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平和の文化をきずく会・広報誌 「平 和 の 文 化 を き ず く」 No.21 2002年 1月27日(日) |
2001年から2010まで国連「「世界の子どもたちのための平和と非暴力の文化国際10年」です
◆教育基本法を読みましょう
教育基本法と平和の文化
国連の定めた平和の文化10年の第2年目に入った今年のはじめから、教育基本法改訂の声が政府・与党関係者のなかで強く要求されている。改訂のしやすさを考えれば憲法を変えるよりも前に、教育基本法の改訂が行われる可能性が強い。どのように変えるのかは明らかではないが、少なくとも教育基本法の以下に述べる基本的な部分は守らなければならないと思っている。とくに平和のための教育や文化の部分にかかわる点が変わり、平和の文化の活動を阻害するようなことが平和の文化10年の間に行われることは認められない。
第1に、教育基本法前文のはじめに日本の教育は憲法の理想実現のためにあると書かれている。つまり、憲法の平和主義、人権と民主主義の発展のために日本の教育は、機能しなければならない。したがって、憲法と教育基本法は一体のものである。憲法と教育基本法をともに尊重し発展させていく義務があらゆる教育関係者にある。
第2に、これとの関係で第1条の「教育の目的」の部分では平和的な社会および国家を形成する人を育てることが強調されている。その教育のためには、まさに、国連決議によって定められた平和の文化を国民一人ひとりの価値観・態度・行動・生き方に根付かせることがだいじなのである。
第3に、日本の伝統や固有の文化の教育が教育基本法に示されていないという意見がある。しかし、そのような教育はすでに行われており、今後強化するとすればそのような教育にふさわしい条件の整備こそが大切なのである。
第4に、家庭教育の強化の必要から教育基本法の改訂をとなえる意見がある。しかし家庭教育のあり方は、ひとりひとりの親が決めるべきことであって国家や教育委員会がそのあり方を定める問題ではない。もちろん家庭教育について模索している親たちを助けることは、必要である。それはこれまで長い間、社会教育の場で行われてきたのであって、教育基本法の改訂を必要とはしない。今日の子ども・青年の無秩序ぶり、暴力行為は家庭教育よりもむしろ子どもを取り巻く文化の影響が大きい。暴力や軽薄な内容がテレビ、ビデオ・ゲーム、マンガのかなりの部分をしめており、その影響力は学校教育の力や家庭教育の及ぼすものをはるかに超えている。このような文化が子どもたちの集中力を失わせ、物事を深く考えようとしない子ども・青年をつくっていることはあきらかである。文部省・教育委員会をはじめとするあらゆる関係者がこれらのメディアの作り手たちに対して再考を促すことのほうが先ではないか。さらには、いまの子どもや青年の未来が明るくなく、不安定だといくことも、反社会的な行動を生み出す条件になっているのである。
(藤田 秀雄)
◆ガンディに学ぶ非暴力平和研究セミナー報告
−国際交流基金「国際会議等出席者招聘事業」−
12月22日と23日、大東文化会館において、ガンディに学ぶ非暴力平和研究セミナーが開催されました。インドからアーリア・バラドワージさんをむかえて、ワークショップと講演会で、非暴力の意義と生かし方を学びました。以下その中で行われたシンポジウムの報告です。参加されなかった方で感想などございましたら事務局までお寄せ下さい。
なおアーリアさんは、このセミナー以外にも報告されていますので、その内容については次号でお知らせする予定です。
シンポジュウム「暴力の文化から平和の文化へ」
12月23日(日)午後 3時30分から 5時30分
アーリア・バラドワージ,藤田秀雄,杉田明宏
杉田:平和のロールモデル
今朝の新聞に東シナ海で海上保安庁が不審船を射撃をし沈没させたとある。今年は暴力で暮れようとしている。このような時期,平和の文化,非暴力の文化が試されている。テロリズムのような暴力にたいしては武力で対する,また国境警備にたいしても武力を行使をするという状況である。そのなかで平和の文化を吟味をすることが大事な仕事になってくる。
