1994年1月から1998年2月まで、フランスと、スイスで働いていた事があります。
その中で、3件目のお店は、スイス国境に近いサヴォア地方の
アヌシーという、きれいな湖のある街のオーベルジュ
(宿泊もできるレストラン)でした。
そこのオーナーは、自分が育った山に生えている、
野草を料理やデザートにとりいれるのが得意で、いろいろおもしろい草花を
手にする事ができました。
姫路に、フランスの種で野菜やハーブを栽培している方がいて、
初夏から秋にかけて、フレッシュのヴェルヴェーヌというハーブが
手に入る時期、これでアヌシーで覚えたデザートのクレームブリュレを焼きます。
〜ヴェルヴェーヌのクレームブリュレ〜
牛乳 250cc
フレッシュヴェルヴェーヌ 適量
卵黄 4個
さとう 60gr
生クリーム 350cc
牛乳を沸かしてヴェルヴェーヌの葉をいれ、香りを移します。
卵黄と砂糖をすりまぜ、生クリームとあわせ、
漉してさましておいたヴェルヴェーヌの牛乳を混ぜ合わせます。
薄いグラタン皿のような形の耐熱皿にいれて、
100度のオーブンで湯煎にして焼きます。

よく冷ましたら、冷蔵庫にいれてしっかり冷やします。
食べる直前に、表面にカソナードという、茶色い砂糖を薄く均一にふり、
ガスバーナーで、一気にキャラメルにします。
「アメリ」という、フランス映画では、
主人公の女の子がこの、クレームブリュレのパリッとしたキャラメルを
スプーンでわるのが好き…というところから、物語が始まっていました…。
(le 4 Juin,2002)