演奏が解脱モード たっぷりに奏でられる。今回はサインなしで通常価格。 |
![]() |
Terry Riley & Arte Quartett "Assassin Reverie" [CD] New World / NW80558 / 2400円 |
もはや巨匠といえるライリーの新譜。ラーガ・ヴォイスとサックス、ハープシコードによる作品、60年代のミニマル調作品、そして表題の新作はサックスSQ とテープによるもの。全体に滑らかで、ライリー独特の旋法による"音楽的"内容。 |
|
★ The Imaginary Soundscapes "A way out by knowing smile" [CD] Ruptured / RPTD 006 / 2000円 試聴 |
ユニット名 Imaginary...が「ソレ系」の人々のウケを狙ったかは不明。メンバーのFrederic Nograyのソロ作は実験テクノ的なノリだったが、本作はちょっと聴くとオブジェ類が素材になっているような感触も受ける、緻密さと質感を意識して作られた電子作品。アラビア語圏でリリースされたものだが、そういう背景は皆無の現代の電子音楽。 |
|
★★ The New Blockaders "Antinomia part II" [7"EP] DotDotDot Music / dotdotdot 014v / 1400円 試聴 |
ウチはもう「トリビュート」とか「TNB素材使用」とかいう偽物は扱わないことにした。個人的には初期のガキゴキしたのが好きだが、本作のようにハーシュ寄りの金属粉砕爆音であっても、純粋TNBならばやはり品質は保たれているし、ジャケもいい。マーブル模様のクリアビニール、限定300。 |
![]() |
★★ The New Blockaders "Live at Hinoeuma" [LP] RRRecords / RRR TNB / 6500円 |
当初メールオーダーでのみ注文可(しかも1人1枚)という強気商売だったが、結局普通に流通した。Hypnagogia等が乱発している近作ほどはハーシュ化していない、ジャンク的テクスチュアを残した点で好ましい。ゴージャスなTNB調ピクチャーディスク、限定400。(透明スリーブに裂け目あり。) |
![]() |
"Volume 1" [CD] LeCoq / AT-G61 / 2000円 試聴 |
ロゴテティスのCDを出した自主レーベルを運営する新進コンピュータ音楽作家の、自身の処女作にしてレーベル第1作。といってもリリースはもう6年も前。1曲目は 様々な要素の電子音が入り乱れる展開の速い内容。2曲目は逆に展開が少なく陰影のある重厚な電子音の佳作。 |
![]() |
"Deviant Studies in Cityplanning" [CD] Firework Edition Records / FER1091 / 1600円 試聴 |
都市計画に関係する表題と、各トラックの建物や広場の名称から引き出されたかのような、都市の雑音らしき音響。確かに機械的な音や排気音のような雑音も聞こえるが、フィールド・レコーディングではなく、あくまで観念的に捉えられたイメージを音響化したもの。ル・コルビジェのテキストを読む短いトラックが添えられている。 |
![]() |
★ Tim Catlin
"Radio Ghosts" [CD] 23five Incorporated 011 / 2700 円 |
音響系重要レーベルからの作品。 ギター中心の6曲収録。特に1-2トラックのサイケ・ドローンは徐々にディープさを増す好内容。他のつまびき系やシンバルの持続音もいい。ジャケのセンスの良さが光る。 |
![]() |
★ Tilman Kuentzel
"Filigran Transformations" [catalog+CDR] private / 1900円 |
展覧会のカタログ(17x23cm、8項、独語/英語)。CDは激しい痙攣発振ノイズで、短時間の収録(4分強)ながら高内容。 |
![]() |
★ Tilman Kuentzel "Roseboard" [CDR] private / 2800円 試聴 |
知られざるサウンドアート作家ながらCDも多数作っているクンツェルの過去作品をまとめて再入荷!題名にあるバラの花を並べたような発光装置をトリガーとして行ったパフォーマンスの音源を収録。ゴロゴロと鈍いビートを内蔵した、インダストリアル風でもあるノイズ的演奏は、こういう作家には珍しい渋くないもの。作家に直接要請して作ってもらうために、非常に手間がかかる。 |