『平和を創る心理学』で平和のロールモデルについて書いた。現在,若者をめぐる暴力的状況が重層的に存在している。暴力の作用として大人から子ども,子ども同士,青年期では青年から大人への反作用があげられる。子どもへの虐待,乳幼児期から親たちが子どもの成績競争に駆り立てられていることもその例である。テレビや雑誌のアニメ,漫画には暴力シーンがあふれている。暴力による躾への感覚的なマヒ,構造的な暴力もある。いわば子どもたちは暴力のロールモデルに取りまかれているのである。
ロールモデルというのは「その人に信頼をよせ,あの人のようになりたいという存在」であり,元来の用語はポジティブなものである。しかし,実際には暴力的なロールモデルがある。子どもにたいして体罰のような力で対処する大人は,子どもにとっては暴力的なロールモデルである。信頼する親や教師がそのようにふるまうということは,その行動の仕方を子どもが身につけてしまう学習の機会になる。家庭,学校,マスコミを通じた大人の振るまいや,国家の行動にも暴力のロールモデルといえるものがある。
1986年の「暴力についてのセビリア声明」は「戦争というのは人間性として生物学的根拠を持たない。だから戦争は避けることができる」とあり,マーガレット・ミード,M.L.キング,アインシュタインのような平和に貢献した人々の話にふれている。このような人々のことを伝えることによって子どもたちの平和観が活性化されるといわれている。また,教師自身も平和のロールモデルである。ただし,平和について教える教師が体罰,暴力を排するように,教えることと,教える者のあり方が一貫している必要がある。コスタリカが武力を持たないということは国家としてのロールモデルである。コスタリカの大統領はノーベル平和賞を受賞している。太田昌秀前沖縄知事もモデルである。
いわゆる偉人ではなく,平和を求める一般市民やNGOの人々を目にすることも重要な意味をもつ。また同世代の若者たちが活動していることを知ることが平和の文化をつくるうえで大切だ。薬害HIV訴訟の川田龍平さんの行動は同世代の大学生の社会的活動を引きおこす契機となった。高校生などが取り組む子どもの平和像をつくる運動もその例である。私たちのまわりにたくさん平和のロールモデルがあるということを伝えていくことが意味があり,伝える私自身がモデルになれたらよい。
しかし,現実には暴力のモデルと平和のモデルの両方がある。暴力には暴力で処するという声の方が勢いがあり,そちらの方に人々が魅力を感じる状況がある。歴史教科書問題や首相の靖国公式参拝にたいして,他国は文句を言うな,という声に共感を持つ若者も増えている。暴力のロールモデルに共感するのは,暴力的な状況のなかで育ってきて自己肯定感を否定され,それを回復したいということのあらわれであろう。そのための安易な方法として暴力を選んでいるのではないか。その状況を改善をすることが求められる。教育や教材の積み重ねていくこと,親であれば何を素材にして子どもに語るのか,価値があり,創造的だ。大人たちが直面している困難な状況を同時代を苦労している生きている仲間として,共にのりこえ次の世代に平和を伝えていきたい。
具体的な例として,平和のための戦争展というのが毎年,夏,浦和でひらかれている。2万人ちかくの人々が見に来るのだが,大学生たちが企画スタッフとしてかかわり,来観者に説明をする。説明するなかで,学んだことを共有することを通じて自らの確信を得ていくようになる。同じ世代の仲間が響きあって,平和への行動をしている例だ。
藤田:文化的伝統と現在,平和の価値を伝えるには
日本の平和教育は過去の日本の侵略戦争のこと,歴史教育が中心であった。それだけでは不十分であると言い続けてきた。歴史を知ることと同時に私たちが行動をし,何をなすべきか学んでいくことが大切だ。
