稚内を朝一の特急電車で旭川に向かう。いよいよ大雪山の縦走の開始である。心配なのは天気(>_<)北海道でも雨男になるのか?
8月02日 稚内=旭川=旭岳青少年野営場
8月03日 旭岳ロープウェイ(6:15発)・姿見駅(6:45)〜姿見の池(7:05)〜旭岳
(8:50〜9:15)〜間宮岳(10:20)〜北海岳(11:25)〜白雲岳分岐(13:00)
〜白雲岳避難小屋(13:30)
8月04日 停滞
8月05日 白雲岳避難小屋(5:20)〜忠別沼(7:55)〜忠別岳(8:45)〜五色岳(10:35)
〜化雲岳(12:15〜13:20)〜ヒサゴ沼キャンプ地(14:20)
8月06日 ヒサゴ沼キャンプ地(4:20)〜化雲岳分岐(5:45)〜ヒサゴ沼分岐(6:00)〜
トムラウシ山(8:30〜8:50)〜コマドリ沢(11:10)〜トムラウシ短縮コース登山口
(13:45)=トムラウシ温泉国民宿舎東大雪荘(14:10)
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立ち寄り湯
トムラウシ温泉
東大雪荘 |
稚内から3時間半ほど電車に揺られ旭川に到着。北海道も真夏日である。この暑さにも負けじと旭川ラーメンを食べる。う〜ん?あまり好みでないかも(^^ゞ
時間調整のため旭川観光・・・酒蔵で試飲(2合くらい飲んだか)顔は真っ赤!
バスで旭岳青少年野営場へ移動。快適なキャンプ地に見えたが、蚊が多く何箇所も刺されてしまった。虫除けスプレーは必須です。
8/3 旭岳登山口〜旭岳〜間宮岳〜北海岳〜白雲岳避難小屋
曇り空の下、キャンプ地から旭岳ロープウェイの駅まで歩く。混雑を予想していた旭岳駅は静寂に包まれていた。100人乗りのロープウェイに乗ったのはたったの5人(>_<)姿見駅に着くと、ガスに覆われ5m先までも見えない。こりゃ〜登山者も少ないはずだ。取り敢えず少し様子をみることにして売店などを覗いて廻る。
6:45晴れるのは期待出来ないが出発を決意!
木道の敷かれた登山道をゆっくりと歩き始める。周囲は何も見えないが、高山植物が咲いているのだけは気づいた。歩き始めて20分ほどで姿見の池に到着。残念ながら全く見えない(T_T)/~~~
姿見の池からは、火山の山らしい赤っぽい土の登山道を登っていく。先行する二人のパーティがかすかに見える。視界はないが登山道はしっかりしているので迷うことはない。旭岳の手前で本格的に雨が降り出す。北海道でも雨具を出すことになる。う〜悲しい運命・・・
8:50旭岳頂上に到着。何も見えない(T_T)/
でも、少し待てば雨も止んで視界が広がるような気配である。今日は白雲岳の避難小屋までなので時間はたっぷりある。少し待ってみっか!頂上付近にあった木に座り真っ白な景色を眺める。山頂にいるのは私を入れて三人のみ。誰も登ってくる気配がない。姿見駅には20人くらいいたがどうしたんだろう?25分ほど休憩(?)して歩き始める。 |
旭岳からは滑りやすそうな急な登山道を下っていく。すると前方から人影。話によるとこの先に雪渓があって進めないため戻ってきたとのこと。「アイゼン付けないと無理だ〜」と、言っていた。この辺りの状況についてはあまり詳しく調べてなかったが、ま〜行ってみるしかない。
すぐに雪渓が姿を現した。取り付きのところは凍っていて緊張したが、あとはスイスイ下ることができた。先行する二人のパーティも難なく下りて行く。
この雪渓を下ると平坦な道となり、雨も小降りになった。旭岳頂上付近のみ雨であったようだ。
