平和の文化をきずく会・広報誌

「平 和 の 文 化 を き ず く」 No.12

2001年2月1日(木)

「世界の子どもたちのための平和と非暴力の文化国際10年」−スタ−トの総会です!

−2001年度「平和の文化をきずく会」総会を開きます−

 昨年1月16日に結成された「平和の文化をきずく会」は、1年が経過し、会則に基づいて総会を開催することになりました。この1年間の活動は多面的でかつそれぞれが豊かな内容になっています。今後どのように発展させていくのか大いに論議をすすめたいと思っています。

 とりわけ「平和の文化国際年」から「世界の子どもたちのための平和と非暴力の文化国際10年」へと切り替えていく中で、いったいこれから10年間どのように「平和と非暴力の文化」を「きずいて」いくのかを明らかにしていく必要があります。

 ぜひ多くの皆さんが参加されることを期待しています。

1.日 時:2月12日(月)13時30分〜16時30分

2.会 場:大東文化会館(東武東上線東武練馬駅下車3分)

3.内 容:

1)講演「戦争と暴力の文化から平和と非暴力の文化へ」

  講師:藤田秀雄氏(立正大学教授:きずく会代表)

2)総会:議事

@2000年度活動総括及び会計報告

A2001年度活動計画及び会計予算

B今後の活動について意見交換

3)交流:総会後近くで交流の場を予定しています

*「きずく会」はみんなでつくっていく「会」です。既定の方針に基づいて運動や研  究をすすめるのではなく、この運動に参加する一人一人の意欲と意識が内容をきめ  ることになります。

*藤田先生はこの3月で長年勤めた立正大学の専任を終えます。50年に近い研究や  運動をふまえて講演していただく予定となっていますので、是非多くの方々の参加 をお待ちしています。。

 

ユネスコも動いています

ーできればホ−ムペ−ジにアクセスして下さい

http://www3.unesco.org/manifesto2000/ -

パリのユネスコ本部では、「世界の子どもたちのための平和と非暴力の文化国際10年」(以下「国際10年」)に向けて具体的な動きをはじめていますが、その一部を紹介します。

*「わたしの平和宣言」署名について

 昨年世界で取り組んだ署名は7000万筆を越え、日本では120万以上集めたと報告されています。12月までの集約でしたが、ユネスコは引き続いて今年度もその取り組みをすすめることを提起しています。ただし昨年度のように一億という具体的な目標をかかげるのではなく、実質的に署名することが行動に結びつくように「わたしの平和宣言メッセンジャ−」として登録することを提起しています。これは特に各種地域社会組織、市町村、学校、大学、企業、等あらゆるレベルの組織で、「わたしの平和宣言」署名をすすめるところが該当します。またそれぞれの関係する組織が「わたしの平和宣言」の趣旨に賛成する場合は、個人が「ピ−ス.メッセンジャ−」として登録でき、次のことが可能となります。

1.「わたしの平和宣言メッセンジャ−」という名前を使って、インタネットや記者発表、ポスタ−など様々な活動を宣伝すること

2.ユネスコによって準備された様々な資料に自分のロゴマ−クをつけて活用すること

3.平和の文化国際年のインタ−ネットウエッブサイト(掲示板)に「わたしの平和宣言メッセンジャ−」として掲載される

4.平和の文化国際年のテクニカル・ウエッブサイト(部内掲示板)へのアクセスが可能となる「インタ−ネット登録番号」を得る

 すでに「平和の文化をきずく会」として「わたしの平和宣言メッセンジャ−」登録を行いました。また個人的にも瀧口で署名してあります。

「わたしの平和宣言」署名の集め方や扱いについては次のようになっています。

 −紙の署名−

 1.署名用紙に団体の名前や住所を書き込んで印刷すること

2.自分の関係する組織やネットワ−ク、行事に紹介したり、雑誌などに紹介すること

3.集めた署名を平和の文化国際年のテクニカル・ウエッブサイトに「わたしの平和宣言署名追加」として送ること

4.他の人に呼びかけて、インターネットを通じての「わたしの平和宣言」署名を広め、その数を登録番号に追加する

E-MAIL−(WEBSITEも同様です)

1.あなたの関係するネットワ−クに署名するように案内を送る

2.あなたのEMAILにhttp://www.unesco.org/manifesto2000/default.asp?part=.../.../.../...

のリンクを置いて他の人が直接「わたしの平和宣言」のウエッブサイトに直接入れるようにする 

3.署名があなたの数字として登録されているのを確認するために、このリンクの最後の12文字にあなたの「インタ−ネット登録番号」を打ち込む

4.もし署名の形などを変更する場合は、あなたの「インタ−ネット登録番号」を活用すること

 

ユネスコ本部では、これから「わたしの平和宣言」をどのようにすすめるかを具体的に提起しました。あとはこれを受けて私たちがどのような運動をすすめるかということになります。署名の数を追求することも各団体では必要になるかもしれませんが、とにかくこれからは、署名した人が情報の提供を受けて自ら行動していくことが望まれることになります。

 「きずく会」でも総会には新しい署名の様式を提起し、会員をはじめとして様々な団体に呼びかけたいと思っています。総会後にはホ−ムペ−ジにも掲載しますので、ぜひ活用して下さい。

 

CPNNも本格的に始動!?