この機会にガンジーの非暴力思想とインドの精神的伝統,宗教との関係を話題にしたい。セビリア声明も紹介されたが,人間はもともと暴力的ではないということ,仏教では不殺生は重要な思想で,釈迦以前の思想であり,インドから日本にもたらされたものだといえる。日本はもともと自然にたいして細やかな感覚を持っていたが,現在は失われているようだ。江戸期から繰り返し演じられている忠臣蔵は暴力の文化である。仇討ちを肯定し,自殺が美しく描かれている。また,言葉についての感覚も失われている。アリーナという言葉は古代ローマで奴隷の殺し合いをさせた場所を指すのだが,最近,アーリナと名づけられているところがたくさんできている。このような言葉にたいする不感症が心配だ。また,ビデオゲームの暴力性も問題だ。日本はビデオゲームを輸出していて,暴力シーンがたいへん多い。それにたいして海外から問題が指摘されている。このような伝統と現在の問題はインドではどうか。インドの核兵器所有のこともあわせてうかがいたい。
もう一つは,現在,日本では平和憲法が危機にある。憲法の精神,そして教育を回復することが大切である。教育基本法には教育は憲法の理想を実現することであるとしている。つまり教育は平和を愛する人たちをつくることなのである。そのために非暴力や反戦のために生きてきた人々の価値観や生き方から学ぶということも大切だ。
アーリア:日本に来て,平和の文化についての活動があるということを知ったことは有意義だ。現在,世界でさまざまな問題がおきているが,自分自身は恐怖を感じてはいない。人間の心は元来ポジティブであり問題の本質をとらえるように,問題も解決すると信じている。あちこちで平和やガンジーについて話をしたが,私たちがどこからはじめるかだ。ユネスコによって平和の文化が提唱され,平和の種が人々にまく努力がはじまっている。平和心理学という新しい分野は重要だ。ノンフォーマルな教育も大切だ。学校では仕事のための教育がなされるようになっている。それも大事だが,経済活動のための教育は他の面が無視され,心は不安になる。仕事のほかに何をするなか考えるべきだ。人間の心は仕事ばかりで安らぎがなくなる。ホリスティックな社会へのホリスティックなアプローチができるように,人間の心をポジティブもっていけるかが課題だ。そのような教育に学校や社会で取り組むべきことだ。もっとも大事なのはよい人間になることだ。それがノンフォーマルな教育である。ワークショップの参加者のなかで隣に偶然座った人に平和のことを語りかけるといくことをされた方がいる。そうした働きかけがよい例だ。
人間は生まれつき暴力的に生まれるものではない。社会,経済などまわりの状況によってそうさせられてしまう。不審船への対処の例は国家が古い手段に頼ることを示している。もっと創造的な方法があるかもしれない。捕らえて,何が欲しいのか聞いてみたらよい。原爆でも積んでいれば,とんでもないことになったかもしれない。
昔の人々より今の私たちの方が高い教育を得ていると思われているが,暴力についてはどうか。オオカミと羊が水を飲んでいたが,水を汚すなといって,オオカミは文句をいった。オオカミは羊の上流にいたので,羊の先祖が汚したと理屈をつけた。紛争もそうだ。前,起こったことを繰り返している。
日本について被爆国であり,仏教の影響を受けているということも歴史で習った。しかし,現在の日本を見ると物質主義,消費主義でおおわれているようだ。願わくば,日本の伝統を思い出していただきたい。釈迦,キリスト,M.L.キングの思想は国境にとらわれるものではない。どの国にも光を放つ太陽,月,星であった。人の役にたつが,人に何も求めない。自己をかえりみない奉仕であり,それが,平和の文化への糸口となる。
高校を訪ねたが,先生方は生徒への教育に自信を失っていたところに,生徒に新しい文化の種をまいたといわいれた。第五福竜丸展示館のために藤田さんが働いているとうかがった。いずれにしろ,行動が,新しい種をまくことになる。
ワークショップで,くり返し話したのは生命の真実を理解し,そのために生きるということだ。
ガンジーとインドの伝統については,インドの歴史には暴力的紛争はあったが,インドの言葉にヤギとライオンが同じ水を飲むということがあるように,基本的には非暴力の精神に貫かれていた。
