見沼自然公園(さいたま市緑区)


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 湿地帯

 さいたま市(旧大宮市・旧浦和市エリア)から川口市という、埼玉県の中心部に広がる広大な田園地帯、通称見沼たんぼ。その南部分に位置するのが、「見沼自然公園」と「さぎ山記念公園」です。広大な見沼たんぼには、すばらしい公園がたくさんあります。この公園もそのひとつ。小さな島のある池と野鳥の池、トンボの池と三つの池が点在しています。

 見沼たんぼの西縁と東縁には、見沼代用水という農業用水路が流れています。享保12年(1727年)、将軍吉宗の命を受けた井澤弥惣兵衛為永の手によって見沼通船掘とともに開削されたのが起源ですが、現在も、農業用水・都市用水として、東京・埼玉へ水を供給しています。見沼代用水の始点は行田市にある利根大堰。ここから、川口市のグリーンセンターまで続く用水路沿いには「緑のヘルシーロード」という、距離にして56.5kmもの自転車・歩行者専用道路が走っています。

 2005年10月23日、見沼自然公園の芝生広場で、見沼たんぼの生みの親とも言える井澤弥惣兵衛為永の銅像の除幕式が行われました。生誕350年を記念して、功績を後世に伝えようという意図のもと寄付金を募って建立された井澤翁は、銅像となって見沼の自然を睥睨しています。

 この公園と「さぎ山記念公園」の間を流れているのが、見沼代用水の東縁です。代用水と共に走る緑のヘルシーロードを挟んで「さぎ山記念公園」とは隣り合わせです。そちらの公園は釣りOKだけど、こちらは禁止ですね。たまに、蓮の花がきれいに咲く池で釣りをしている人を見かけますが、止めましょうね。釣り禁止にはそれなりの理由があるのでしょうから。釣りたいときはお隣の「さぎ山記念公園」へね。

 とんぼの池周辺には珍しいトンボや昆虫が生息しているらしい。更にその奥にある野鳥の池は野鳥の宝庫のようです。「野田のさぎ山」がなくなって、サギの営巣地が無くなってしまい、また、広大な敷地に張り出すように私有地があって地形が悪く残念ですが、子供たちに自然を満喫させるには絶好の公園と言えるでしょう。トンボの池あたりに分け入っていくと別世界が広がっています。

 これだけの自然が豊富な公園で、しかも芝生広場はかなりの広さなのに、それほど混雑していません。穴場といえるのでは? 隣の「さぎ山記念公園」と合わせても駐車場は少ないので大変です。入り口付近の芝生まで駐車OKになることもありますが。

 春日部からなら、16号バイパスから県道蒲生岩槻線(県道3号線)に入って、笹久保を右折。東北自動車道を超えて突きあたったら右。もちろん122号を南下してもOK。


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さいたま市緑区宮本2 TE048-836-5678(公園緑地課)

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