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平和の文化をきずく会・広報誌
「平 和 の 文 化 を き ず く」 No.16
2001年 7月6日(金)
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2001年から2010まで国連「世界の子どもたちのための平和と非暴力の文化国際10年」です
◆CPNNのワークショップ開催ー15人のモデレーターが新たに誕生!
CPNN(平和の文化ニュースネットワーク)は、「世界の子どもたちのための平和と非暴力の文化国際10年」にあたって、ユネスコがもっとも力を入れている取り組みです。急速に進歩拡大しているインターネットを活用して、世界中の平和の声を集めて交流し、お互いの理解を深めるものです。既にオーストラリアのメルボルン大学を中心に世界の動きはすすんでいますが、日本でも「平和の文化をきずく会」が中心になり、日本ユネスコ協会連盟(日ユ協連)やピースボート、そして和光大学との協力で日本のCPNNの運動をすすめつつあります。そのカギとなるのが、様々寄せられる平和の意見を調整するモデレーターの存在です。まだほとんど実態がない状態であったものを、6月16日と17日に和光大学で開かれたワークショップで、15人のモデレーターが誕生しました。これからはこの15人が全国から寄せられる平和についての意見を調整して、日本のCPNNの掲示板に載せられることになります。以下参加者の感想です。
*参加して良かったこと
・具体的なすすめかたを経験できてよかった。マニュアルがよくできている。
・これまでの活動の中では出会えなかった人たちと出会えたこと。ポジティブということ。 コミュニケーションがはかれるということ。
・「平和の文化について」じっくり考える機会が持てた。意識の高い方との交流ができてよかった。ネットワークは大切だと思った。
・日本のCPNNのとりくみに加わっている人々を見て、少しでも関わることができたことを嬉しく思います。
・自分の平和に関する価値観を再確認できた。CPNNの具体的な進め方体験できた。ガイドラインは意外とわかりやすかった。
*学んだこと
・CPNNという国際的な取り組みが、きちんとしたプログラムを持って活動していること。「平和」ということを考える上での多様性。自分の狭さ。8つのキー。
・CPNNの意義について、組織の意味について(役割)。和光大学の皆さんのすばらしさ、親切さ。平和の文化の雰囲気(態度)。
・日本で組織を介さずに平和の取り組みや意見情報が交換される重要な機会だと思います。これから地域発展や平和構築をどのように地域性が反映されて行くか考えるのに良い経験になりました。
・CPNNの意図や目的を学べた。平和をポジティブに考える発想はとても大事だと思った。
*学んだことを今後どう生かすか
・自分が関わっている団体、地域での展開の可能性をさぐりたい。キッドリンクなど、小 ・中・高生の交流をインターネットですすめているグループがある。きちんとした目的 をもってCPNNと連携していけたらと思う。
・機関誌宣伝活動に平和のニュースの手法を活かす。戦争展の運動で、平和のニュースを発信できるような取り組みにしたい。戦争展の展示に内容、手法などをいかしたい。自 治体などの講座でできるか可能性をさぐる。
・平和について自分の考えや経験を伝え合うという事はとても意味があります。CPNNの手法はとてもスマートで洗練されていると思うので、全世界にルールを徹底して広め ていければと思いました。文化とは継続であると思います。活発なニュースレターの交換が続いていくといいと思います。
・地域の(草の根の)声を広めていく、今後の交流に反映させていく、発展させて行くことの様々な困難さがあることを学びました。言語や文化の障害を今後どのように平和の 文化プロジェクトが貢献して、乗り越えてゆけるか、勉強していきたいと思います。
・国内のCPNNの広がりに協力したい。またユネスコ協会への浸透を図っていきたい。
まだまだモデレーター(ニュースや意見の編集者)は圧倒的に不足しています。それをトレーニング(訓練、養成)するトレーナー(養成者)は、日本に4人しかいません。これを増やすことも必要で、現在パリのユネスコ本部やオーストラリアからの講師を呼んでの養成者を養成するワークショップも考えています。
◆「脱暴力宣言」ーブックレット近日中に刊行!