心のなかに緊張が生じることが問題だ。急いだり,心配すると緊張が生じる悪循環がある。人間はなんらかの大きな力によって生かされていることを信じることが大切だ。人々の行動は見えない力に動かされている。心配な人は世界を頭の上に載せている。例えば,スーツケースを頭の上に載せて旅行をする人はいない。誰しも旅行する時はスーツケースを預けるし,飛行機,自動車を他人が運転していても安心している。人生は自分以外の力によって運転されているようなものだ。苦しみやストレスを頭にのせている必要はない。荷物を頭から降ろすことが必要だ。信じることだ。信じれば,与えられる。平和の文化をきずくことは,信頼をきずくことだ。
参加者からの質問:
○セミナーに出ると勉強になるが,日常でどのように身近な人々に伝えるような 実践ができるか。
○暴力を行使しなければ,ひどい目に合うという論理がある。それにたいしてど うするか。
アーリア:寒い季節が来ると自然に私たちは衣服を重ね着をするように,身を守るのにどうすればよいかを知っている。人間の心もそのように働く。暴力についてちがうのは,暴力の場合には思慮を要する。死を免れる方法を探さなければならない。その方法は作りだすには時間がかかる。ただ,今でも石器時代から変わっていないように思う。ヒロシマや貿易センタービルへの攻撃のように,安全を得るのに古いやり方で対処していたら,同じことだ。今日は,暴力が起こっても,見て見ないふりをして人々は避けている。具体的なトレーニングは時間がいるが,暴力には,まず,落ち着つくこと。そして,相手に何か助けが必要かとたずねる。非暴力の方法は悪の行動をする者を助ける行動をおこすことだ。同じレベルにいると相手を恨むことになるだけだ。
藤田:日本のように平和主義や非戦という考え方があっても,日常的に平和的な関係をきずいていくことが大事だ。例えば,朝鮮民主主義人民共和国と国交をきずいていないのか,疑問だ。ヨーロッパ諸国は国交をもっている。教科書問題も相互に研究し,意見を交わしていくことが大事だ。韓国から歴史教科書研究の共同作業をしたいという申し出を日本は断った経緯がある。日常的な努力が必要だ。
杉田:危機的状況において自分がどうするか,回答を持っていない。家族が暴漢に襲われたらどうするかには個人的としても緊張感をもって考えなければならない。米国で犠牲が出たのに何もしないのかといく議論には,武力をもって武力を押さえるといくやり方では何も解決しないということを歴史から学ぶ必要がある。現在進行しているパレスチナ問題でも同じだ。国家対テロ組織という構図のなかでは,軍隊による報復という短絡的な構図に陥っていて,創造性に欠けている。犯罪を司法として取り締まることの整備をすすめることもできる。想像力をさまたげているのが暴力の文化だと思う。
―最後にー
杉田:今後の課題を与えられた思いだ。世界の子どもの平和像をつくる運動が高校生のなかにある。米国の子どもたちがヒロシマのサダコの姉妹像をたてたということを知ってひろがったものだ。もともとサダコの像は同級生らによってできたものだった。このように子どもたちが伝えあう活動は励みになる。
藤田:アーリア師のように楽観的にはなれない。「蝶の下」というスペイン映画があり,深刻な映画だ。体制が変わると人々が変わることを描いている。平和のとりでをこころのなかにつくるということは容易ではない。「やられたらやり返す」という考えは軍備を拡張するときに使われる。平和のためというのはよい口実になる。現在の状況は日本が侵略国家になっていくと思わざる得ない。インドの核武装も危険である。核は破局を生むのであり,それを他に波紋を広げるものだ。
アーリア:今日,みなさんが平和について心配されていることを聞いて,ますます内面に立ち返ることが必要だと思う。一つ,寓話を紹介する。娘が家を出ると言い出すと母親はあわてて叱ったが,父親が帰ると話のなかで大きいスーツケース,小さいスーツケースのどちらかを持っていくのかと言った。すると娘は考え直して,家出をやめたという。この例のように母親のようであると相手の話を聞かなくなってしまう。
ガンジーは祈りを信じていた。「一本の葉も神の意志がなければ,そよぎもしない」「神の存在は私たちの話よりリアルである」とも言った。暴力の根源が,怖れと信頼のなさにある。怖れと信頼のなさ暴力を生み出すのであり,それらにうちかっていかなければならない。
◆幹事会報告