![]() |
Tim Parkinson "Cello Piece" [CD] Edition Wandelweiser / EWR 0603 / 2400円 |
いかにもな題名通りチェロを使い、極端に音が少ない激シブな部分と、古楽のような短い旋律、音の長短のみの反復等、短いフレーズが間と交互に奏され、それが12トラック続く広義のミニマル音楽。音自体は枯れていない。どちらもいつものハードコア。再入荷。 |
![]() |
★★ Tim Hodgikinson |
Henry Cowのメンバーだったレコメン系作家だが、いまは忘れられかけたホジキンソン。しかしこのシリアスな作品は別次元 。自身のクラリネットを含むアンサンブル作品"Vers Kongsu II"の強迫的暗黒内容はほとんどドゥミトレスク!それもそのはず、演奏はドゥミトレスク率いるHyperion Ensemble!テープを使った2曲目も同様のヤバさ。これこそ埋もれた傑作! |
![]() |
★ Timo Van Luijk/Kris Vanderstraeten "Costa del Luna" [LP] La Scie Dor / Scie 507 / 4000 円 |
Noise Maker's絡みの別ユニットの作品だが、ノイズ的感触は一切ない非常に静ひつかつ妖艶な即興演奏。題名にあるような「ルナティックな」音一つ一つを紡ぎ出す作業でこそ、ただならぬ力量が要求される。限定400。 |
![]() |
★ Tod Dockstader
"Eight Electronic Pieces" [CDR] Smithonian Folkways Archival / FW03434 / 2000 円 |
過去の一時期ブレイクしかかって、これも含め3種類ほどCDになったが、元々マニアのみ知るマイナーな作家なので今は静か。本作は68年という時期ながらシンプルな電子音による効果音っぽい感じのヘナヘナな作品群。 |
![]() |
★★ 長谷川時夫 "ルバイヤート" [CD] Mithila Museum / 2100円 試聴 |
タージマハル旅行団の元メンバーである長谷川氏は、1982年以来新潟の山村でインド民族美術の美術館を運営している。その活動の延長として30年ぶりに演奏再開したが、音楽活動再開後の第2弾が登場!前回に続きこれもまったりした内容だが、民 俗楽器ルバーブを静かに奏で、ペルシャの詩人の詩を日本語で歌う内容は、さらに解脱の境地を迎えている。本格的活動に際して制作・販売態勢も整え、プレスCDでのリリース。 |
![]() |
The Omni Recording Corp. / omni 155 / 2200円 試聴 |
映画「禁断の惑星」のサウンドトラックと並ぶ電子音楽のキワモノ、オランダの重鎮2人(Kid BaltanはDick Raaijmakersの変名)の1957年の作品がCD再発!2001年宇宙の旅やトワイライトゾーンで使われたことで知られるが、そのチープなメロディといいピコピコという軽薄な音といい、脳天気この上ない。シリアス電子音楽の愛好者からは嫌われているが、それゆえにポピュラー音楽の側からリスペクトされ、衰退した現音系電子音楽を尻目にこうしてディスクが作られ続ける。 |
![]() |
★ Tomas Marco
"Tea Party, Rosa-Rosae" [LP] Hispavox /(30)130 303 / 3500円 |
超マニアのみ知るスペインの現音作家マルコのLP。特にB面全てを使った抑揚のない弦楽曲"Rosa-Rosae"が不思議な雰囲気。 |
![]() |
★ Tom Johnson
"Kientzy Plays Johnson" [CD] Pogus Productions / P21033 / 2000円 |
現音を得意とするサックス奏者キンゼイによる、最近のジョンソンには珍しいコテコテにミニマルなスタイルの作品。加算構造やループなど良きミニマルの香り充満。 |
![]() |
★ Tom Johnson
"Music for 88" [CD] Experimental Intermedia / IX 106 / 2200円 |
題名が示す通りの数理的アナグラムに従ったピアノ作品。上昇下降を繰り返したり、ミニマル的なパターンを刻んだりするが、実験のための実験ではない音楽的内容。 |
![]() |
★ Tom Johnson
