キャンベルタウン野鳥の森・大吉公園(越谷市)


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 動物フィールドアスレチック釣り

 「道路が変ですよね。計画された道路が分断されたような。非常に分かりづらい地形です。すぐ手前から入れなくなって、結局、ぐるりと回ってやっと入り口を発見しました。使用されていない道路にはクルマがずらり……。入り口前は道路なのか、駐車場なのか…、謎です。」

 上の文は以前掲載していたアクセスに関する記事です。1999年のことでした。7年経って再訪してみると、道路の構造は変わっていませんが、片側を進入禁止にして、双方通行ができるようにしたので、通行自体はまともになっています。それにしても、見れば見るほどおかしな道路。橋の計画が無くなって、道路が歪になってしまったのかもしれませんね。

 「キャンベルタウン野鳥の森」は、越谷市とオーストラリアのキャンベルタウン市との姉妹提携10周年を記念して1995年にオープンした、鳥と数種の動物が飼育されている小動物園です。全体でも1.3haほど。鳥たちは、キャンベルタウン市から贈られました。オーストラリアの「自然」(鳥たち)を理解してもらうことを願っているのだとか。キャンベルタウン市は、シドニーの南西45kmに位置する人口15万人ほどの小さな町です。以前は田園地帯でしたが、現在は市街地化が進んでいるそうです。日本的な感覚で言えば、大都市シドニーのベッドタウンなのかもしれません。

 入場券を買って中に入ると、正面右側にエミューとワラビーがいます。鳥舎(バードゲージ)は更にその奥です。鳥舎の出口と入り口はそれぞれ二重の自動ドアに守られていて、鳥が簡単に外に出られないようになっています。出入り口がひとつの部屋になっていて、その部屋が鳥舎と入場券を買うゲートにつながっているわけです。どちらか一方の自動ドアが閉まらないと、もう一方の自動ドアが開かない仕組みです。

 飼育されている鳥は、ワライカワセミ、キバタン、アカクロオウム、レンジャクハト、ブロンズトキなど28種類183羽(2006年8月現在)だそうです。鳥舎内部には飛ばずに、にわとりみたいに地面を歩く鳥もいました。縄張り意識が強いとかで、下手な手出しをすると大声を出したりして威嚇されることもあるらしい。他にもキレイな鳥がたくさん。展望台に登れば、木の上にいる鳥を間近で観察することもできます。鳥舎内はジャングルとまではいかないまでも、欝蒼とした樹木に滝まであって、ちょっとした別世界ですね。たくさんいるのでしょうけど、なかなか鳥に会えないのが難点ですけど…。

 1995年のオープン以来、1999年に来訪者20万人を突破して、2006年1月には50万人を突破したそうです。順調ですね。でも、なんというか、随分久しぶりに訪問したのですが、敷地が狭くて、鳥舎も小さくて、その上鳥だけの小動物園なので、とてもチープに感じてしまいました。平日だったから、人もとても少なかった。もしかして、当初の役割と目的は達成してしまって、次の段階に入る時期なのかもしれません。隣の大吉公園とつないで、合わせて再整備をしてはいかがでしょう。道路が問題ですが。

 鳥舎の外に、こぶりなフィールドアスレチックと、標高が13.05mの小高い丘があります。丘の頂上に四阿。広場らしい広場は無いので、おべんとうを広げるのはこの斜面でしょうか。木のテーブルもいくつかあります。最初に訪問したころよりも樹木が高くなって、ちょっと印象が変わりました。

◆「キャンベルタウン野鳥の森」利用案内◆
◇開園時間:9:00〜16:00(入園は15:30まで)
◇休園日:毎週月曜日(祝日に当たる場合は、翌日)&12/29〜1/3 その他、臨時休園もあるとのこと
◇入園料:高校生以上100円 小中学生30円 未就学児無料
◇注意事項:鳥のフンを触るなとあちこちに書いてありました。何かあったのでしょうか?

 「キャンベルタウン野鳥の森」と道路を挟んで反対側にあるのが大吉公園です。ここはすぐ横を流れる新方川(にいがたがわ)の氾濫を防ぐ目的で作られた調節池公園です。底には越谷市の形をした池。かなり頻繁に水がでるようで、取水口近くのあたりは湿地帯になっていました。あまり水がきれいじゃないのか、ちょっとおかしな匂いもしていましたね。きれいな蝶が舞っていたので、水辺へ行きたかったのですが、ぬかるんでいて行くことができませんでした。

 新方川は明治末期まで千間掘と呼ばれていました。江戸時代初めに農業用排水路として開削されたのが起源です。しかし、近年は周辺地域の急激な都市化で、地面の保水遊水能力が極端に減少したため、排水能力を上回る水が新方川に流れ込んで、たびたび氾濫するようになったのだそうです。大吉貯水池は新方川の水量を見事にコントロールしています。水の都越谷らしいですね。

 池には2つの島があります。市の鳥シラコバトをイメージしているのだそうです。越谷市の形をした池の中に2羽のシラコバトが飛ぶイメージでしょうか。でも、申し訳ないけど、底の池が越谷市の形をしているとか、2つの島がシラコバトをイメージしているとか、空撮でもしない限り絶対わかりませんよ。こういうところに、意味づけをして遊びたがる行政の悪いクセですよね。面倒な形を作れば、それだけお金はかかる。無駄と言わざるを得ません。

 大吉公園の外周はジョギングコースです。一周どのくらいあるんでしょうか。ぼくが行ったときも走る人や歩く人がたくさんいました。コースの途中に、新方川から大吉貯水池に水を引く取水口があります。長さが20mくらいの橋がかかっていて、新方川の水が溢れると、橋の下を通って貯水池に流れ込む仕組みなのですね。シンプルですばらしい。


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越谷市大吉272−1 TEL0489−79−0100

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