1月18日、日本ユネスコ協会連盟において、今年度10回目のきずく会幹事会が開かれました。総会を控えて1年間の総括や方針について議論が行われました。以下その報告です。
議題1【総会について】
前号では総会の日程を2月17日もしくは24日と書いておきましたが、講師の都合で、3月17日(日)となりました。講師はガラス絵画家の児玉房子さんです。児玉さんはコスタリカに魅せられて、コスタリカをテーマとしてガラス絵を描きつづけています。
地球は宝に満ちている
児玉 房子
春の光の中に新しい芽が萌え出で
青い海の中の魚の群れはいっせいに向きを変える
風と樹は清い大気を放ち 山羊は乳をしたたらせる
鶏は玉子を産み 雲は雨となって大地を肥やす
地球は宝に満ちている
人間が武器を持って人間を殺すようになって
どれくらいの時がたつのだろうか
古墳の中に眠っていた埴輪さえも
剣を持った「武人」がいた
古代 中世 近世 そして現代も
戦争への脅えは私たちから去らない
今、私たちの地球は新しい年を迎える
「世界でただ二カ国だけが平和憲法を持っている」
日本とコスタリカ
五十年間軍隊を持たず軍事費を教育費に当て
ぼくたちの国は武器を持って戦いませんと
コスタリカの子供たちは胸をはる
春に種を蒔くと 秋に実り
海に網をおろすと魚が獲れる
この地球は宝に満ちている
武器はいらない!
平和の文化をきずく会2002年度総会
日時:2002年3月17日(日)13時30分〜16時30分
会場:豊島区民センター(03−3984−7601)第五会議室
日程:第1部:議事
2001年度活動報告(決算)
2002年度活動計画(予算)
2002年度役員
第2部:講演「コスタリカとガラス絵(仮題)」児玉房子氏
―ガラス絵の鑑賞―
詳細については再度ニュースに載せますので、それを参考にしてください。日程だけは是非あけておいてください。今年はきずく会としてもコスタリカに学びたいと思っています。憲法で軍隊を持たないことを宣言し、ニカラグアやパナマにはさまれ、アメリカの圧力にもかかわらず実際に50年以上にわたって事実として軍隊を持たないでいる国です。
児玉さんの講演は、そうしたコスタリカの秘密を私たちに教えてくれるのではないでしょうか。
議題2【CPNN(Culture of Peace News Network)について】
*//www.cpnn.netへのアクセスを
昨年度はモデレーターのワークショップを行い、少しずつ広げてきましたが
今年度はオーストラリアからCPNNの担当者を呼んで、研究交流国際セミナーを予定しています。本格的に交流の動きをつくることになります。
詳しくはホームページを覗いてください。
議題3【ハーグアピール平和教育グローバルキャンペーンについて】
コロンビア大学のベティ・リアドンさんが3月21日に来日することになりました。それに合わせて25日と26日に会合を企画中です。ハーグの平和アピールを受けて様々な企画がすすめられていますが、具体的な運動をすすめることが求められています。平和教育をどのようにまとめるのかを大いに論議したいものです。
議題4【子どもや青年の取り組みに協力する】
埼玉の戦争展実行委員会ユースは、様々な取り組みをはじめています。2月9日から11日には、大東文化会館でピースカレッジを実施し、学び合う機会を広げています。
世界の子どもの平和像も昨年広島で建立され、宣言の中に「わたしの平和宣言」の6項目が入っています(歴史地理教育1月号)。高校生平和ゼミもアフガニスタンの問題をテーマにしながら取り組みをすすめているようです。これらの運動についてもコミットしたいと考えています。
議題5【宣伝・出版等について】
今回のガンジーに学ぶ非暴力セミナーにおいては、講演者のアーリアさんの著書を翻訳してブックレット第3集「ガンジーの非暴力に生きる」(700円)として広めています。ガンジーの非暴力運動を精神を伝える貴重な著書として、是非お読みいただきたいと思います。
◆2002年度活動計画(案)にご意見をお寄せ下さい
3月17日の総会において、2002年度の活動方針を決めます。総会の場では具体的な提案となりますが、幹事会で出し合った計画案をまとめてみましたので、お読みいただいてご意見を寄せていただけたら幸いです。
