埼玉県と周辺の公園ガイド−公園へ行こう! |
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埼玉県こども動物自然公園(東松山市)訪問日2001.7.14他 撮影日2001.7.14
埼玉東部住民には酷なアクセス埼玉県は東西の交通網が完備されていません。電車は何度も乗り継ぎが必要だし、クルマは東西ルートはどれもこれも大渋滞です。いきおい、ぼくらみたいな県東部の人間は、どうしても埼玉県西部・北西部へは足が遠のきがちになってしまいます。特に、帰省するときに使う関越自動車道の乗り降りが不便極まりない。
ICの選択肢としては、「川越IC」か「東松山IC」だと思うんだけど、わが家ではいろいろな理由で「東松山IC」を選択しています。 わが家が帰省に使っている東松山ICの近くにある「埼玉県こども動物自然公園」は、1980年5月5日に開園しました。ちなみに1980年は昭和55年。5555ですね。比企丘陵の起伏に富んだ豊かな自然を活かした、総敷地面積46haもある、贅沢な自然公園になっています。 「こどもが動物と親しむ」 「こどもが自然の中で情操と科学心を養う」 「こどもがリラックスして遊べる」の3点が「埼玉県こども動物自然公園」の基本理念だそうです。 定番動物がいない!?だから、こどもに優しそうな動物ばかりが集められていて、象や猛獣や猿など動物園の定番動物がいません。孔雀とマーラ(テンジクネズミの仲間)が放し飼いで飼育されているので、突然出くわして驚かされることもありますけど、一般的な動物園として見たら、ちょっと寂しいですよね。 動物と触れ合うことが基本コンセプトなので、あちらこちらに動物に触れるコーナーがあります。モルモットやウサギなどがいるなかよしコーナー、指導員のもとでポニーに乗馬ができるコーナー、1日3回乳しぼりができる乳牛コーナーなど、プログラムは7つ用意されています。
多くがアカマツ、クヌギ、コナラなどの自然林で、森林浴にはもってこいですが、坂道ばっかりですので運動不足のお父さんたちにはかなりきついかもしれません。芝生広場は、レストランガゼボとカンガルー舎の間と、野外ステージの横の二箇所しかありません。おべんとうはそこで広げるしかないかな。悪天候や暑いときは、中央売店かレストランガゼボにある休憩所で食べましょう。自然公園というだけあって、自然が豊かで気持ち良い公園です。
初めてコアラがやってきた埼玉県こども動物自然公園を一躍有名にしたのが、コアラでした。最初のコアラ「サンシャイン」が、オーストラリアのクイーンズランド州からこの動物公園にやって来たのは、1986年のことです。ご記憶の方もいらっしゃると思いますが、当時としては、パンダの来日に匹敵するくらいの大ニュースで、多くのテレビ番組をにぎわしました。コアラ舎の前には長蛇の行列が続いていたのです。 そのサンシャインが亡くなったのは、2004年8月27日のことでした。おっとりして気の良いオスのコアラだったそうです。子供6頭、孫2頭とちゃんと子孫を残しています。偲ぶ会も行われ、多くの方々がサンシャインに最後の別れを告げました。
現在もコアラ10頭以上を始め、いろいろな動物が飼育されていますが、こちらには、どこの公園にでもあるような、アスレチックや遊具はありません。唯一、こどもの城前に小学校高学年用とそれ以下用とふたつのスカイロープ(ぶら下がってロープを滑る)がありますが、それくらいなもんです。あとは自然林の中に、ゆったり動物が飼育されているのみです。 広い公園内は「彩ポッポ」で公園内は登り降りがとってもきついのです。その上、動物舎と動物舎の間隔が広いので、以前は、起伏の激しい広大な園を動物を求めて歩き回ってヘトヘトになったものです。しかし、平成12年4月から園内の周遊バス「彩ポッポ」の運行を始めました。おかげで、園内の移動が格段に楽になりました。「彩ポッポ」は、後ろの2台の客車を引く、電車みたいなバスで、ピンクの「フラミンゴ」と黄色の「キリン」が走っています。