2000年の平和の文化国際年の活動や成果及び「世界の子どもたちのための平和と非暴力の文化国際10年」に向けての国連や私たちの取り組みをまとめたブックレット「脱暴力宣言」が7月中に完成します。この夏の研究会や集会に間に合うように、様々な人々の協力を得て刊行にいたりました。
特にこれからの10年が「子どもたちが中心」として位置づけられていることから、子どもたちの平和への取り組みを前面に出し、私たちの「平和の文化をきずく会」や「日本ユネスコ協会連盟」をはじめ、国連の決議なども翻訳してあります。日本政府や文部科学省のユネスコ国内委員会は、まったく取り組みをしていませんので、私たちの翻訳が国連やユネスコ本部とをつなぐものになっています。
なお、これからの10年の取り組みについては、今後具体化をさらに進めなければないりませんが、インターネットで各国のユネスコやユニセフを覗くと、様々な創造的な取り組みが行われています。それらも今後紹介したいと考えています。
なお、ブックレットは私たちの会の財政にもなりますので、身近なところで販売が可能でしたらご協力をお願いします。1冊700円で、10冊以上ならば送料も負担できます。平和の文化を広げるための手だてとして大いに活用して下さい。申し込みは事務局までお願いします。
◆「ユネスコ加盟50周年記念式典」に参加して
7月2日、東京の霞ヶ関にある日本教育会館において「ユネスコ加盟50周年記念式典」が開催され、ユネスコ協会連盟の会員として参加してきました。戦後日本が国連に加盟することが認められる5年も前に、国連の機関であるユネスコには加盟が認められた事実はあまり知られていませんが、50周年にはそうした背景があります。
特に日本は、戦後すぐに民間としてのユネスコ運動を仙台を中心にして組織し、全国的にその流れをつくりました。現在では300近い組織があり、教育や文化、科学の分野での取り組みを日々続けてきています。
残念ながら式典は政府が主催ということで、外務大臣や文部大臣、皇太子、ユネスコ国内委員会、並びに松浦ユネスコ事務局長のあいさつなどで終わってしまいましたが、あいさつの中味はほとんど同じで、官僚の作文を読み上げたという感じです。松浦事務局長はさすがに自分の言葉で語っていました。
資料の中に54年前のユネスコ運動全国大会(結成集会)のポスターがありましたが、
講演者の中に、仁科芳雄や湯川秀樹等の名前があり、多くの人々の期待が寄せられていたことが伺えます。
いずれユネスコの歴史についても学ぶ機会をつくりたいと思いますが、戦前の国際連盟においても、日本の新渡戸稲造や沢柳政太郎らが積極的に関わってきたことなどがあり、それらについてももっと知らされる必要があるようです。
◆夏の研究集会等で「世界の子どもたちのための平和と非暴力の文化国際10年」を大い にアピールしましょう!
「世界の子どもたちのための平和と非暴力の文化国際10年」(以下「平和の文化10年」)は既にスタートしていますが、まだまだ知られていません。この夏をはさんだ様々な集会において、大いに宣伝する必要があります。そこで新しい署名用紙や宣伝のための資料を準備していますので、積極的に取り組んでいただけるところはぜひ事務局まで連絡をお願いします。
前述のブックレットはその最大の力となりますが、CPNNや平和資料や教材一覧などもつくりつつありますので、その時々の資料を提供できると思います。また全国で様々な取り組みが行われていますが、それらも事務局までお知らせいただけると幸いです。
◆「子どもの権利条約」を学びましょう!
「子どもの権利条約」を日本政府が批准して7年が経過し、条約の規則にしたがって、政府は2度目の報告書を国連子どもの権利委員会に提出しなければなりません。本来ならば5月末に提出ということになっていましたが、遅れているようです。
5年前に政府はNGOには全く連絡もせずに、勝手に「きちんとやっている」として1回目の報告書を提出しましたが、それに対してたくさんのNGOが力を合わせて統一報告書を作成して、政府の姿勢を追求しました。その結果、子どもの権利委員会からは日本政府に対して改善の勧告が出されています。
今回の政府提出に対して、前回の「統一報告書をつくる会」が再度組織され、「第2回子どもの権利条約 市民・NGO報告書をつくる会」(以下「第2回つくる会」)として発足しています。国連の「平和の文化10年」に関する決議でも、子どもの権利条約が重視され、各国のユネスコやユニセフでは「子どもの権利条約」を柱にした10年の取り組みが積極的に行われています。
「第2回つくる会」の取り組みに参加しつつ、子どもの権利条約についても大いに学ぶ必要があります。秋には国連の委員を呼んでの講演会も企画されていますので、参加しましょう。
*「子どもの声を国連へ届ける会」参加申し込みは、T&F:03-3466-0222「DCI日本支部」まで
*「子どもの声を国連へ届ける会!子ども大集会」8月4日(土)中央大学駿河台記念館480号室(東京:中央線お茶の水駅聖橋口徒歩3分)
*第4回総会:8月5日(日)11:00〜お台場テレコムセンター20階東京都青少年 センター(第5回総会:9月1日(土)11:00〜同上)
□詳細については上記のDCI日本支部まで問い合わせて下さい。
◆日本ハ−グ平和アピ−ル平和教育地球キャンペ−ン
世界の平和教育の実践や資料、教材を集めるための「日本ハ−グ平和アピ−ル平和教育地球キャンペ−ン」は毎月会合を開いて、ハーグアピールなどを研究しています。この夏をはさんで具体的な提起を行うことになりますが、会員の皆さんが手元にあるものを紹介するだけでも相当ありますので、ぜひ整理しておいてください。
また平和や環境、人権に取り組んでいる組織や研究会などもまとめたいと考えていますので、連絡先なども含めて、合わせてご紹介下さい。なお、キャンペ−ンのマニュアル「Learning to Abolish War: Teaching Towards Culture of Peace(英文)」がありますので希望される方はkathy@alpha-net.ne.jp(松井)まで:1000円です。
◆会費の払い込みありがとうございます
前号に掲載以後、あるいは並行して会費が届いています。新たに届いた方の紹介をさせていただきます(敬称は略させていただきます)。
<名前省略>
◆お知らせ
*「きずく会」のホ−ム頁(homepage2.nifty.com/peacecom/cop/)を覗いてみて下さい。
*事務局連絡先:〒332-0015川口市川口2-15-1-1004瀧口 優048-254-5074(TEL&FAX:)
*CPNNのホーム頁(www.cpnn.net)も覗いて下さい。
*次回幹事会は7月24日(火)6時00分〜日本ユネスコ協会連盟にて
冒頭に識字教育についての報告を日本ユネスコ協会連盟よりお願いしていますので、関 心のある方はぜひご参加下さい。