1. 活動の目標
(1)ユネスコと協力して「平和の文化国際年」「「世界の子どもたちのための平和と非暴力の文化国際10年」について広く国民に知らせる
(2)平和の文化の中味について広く論議をおこしていく
(3)「平和の文化をきずく会」(以下「きずく会」)の存在を知らせ、多くの人々の参加をすすめる
(4)ユネスコの提起する「わたしの平和宣言」署名に積極的に取り組む
(5)行事その他「平和の文化」を広めるために必要なことに取り組む
2.活動計画
1.「わたしの平和宣言」署名への取り組み
(1)引き続いて数の集約を行います。
(2)HP上の署名コーナーを柱にして、個々にも働きかけを行います。
(3)署名についてはまとめてユネスコに提出します。
2.CPNN(Culture of Peace
News Network:平和の文化ニュースネットワーク)
(1)日本のセンターとして//www.cpnn.netを組織し、平和の文化に関する意見表明を多くの人々に知らせていきます。
(2)HPを当面和光大学に置き、運営を「きずく会」「「日ユ協連」「ピースボート」等ですすめます。
(3)モデレーターを要請するための組織を作って、全国にCPNNの組織を広げます。
3.平和文化に資する材料・教材の整理、平和教育の実践などをまとめる。
−ハーグアピール平和教育グローバルキャンペーンとの協力をすすめます。
(1)まとめる母体をつくります。
(2)教材についてはHP上に載せられるようにしていきます。
(3)関係各団体に呼びかけて資料を集めます。
4.子ども・青年が主体となって、平和の文化をきずく取り組みに協力する。
(1)世界の子どもの平和像
(2)戦争展実行委員会ユース
(3)高校生平和ゼミ
(4)高校ユネスコ・ユニセフ
5.宣伝活動
(1)ニュース「平和の文化をつくる」を定期的に発行する。
(2)講演会やシンポジウムを開催する。
(3)三冊のブックレットを普及する。
(4)マスコミに積極的に投書や宣伝を送る。
6.平和の文化に関する様々な運動および研究団体をつないでいきます。
(1)文部科学省や外務省などの政府機関との連携をすすめます。
(2)ユネスコやユニセフなどの国連諸機関との連携をすすめます。
(3)NGO組織の各団体:平和団体、環境団体、人権団体、労働団体、宗教団等との連携を保ちながら、横のつながりをつくっていきます。
(4)各団体の連絡先一覧表を作成します。
7.戦争や暴力文化を助長するメディア等への取り組みをすすめます。
(1)新聞、テレビ、漫画、ゲームなどの暴力肯定度をチェックします。
(2)戦争玩具への取り組みを強めます。
8.その他「平和と非暴力の文化」に貢献することに取り組みます。
◆お知らせ
*2002年度の会費(2000円)をお願いします。昨年2月より1年が経過し、様々な取り組みを踏まえて新しい年度がスタートします。同封の払い込み用紙でお送り下さい。
*子どもの権利条約第2回つくる会関係の情報は事務局DCI日本支部 (3466-0222:http:/www.yomogi.sakura.ne.jp/~dci-jp/)へ問い合わせてください。
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*次回幹事会は2月18日(月)6時00分〜日本ユネスコ協会連盟にて行います。「Women or weapons; the militarist sexist symbiosis」(Betty A. Reardon) の内容報告を牛田さんに報告していただくことになっています。またアーリアさんに1ヶ月ついていただいた近藤さんにもその様子を報告していただきます。 |
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*「きずく会」のホ−ム頁(homepage2.nifty.com/peacecom/cop/)を覗いてみて下さい。
*事務局連絡先:〒332-0015川口市川口2-15-1-1004瀧口 優048-254-5074(TEL&FAX:)
*CPNNのホーム頁(www.cpnn.net)も覗いて下さい。