"Organ and Silence" [CD] Ants / AG05 / 2400 円 |
数学的比率を使用したミニマル調の作品が多いジョンソン。新作もオルガンの無機質な響きと長い休止が交互に現れるシステミックな内容。 |
![]() |
★ Tom Johnson "Rational Melodies" [CD] New World / NW 80705 / 2000円 試聴 |
厳格なシステムに従いつつも音楽的な完成度のある作品で知られるジョンソンの最新作。曲は82年の最も有名なもので、パターンが加算・減算システムで伸縮する、Philip Glassに通じるコテコテなミニマル音楽。室内アンサンブルDedalusは、21の短いパートをそれらの曲調に合った楽器を選んで演奏し、コンセプト重視の息苦しさのない、楽しく聴ける好演。 |
![]() |
Tomas Korber-Bernd Schurer "250904" [CDR EP] Balloon & Needle / bnn16 / 1800 円 |
エレクトロニクス2人による冷徹電子ノイズ。いきなり白色雑音から始まるが、以降は繊細な空間電子音。収録18分。 |
![]() |
Tomas Phillips/Dean
King "A Travers le Bord" [CD] Non Visual Objects / NVO-007 / 2650 円 |
神経質な静ひつ電磁波から始まるが、それをベースに徐々に色彩のあるアンビエント景観を呈し、再び静寂に帰っていく1トラックの長い作品。限定300。 |
|
★★ Tomomi Adachi (足立智美) "Early Works & Live 1994-1996" [CD] OMEGA POINT / OPX-003 / 2415円 |
本シリーズ処女作の、07年一柳慧企画のアートコンプレックスのライブ録音CD(OPX-001)でライブエレクトロニクスを担当した、海外でも活躍する パフォーマー足立智美の、初期のヴォイス・パフォーマンスを中心にまとめて詰め込んだブチ飛んでるリリース!関東の山奥にあった伝説の個人 スペースでの電気的暴力的音響詩群と戦前日本の音響詩の紹介、本格的活動開始直後の貴重な楽器即興演奏などを収録。多岐に 渡る現在の活動の起点となった時期の録音であり、いずれは資料的価値を持つようなリアル アヴァンギャルド記録である!(詳細) |
|
★★Tomomi Adachi & Jennifer Walshe "Live @ WKCR" [CDR] Kukuruku Recordings / k10 / 1000円 試聴 |
オメガ方面ではおなじみのパフォーマー足立智美と女性ヴォーカリゼーション、ウォルシュのデュオ。1曲目はほぼ生声の忙しい掛け合い、2曲目はウォルシュの声を足立の自作エレクトロニクス機器で加工する40分の長いテイク。足立のソロではしばしば行われる過剰な電子操作は控えられ(それでも十分派手だが)、声による表現を重視した内容となっている。限定200。 |
|
★ Tomonari Higaki (檜垣智也) "Mahoroba" [CD] Motus Acousma / M310015 / 1800円 試聴 |
多チャンネル電子音楽アクースモニウムを手がける作家たちの主導的人物の最新作。表題作は地味だが、"Chanson de la Femme Fantome"は日本語のシュールなテキストを使い、それを素材として加工し電子音とミックスされる。 |
![]() |
Tony Conrad
"Joan of Arc" [CD] Table of the Elements / 77 Ir-Audio ArtKive 010 / 2700 円 |
映像作家としてのトニコンが関係した60'sアンダーシーンの発掘音源シリーズの最新版。1968年のIra Cohenのサイケ映画のサントラで、足漕ぎオルガン によるくすんだドローンが続く。足漕ぎならではのアナログ的歪みとギコチなさも、そういう時代の反映。 |
![]() |
★ Tony Conrad "Bryant park Moratorium Rally" [CD] Table of the Elements / 83Bi / 2400円 |
バイオリン芸一本かと思ったら、1969年に自分の部屋から聞こえる街頭の反戦デモの叫びと、テレビのニュースを同時に録音しミックスしたもの。ブッシュ政権とメディアのバーチャル情報を皮肉った、シリアスかつノイズ的アジテーションも含んだ作品。 |