 1月中旬に「きずく会」の幹事であり、日本のCPNN(平和の文化ニュ−スネットワ−ク)の窓口としてユネスコより認知された伊藤武彦氏(和光大学)が、パリのユネスコ本部に行って、CPNNの始動についての検討会に参加してきました。「平和や非暴力の文化」について、様々な意見を出し合い、あるいは実践や行動を交流する場としてこれから世界的に行われることになります。

 当面は英語が世界をつなぐ言語ということで、各国において集まったメッセ−ジの中から、これは世界に紹介したいというものを月に4編(200語前後)英語になおしてウエッブサイトに載せ、同じようにウエッブサイトに載せられた各国のメッセ−ジ等の中から、これはと思うものを取り出し、日本語に翻訳して日本のウエッブサイトに載せます。

 したがって、日本語で書かれてきたものを内容的に調整して日本のウエッブサイトに載せるモデレ−タ−や、さらにそれらの中から英語になおして世界のウエッブサイトに載せるために英語に翻訳するボランティアが日常的に必要になってきます。また世界のウエッブサイトから取り出した英語のものを、日本語になおして載せる担当も必要です。会員の皆さん、並びに周辺でそういうことにかかわっていただける方がありましたら、連絡して下さい。

 

平和教材、平和教育実践、平和教育や運動団体の総集約を!

 ハ−グ平和会議を機会に、グロ−バル・キャンペ−ンの運動がスタ−トし、コロンビア大学のベティ・リアドンさんが中心になって、世界の平和教育・実践をまとめようという運動があります。「きずく会」ではこの運動と呼応して、実践だけでなく教材なども集められたらという意見が出されています。

 一方、平和に関わる運動団体や研究団体も数多くありながら、それがまとまった形にはなっていません。もちろん横のつながりもあまりできていないので、それぞれがやっているという形になっています。「平和の文化」というのは違いや対立を非暴力で乗り越えてつながってことに意義があります。そうした意味からも、21世紀をむかえて、私たちは「新しい連帯築いて」いかなければなりません。 

 「きずく会」のこれから10年の運動の柱として、日本の平和教育やその運動に関わる団体を横につなげていくことを考えています。12日の総会ではそうした点についても論議する予定です。

 

国連総会決議を翻訳確定します!−一緒に検討会に参加しませんか

 国連総会やユネスコ等では様々な重要文書が採択されていますが、日本の中では外務省や文部省がほとんど翻訳していません。自分たちに都合の良い文書はいち早く取り入れているのですが、平和の文化などは全く無視しています。そこで私たちが日本語にすることによって広く読まれることになります。

 昨年出版した「暴力の文化から平和の文化へ」のブックレットには、国連の「平和の文化に関する宣言と行動計画」(1999年)やハ−グでの国際平和会議のアピ−ルなども載せています。

 昨年9月の国連総会では、事務総長が「世界の子どもたちのための平和と非暴力の文化国際10年」についての報告を行い、採択されています。その中には平和の文化国際年の取り組みを踏まえて、この10年をどのようにすすめていくのかが、国連の立場で語られています。

 一応の仮訳はできていますが、内容的な理解や用語の問題などを最終的にチェックするために、2月6日(火)18時より、ユネスコ協会連盟(山の手線恵比寿駅3分朝日生命ビル12階)において検討会が開かれます。多くの皆さんが参加されて一緒につくりあげられたらと思います。ここで確定したものが日本中に伝わることになります。

 

2001年度の会費をお願いします

 前号の発送で、2001年度の会費納入の払込票を同封させていただきました。さっそく数十人の方から会費が届き、事務局および会計として「がんばらなくては」という想いを一層つよく感じました。

 昨年度は発足にあたり、最終的には200人近い方に案内を送らせていただきましたが、財政的には会費が不足してしまい、決算が赤字のまま翌年度に繰り越すような状態になっています。運動を大きく広げる必要を考えると、もっと多くの人々にニュ−スなどを送らなければと思うのですが、限界があるようです。今年もできる限り送り続けたいと考えていますので、ぜひ多くのみなさんが会員になっていただき、運動を支える財政の確立に協力していただけたら幸いです。

 なお、ブックレット「暴力の文化から平和の文化へ」(平和文化:700円)も広がっています。一層の広がりをめざしていますが、会員のみなさんの声かけが何よりの力となります。是非広めて下さい。

*「きずく会」のホ−ム頁(www.daitou.ac.jp/~sugitaak/jsdcp.htm)を覗いてみて下さい。

*事務局連絡先:〒332-0015川口市川口2-15-1-1004瀧口 優048-254-5074(TEL&FAX:)


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