埼玉県と周辺の公園ガイド−公園へ行こう! |
|
| 「大崎公園」の芝生広場 |
大宮公園(さいたま市大宮区)撮影日 2008.3.29
公園の概要
大宮公園は、明治18年、JR大宮駅の開業とともに、埼玉県初の県営公園としてオープンしました。県営の大宮公園と呼ばれるようになったのは戦後のことで、以前は「氷川公園」と呼ばれていたそうです。 総敷地面積は約35ha。昭和55年に東側に開設された「第二公園」と、平成13年南側に開設された「第三公園」を合わせれば総敷地面積67.9haという気の遠くなるくらい広い公園です。(第二公園、第三公園は別ページで紹介予定) 東武野田線には「大宮公園駅」という公園名を冠した駅があるほどで、埼玉県中部東部地域の住民にとっては、とてもメジャーな公園でしょう。 サッカー場や硬式野球場、水泳場、陸上競技場、弓道場、体育館、大宮双輪場(競輪場)などの体育施設が充実していますので、公園で遊ばなくても一度は足を運んだことがあるかもしれません。野球場では、遅まきながら西武ライオンズの公式戦も計画されているようです。プロ野球とJリーグを揃って開催している公園は聞いたことがありません。
その他の施設としては、博物館(埼玉県立歴史と民俗の博物館)、動物園、遊園地など。日本庭園のあたりには、「天空の城ラピュタ」に出てきそうなフォルムを持った、樹齢100年を超えるアカシデの姿が見られます。お隣には、氷川神社。 昭和初期までは、武蔵野の面影色濃い草原や雑木林が残り、伊豆や熱海といった名だたる観光地と並ぶ、東京の奥座敷といった観を呈していました。 また、多くの文人にも愛され、正岡子規、永井荷風、寺田寅彦、樋口一葉、森鴎外、田山花袋といった文人たちが、その作品に大宮公園の描写をしています。 最も風情のある森は、「OMIYA PARK」と書かれた入り口から入った右側にある「埼玉百年の森」でしょう。こちらには、樹齢100年を超える赤松林が広がっていて、往時をしのぶことができます。 新装なった大宮サッカー場(NACK5スタジアム)
大宮サッカー場はJリーグ「大宮アルディージャ」の本拠地でもあります。2007年秋、J1仕様のスタジアムにするため拡張大工事が終了し、2007年11月から使用が開始されました。 メインスタンドはそのままに、今まで全て立ち見だったバックスタンドとゴール裏に席が増やされ、15,500席に拡大されています。写真でおわかりいただけると思いますが、ピッチとスタンドの近さがとても魅力的です。 埼玉の公共スポーツ施設では、初めてネーミングライツが導入されたことでも知られていますね。地元のFM局のNACK5が、6年契約1億8,000万円で権利を獲得しました。2007年11月からは、大宮サッカー場ではなく、「NACK5スタジアム」というわけですね。改修費用は42億円とのこと。 是非、一度このスタジアムでサッカーが見たい。「埼玉スタジアム」みたいに大きいと絶対に味わえない臨場感を味わえそうです。浦和とのさいたまダービーマッチは当然埼スタでしょうから、ナビスコカップか何かで大宮アルディージャと当たればここに来れるかも知れません。それと天皇杯か。ワクワクしますね。 児童スポーツランドと動物園
大宮公園はほぼ全面にウッドチップが敷き詰められています。ウッドチップは一見固そうですが、実はとても柔らかく、子供たちにとても優しいのです。 ぼくはここの遊園地が大好き。その名も「児童スポーツランド」ですから。仕掛けの大掛かりな乗り物を揃えた遊園地にばかり目が行きがちですが、小さい子供はこれくらいで充分なのです。小さい子は有名な遊園地に行ったって、ほとんど乗れるモノが無いんです。レトロな感じもとても良いです。 遊園地のお隣には大きな鳥舎が目を惹く小動物園があります。園内には、ツキノワグマ、数種類の猿、鹿、ヤギ、山猫、狸や珍しい鳥類も飼育されています。無料ですからね。ありがたいことです。春には、1,200本の桜が花をつける埼玉県有数の桜の名所でもあります。お隣には武蔵の国一の宮の氷川神社が控えていますから、全部合わせるとここもまた一大観光エリアです。 大宮公園はとても大きな公園ですので、お弁当を広げる場所にはこと欠きませんが、氷川神社近くの自由広場か、博物館横の埼玉百年の森が良いかもしれません。実はこの大宮公園にはだだっ広い芝生広場がありません。自由広場は言ってみれば疎林広場で、空の開けた空間ではないんです。埼玉百年の森には樹木に覆われていない広場もありますが。 桜の名所
2008年3月、久しぶりにお花見に行ってきました。 桜の時期に訪問するのは2回目ですが、記憶を遥かに上回る人出でした。満開を迎えた最盛期だったからかもしれません。 メインは、自由広場側の桜でしょう。こちらの桜はとにかく大きいのです。背が高く、枝ぶりが尋常じゃありません。さすがに老木が多いようで、ところどころ保護するために、立ち入り禁止エリアが設けられていました。 その自由広場を取り囲むように歩道が設けられているのですが、歩道に沿って様々な露店がぐるりと並び、日本的なお花見の情緒を盛り上げてくれました。 この自由広場は、言ってみれば疎林広場です。ですので、火気は厳禁。警備の目が厳重なのか、バーベキューをやっている方は一組もいませんでした。驚いたのが、カラオケをガナリ立てるグループもいなかったこと。広場を縫うように歩いて歌を歌っていた、エレキギターとアンプを抱えた流しのおじさんが印象的でした。 大宮公園 園内地図
アクセス&駐車場
東武野田線「大宮公園駅」からは徒歩10分くらいです。たいていの方が、駅前のファミリーマートの先のT字路を右に曲がって博物館や弓道場に近い入り口に向かいます。 ファミマの先のT字路を右折せずに直進して、先にある大宮北中学校の横を右折すれば、まん前が動物園や児童スポーツランドに近い公園入り口です。子ども連れはこちらの方が良いかもしれません。 駐車場は、産業道路沿い(サッカー場脇)の東駐車場と博物館そばの西駐車場があります。サッカー場脇の東駐車場は結構大きめです。が、元々が大きな公園なので、いつも一杯ですね。ちょっと歩きますが、第二公園の駐車場がものすごく大きいので、そちらが良いかもしれません。 以前は、池でボートに乗ることができたのですが、いまはできなくなりました。ぼくは二度乗ったことがありますが、確かにボートに乗るには狭いかもしれません。再開の予定も無いそうです。残念ですね。 |