![]() |
★★ Toshi
Ichiyanagi (一柳慧) "ミュージック・フォー・ティンゲリー" [CD] OMEGA POINT Archive Series / OPA-005 / 2600 円 |
日本の電子音楽発掘企画第5弾!あの横尾忠則の激レア・ピクチャーLPで、現音の作家としては国内外のアヴァン・マニアにはダントツの人気を誇る一柳慧の、ほとんど紹介されていないテープ作品をリリース!再プレス出来。(詳細) |
![]() |
★ Toshi Ichiyanagi (一柳慧) "ミュージック・フォー・ティンゲリー" [LP] OMEGA POINT Archive Series / OPA-005LP / 3700 円 |
マニア御用達LPバージョン出現。オマケもなく物理的理由で曲順が違うだけで内容も同じジャンキー向け限定300 (実売250?)。 |
![]() |
★★
Toshi Ichiyanagi (一柳慧) "Electronic Field" [CD] OMEGA POINT Archive Series / OPA-008 / 2600 円 |
1997年に茨城・水戸芸術館において行われた一柳氏のソロ・パフォーマンス。プリペアド・ピアノによる即興演奏を電子的に変調したライブ・エレクトロニクスのキョーレツな演奏は、現代音楽の巨匠たる一柳氏が今でもバリバリの実験精神の持ち主であることの証しだ!(詳細) |
![]() |
★★ 一柳慧+寒川晶子+足立智美 "ライブドキュメント 「空間へのオマージュ」" [CD] OMEGA POINT / OPX-001 2415 円 ★★ 一柳慧+寒川晶子+足立智美 "ライブドキュメント 「空間へのオマージュ」" (special edition) [CD+miniCDR] OMEGA POINT / OPX-001a / 4000円 |
2007年10月に神奈川県民ホールで、一柳慧監修による美術・音楽・コンテンポラリーダンス・シンポジウムなどがプログラムされた「アートコンプレックス」というイベントが開催された。その一環として行われたこの「空間へのオマージュ」は、ベルリン在住の現代美術家塩田千春のインスタレーションの会場内での、一柳氏と気鋭の若手演奏家によるコラボレーションである。選曲は一柳氏による現代音楽の古典2曲と、3人による即興演奏。(詳細) 後者はリハーサルでのテイクとオープニング・パーティでの演奏を収録した miniCDR付きスペシャル版。限定100。 |
![]() |
★★ 一柳慧+久里洋二 |
日本の電子音楽発掘企画第9弾!60年代から実験アニメーションの作家として内外に知られている久里洋二氏のアトリエで発見された、アニメーション用として提供されたと思われる一柳慧氏による1974年制作の未発表の音作品に、新しく書き下ろしたアヴァンギャルド漫画を組み合わせた新作である。 |
![]() |
★★ 一柳慧+久里洋二 "ドリップ・ミュージック" (artist edition) [book+CD] OMEGA POINT Archive Series / OPA-009a / 5000円 |
|
![]() |
★★ Toshi Tsuchitori (土取利行) |
70年代に活動を始めたパーカッショニストの土取は、Steve Lacy、Derek Baileyら世界のフリー系演奏家とのコラボを経て、やがて日本の原始の音を追求するようになった。 この2作は80年代初頭にLPで出ていた作品の復刻。どちらもサウンド アート的な突き放した音ではなく、土俗的あるいはシャーマン的な音で、特に前者ではなにやらウナリながら叩く没入した演 奏。後者は讃岐地方で採掘される固い石の金属的で透明な響きがすばらしい。 |
![]() |
★★ Toshi Tsuchitori "サヌカイト" [CD] 日本伝統文化振興財団 VZCG685 / 2500円 試聴 |
|
![]() |
★★ Toshi Tsuchitori |
この2作は90年代以降の新録音。 前者は和太鼓の源流といえるが、音楽的盛り上がりはなく脱魂のための儀式のようなリズ ミックな没入演奏。石笛なども使う。 後者はフランスの古代の壁画が残る洞窟での演奏。太鼓、石笛等を使い、4作の中では 最も音楽的なバリエーションがあり、かつ深い響きに満ちた高内容。こういう団体から出たCDって全然流通しない・・・ |
![]() |