訪問客に優しくて、園は商売になるんだから、一石二鳥の乗り物ですよね。っていうか、これくらいしてくれないと、広い園をまわることができません。東門広場前から北園→西門方向をぐるりと回って東園のレストランガセボ前までの折り返し運転です。起点と終点が同じ周回ルートじゃありません。 停留所は5ヶ所。歩くだけ歩いて見て回って、あとは途中の停留所(西門の入り口や恐竜コーナーの裏あたり)で乗降して、交通手段として使うのが良いと思うんです。一回乗ると3歳以上200円だけど、たかが知れていますから。でも、勝手が悪かった。ぼくが乗ったときは、途中停留所に誰もいなかったので停まりませんでした。降りたかったのですけど。運転手さんか車掌さんが乗ったあとに料金を徴収しにきますので、途中で降りたい人は最初から申告した方が良さそうです。
さて、「埼玉県こども動物自然公園」は、深い谷を境界に「東園」と「北園」にわかれています。園内の看板には「東園」が更に「南園」とわかれていると書いてますが、「南園」はアカマツやコナラなどのとっても深い雑木林なので、欝蒼とした林に通されたウッドデッキで散策するくらいしか見るところはありません。もしかしたら、何か計画があるのでしょうか? メインエントランスのあるのが「北園」で、主な施設は、キリン・シマウマ舎、天馬の塔、ポニーコーナー、なかよしコーナー、フラミンゴコーナー、乳牛コーナー、マーラ放飼場、ラクダ・小動物コーナー、ダチョウ、ツル、水鳥池、野外ステージ、じゃぶじゃぶ池、中央売店、恐竜コーナー、馬コーナー、観察小屋、こどもの城、自由広場などがあります。ここらへんで、マーラと孔雀が放し飼いにされています。 「東園」には、コアラ舎、カンガルーコーナー、レストランガゼボ、ワラビー・エミュー、歩行者デッキ(南園です)などがあります。 営業時間など開園時間は、3月〜11月までは9:30から17:00まで。12月〜2月は9:30から16:30までで、それぞれ入園できるのは閉園の1時間前までです。休園日は毎週月曜日(祝日の場合はその翌日)と、年末年始(12/29〜1/1)です。ベビーカーは200円でレンタルできます。
公園内にある「こどもの城」が1997年のゴールデンウィーク(だったかな?)にリニューアルしました。公園自体の入園料500円(大人、小中学生は200円)の他に100円が必要ですが、幼稚園児から小学校低学年くらいの子供たちは大喜びでしょう。テレビ風の映像機器があって動物や自然について勉強できるようになっています。
入場料&駐車料金(2006年7月より新料金)
施設概要
体験コーナーの概要&料金
ビアトリアス・ポター資料館
2006年4月、ピーターラビットの著者である、ビアトリクス・ポターの資料館ができました。天馬の塔のすぐ右側です。大東文化大学と共同のようですね。「大東文化大学 ビアトリクス・ポター資料館」というのが正式名称らしい。 ビアトリクス・ポターがピーターラビットを発表したのが1902年。瞬く間にベストセラーとなり、1905年、その印税等でイギリスの湖水地方に農場を買いました。それが有名なヒルトップ農場です。こちらの資料館はヒルトップ農場を忠実に再現したものだそうです。大東文化大学は、ビアトリクス・ポターの貴重な資料をたくさん所蔵していたのですね。貴重な書籍や原画を提供し展示しています。 他にも、アニメーションが上映されていたり、ジオラマで絵本の世界を再現したりしています。多少は予習をして行った方が楽しめるでしょう。たとえば、『こねこのトムのおはなし』『ひげのサミュエルのおはなし』を読むとか。料金は公園の入園料とは別に、大人(高校生以上)200円(30人以上の団体は100円)子供(小・中学生)100円(30人以上の団体は、ひとり50円)。それ以下は無料。 リアルタイムな情報は、公園のウェブサイトへ。 東松山市大字岩殿554 TEL0493−35−1234(通常) TEL0493−35−1200(テレフォンサービス)
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