| part 3 | ★: オススメ / ★★: MUST!!
/ ※: 中古品 / ※※: 委託中古品 |
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★★ Octavian Nemescu "Musique pour Descendre" [CD] Niklas Records / n 004 / 1700円 試聴 |
ルーマニアの旧体制時代からLPが知られていたネメスクは電子音楽も多数ある作家だが、ドゥミトレスクの派手さの陰に隠れた存在。今回は多分何10年ぶりかの新作リリース!収録の2曲とも器楽+電子音という構成で、劇的な盛り上がりもなく淡々と進行する穏健な内容ながら、メロディなどはほとんどなくなかなか味わいがある。コテコテ現音が主流だった旧東欧の「ワルシャワの秋現代音楽祭」にも招かれた経歴があるが、その中ではこれでも異端の一人だったろう。マイナー作家探索マニアにはオススメ。 |
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★ Eric Cordier "La Cite du Bruit" [mini CDR] Universinternational / UI 016 / 950円 |
レーベルの指向にあわせたのか、多様なスタイルのあるコルディエの中では珍しいフィールド音素材を使った作品。航空ショーでのジェット戦闘機の飛ぶ音を使っていて、パルスなどを含む電子音のノイズとジェットの音が断続して交錯するように展開する。限定200。 |
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★★ Keith Rowe / John Tilbury "E.E. Tension and Circumstance" [CD] Potlatch / P 311/ 1800円 試聴 |
元AMMのこの2人の組み合わせは、03年に出た"Duos for Doris"以来。キース・ロウはテーブルギターの加工したフィードバック音のみ、ティルバリーはモロにフェルドマン調のおぼろげなピアノ。ロウが短波ラジオを使わないという点を除けば、ほとんど晩年のAMMである。後半ではロウのノイズは音量を増し、逆にティルバリーはピアノの本体を静かに叩くだけで、新境地といってもいいほどの音響的せめぎあいにビックリ。 |
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★ Beatriz Ferreyra "s/t" [CD] INA-GRM / INAG 6030 / 1800円 試聴 tr.1"Dans un point infini" |
この作家はかつて多チャンネル電子音楽のグループMotusから単独のCDが出ていた、INAからはたぶん初めて。本作では1曲目のバイオリンのパターンが徐々に多重化しつつ速度を上げていく作品が出色。 |
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★ Michel Redolfi "Sons-Frissons" [CD] INA-GRM / INAG 6031 / 1800円 試聴 tr.2 "L'ombre de la meduse" tr.7 "Songes drolatiques" |
リドルフィはINAのLPから出発した作家だが、80年代末以降に流麗な作風で現音よりもプログレ方面に人気があった異色の人。その後の動向が空白だったが、この作品では古巣ゆえの仏電子音楽の王道らしい曲に加え、かつてのような美麗な電子音が聴かれる曲も。 |
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★ Horacio Vaggione "Points Critiques" [CD] INA-GRM / INAG 6032 / 1800円 試聴 tr.5 "Phases" |
ヴァジオーネはイタリアCrampsでデビューした電子音楽作家で、E.ポローニオと共演した激レア盤があるなど異端であるが、仏電子音楽の主流派にも属している。本作に収録のうち4曲は電子音のみの作品だが、5曲目の"Phases"は、かつてブルージュ電子音楽スタジオのCDでも聴かれたような、楽器と電子音が拮抗した秀作。 |
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★ Michel Chion "La Tentation de Saint Antoine" [2CD] NUUN / nuun 007 / 2300円 試聴 disc1 tr.5 "La Cite humaine" |
Sub Rosaからの"Requiem"の復刻など、最近妙に注目されているシオンの、これもINA-GRMから2CDで出ていた80年代初頭の作品の再発が登場。フローベールの9枚の絵を題材にしたドラマ仕立ての作品で、それゆえにテキストが多く使われる仏電子音楽の王道と言える内容。しかし要所で聴かれる激しいコンクレートの場面は、明らかに同様の他の作家と違って退屈さを吹き飛ばしてくれる。なお曲中のナレーションはM.ボカノウスキーとピエール・シェフェールだそうです。 |
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★★ Richard Maxfield/Harold Budd "The Oak of the Golden Dreams" [CD] New World / NW80555 / 1900円 |
ラモンテとも共演していた夭折の電子音楽作家マックスフィールドの、超レアなAdvance盤LPを復刻。"Amazing Grace"をカットアップした作品や、「田園交響曲」(!!)という電子音の作品もヤバいが、D.チュードアの演奏による"Piano Concert"の冷厳内部奏法にはただ平伏!カップリングのバッドの同レーベルの初期作品も、近年の作品とは隔絶したシンセのドローンが素晴らしい。 Advanceからこの2作品を選んだNew Worldの目利きもタダモノでない。後者は中古。 |
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★★ Richard Maxfield/Harold Budd "The Oak of the Golden Dreams" [CD] New World / NW80555 / 1300円※ |
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★ Josef Beuys "Posters" [book] Prestel / 3200円 |
ボイスはヨーロッパ・フルクサスの中では政治的活動で知られ、そのためかイベント告知のアジテーション的なポスターが膨大に存在する。この本はそれらをまとめた珍しい企画。単なる情報提供という機能を超えた、政治的意図を前面に出して迫る画面の作品が多く、見ごたえがある。24x30cm、95項、独/英語。 |
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★ Lettera 22 "Lack of Attention" [CD] Ljud & Bild Produktion / LBP003 / 1500円 |
イタリアの若手2人のユニット。当店では最近はめったに手を出さないバリバリの電子雑音で、切れ目のない6トラックは若干の静寂部分を除いて理屈抜きの爆音で埋め尽くされる。フィールド音を使っているという説明も意味がない。最後の6トラック目は22分の後半全てが虚脱したような殺伐とした静かさというのも狂気をはらんでいる。 |
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★ Deep Listening Band "Non Stop Flight" [CD] Music and Arts / CD-1030 / 1900円※ |
P.オリヴェロス、S.デムスターを中心とするDeep Listening Band名義としては初期、かつ珍しい盤。実験音楽のメッカ・ミルズ・カレッジでのライブだが、意外にもケージの4'33"と"Variations II"を演奏している。このバンド独特の演奏はナレーションを伴う"Traffic Prayers"と45分もの長さの"The Last Chances"だが、どちらもただ茫洋としているだけではない高内容。 |
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★★ Pauline Oliveros+Andrew Deutsch "Springs" [CD] Magic If Recordings #10 / 2400円※※ |
10年近く前に米Anomalous Recordsが突然廃業するまで、彼のバックアップで制作に励んできた電子音楽の作家ドイチェだが、最近は音沙汰がない。当時の作品のほとんどはすべて異なる手作りのジャケで、機を逃すと入手ができなかった。前者は西海岸の実験音楽のゴッドマザー・オリヴェロスとの共演のプレスCDで、オリヴェロスのサイトでは通常のプリントのジャケで販売されたが、Anomalousからはこのドイチェの直筆ペインティング付きの版が150部のみ供給された。音はブチブチざわめきながら走り回る電子音とオリヴェロスのアコーディオンによる高内容。 後者はドイチェ+Anomalousのルートでのみ供給された作品で、直筆ドローイングとシルクスクリーン・プリントのジャケ。おそらく100部も作っていないはず。アコースティック・ギターを多少加工しただけの、庭でまどろむような静かで美しい内容だが、再発もされていない。 |
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★★ Andrew Deutsch "Garden Music" [CDR] Magic If Recordings #12 / 3200円※※ |
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