★★ Toshi Tsuchitori "瞑響" [CD] 日本伝統文化振興財団 VZCG687 / 2500円 試聴 |
|
![]() |
★ Toshiya
Tsunoda (角田俊也) "Kapotte Muziek by ..." [CD] Korm Plastics / kp 3014 / 1960円 |
Kapotte Muziekの旧作を再解釈するシリーズ。元はカセットの"Vier Stukken"で、横須賀でのフィールド音を使用した奥行きのある空間音響。 |
![]() |
★ Toshiiya
Tsunoda (角田俊也) "Ridge of undulation" [CD] Hapna / H. 24 CD / 2400 円 |
元WrKのメンバーでありリリースも旺盛な角田の作品。今回は定番である金属板の低周波と高周波の振動ノイズの他、電子音や海辺のフィールド音も含む内容。ジャケは微細線描ドローイングで知られる小川敦生。 |
![]() |
★ Toy Bizarre / Pierre Redon "Saisons" [CD] Auf Abwegen / aatp24 / 2900 円 |
雑誌も出しているが、最近はリリースも順調のAuf Abwegenの新作。四季の題名に沿った4作品。それぞれの季節の感触は何となく感じられるが、全体に突出した音はなく淡々とした物音+電子音。 |
![]() |
★ Trevor
Taylor "New Music for Percussion, Sound Sculpture, Tape and Live Electronics" [CD] FMR Records / FMRCD 85-C0703 / 2400円 |
このレーベルを主宰するパーカッショニストの自作自演集。正統的な打楽器演奏も含まれるが、音階操作が不可能なオブジェ系(バッシェ作品など)を使う場合は響きが重視された重厚な内容。テープもほどよく効果 を加えている。 |
![]() |
★★ Trevor Wishart "Machine" [CD] Paradigm Discs / PD25 / 1900円 試聴 |
英国実験音楽の重鎮ウィシャートの71年制作の幻の作品がついに復刻!幻の電子音楽作品集"Electronic Music From York" 3LPBoxの一部である。題名通りの機械賛美と文明批判。テキストのコラージュから始まり、中盤以降はマシンノイズと荒んだ雰囲気が、どっかのノイズ系作家と紙一重の世紀末的な混沌の渦を現出する。ジャケの廃工場の写真やオリジナルのアートワークもいい。再入荷。MUST!! |
![]() |
★ Trevor Wishart "Bearch Singularity/Managerie" [CD] Paradigm Discs / PD03 / 1900円 |
こちらも名作LPの復刻の旧作で、浜辺で演奏する楽隊の音をコラージュした"Bearch Singularity"と、雑多でスリリングなテープ作品"Menagerie"、ボーナスとしてガイキチ一歩手前の生ヴォーカル・パフォーマンス"Vocalise"を収録。再入荷。 |
![]() |
★★ Trevor Wishart "Fanfare & Contrapunctus" [LP] PAN 12 / 3200円 試聴 "Fanfare" / "Imago" |
自国のレーベルParadigmが過去の作品を多数リリースしてきたが、まだ知られざる音源があったとは。特に1976年の"Fanfare and Contrapunctus"は強烈で、電子音が悶絶する前半と、自身によるヴォイスを変調しトグロを巻く後半という、ノイズ作家でもそうはやらないエグい内容!B面は最近の来日時にも演奏した"Imago"で、これはパソコンでの純粋電子音楽。しかしライブの時よりもキレと音圧があり、そこらの軽い電子音楽とは隔絶した高内容。ジャケも特殊でカッコいい。 |
|
★ Tricorder "NTRIX" [CD] Durian Records 023-2 / 1900円 試聴 |
クラリネット奏者Molinariと、上記にも登場するベース奏者Fussenggerらラップトップ・コンピュータ2人によるユニットの演奏。静かな演奏が多いこのレーベルにあって、3曲目は例外と言えるやかましさながら、近寄りがたいほど解体的ではない。一転して2曲目はクラリネットの細い線を基本にそれを変調した電子音が寄り添って18分続く、これもなかなか秀作。 |