10:20間宮岳に到着。ここでも何も見えない。ちょっと行動食を食べて出発。間宮岳から北海岳の間はアップダウンも少なく高山植物を楽しみながら歩く。 |
北海岳を過ぎるとお花畑モードである。視界も少しづつ良くなってきている。白雲岳分岐の間にもう一箇所雪渓を横切るところがある。ここのお花畑は見事で、本州ではあまり見ることの出来ない、キバナシオガマやキバナシャクナゲを見ることが出来た。ちょっと時期的には遅かったかも知れないが、満足である。 |
白雲岳分岐を小屋方面に進む。すぐに立派な避難小屋が見えてくる。残雪と高山植物に囲まれた小屋である。ここに滞在して写真を撮るのもいいかも知れない。
13:30小屋到着。テント泊の予定であったが、風も強いし、いつ雨に降られてもおかしくないと思い小屋泊りにした。小屋は二階建てとなっており、トイレは小屋の前に建てられていた。 |
夜中、風・雨とも酷くなった。宿泊客は少なく10名くらいであった。
8/4 停滞 (T_T)/~~~
朝から雨。進むか停滞か悩んだ。天気予報では、昼頃に北海道全域で雷となると言っている。雨ならいいけど雷はちょっと恐い(*_*) そんな訳で停滞することにした。旭岳の山頂付近で一緒だった二人は縦走は止めて旭岳へ戻っていった。その他、小屋に泊まっていた単独の方と東京から来たという4人組のパーティは停滞。私を入れて停滞組は6人であった。ここの避難小屋は1泊1000円である。
14時を過ぎた頃から客も多くなり、満員状態となった。小屋番の話では、今シーズンこんなに混んだのは初めてとのこと。この雨、雷の中をよくまぁ〜上がってきたな〜驚くばかりである。
8/5 白雲岳避難小屋〜忠別岳〜五色岳〜化雲岳〜ヒサゴ沼キャンプ地
晴れ・・はれ・・ハレ・・・・・\(^o^)/
こうじゃなきゃ茨城から来た甲斐がねえべな〜
4:30夜明けとともに大雪の大きな山々が目の前に広がる。青い空と木々の緑色、残雪ととても素晴らしい。多分こんな風景は本州では見ること出来ないと思う。みんな出発して行くが私は三脚を立ててじっくりと写真を撮っている。
5:20小屋を出発。どこまでも続いているような登山道を歩いていく。高根ヶ原付近では多くの高山植物も見ることができた。 |
今日は旭岳方面もしっかりと見えます。想像を超えた景色です。東側の山々も素晴らしい。機会があれば行ってみたい山である。ところでこの辺りは熊出没注意となっていたが?全く気にすることはなさそうである。熊より景色を見るのが忙しい(^^)
平坦な登山道を周囲の景色を見ながらゆっくりと歩いて行く。 |

東方面の山々 |

旭岳方面 |
7:55忠別沼に到着。ここから忠別岳までの登りが意外と辛かった。さほど急ではないが、背丈ほどのハイマツが邪魔(>_<)
8:45忠別岳に到着。ここから見る化雲岳方面が最高である。長い頂上は西面が切れ落ちている。東方面は草原という感じである。忠別岳からは一旦下り五色岳へ登り返す。忠別岳避難小屋分岐辺りは平坦でとてものんびりできそうな場所である。 |
こんなところで昼寝でもしたら気持ちがいいであろう。でも、これから向かう五色岳が辛そう。気合を入れて歩き始めたのはいいが、またしてもハイマツ帯である。ザックが引っかかるし、前はよく見えないところはあるし、単なる急登より疲れる。
10:35五色岳に到着。ここで沼ノ原方面から登ってきた二人組の方にプチトマトを頂く。道内の方で何度も来ているらしい。あとから来られたもう一人の方ともヒサゴ沼まで殆ど一緒に行動。テントも隣同士で翌日のトムラウシ山へも一緒、案内してもらった感じで感謝していますm(__)m
12:15化雲岳へ到着。トムラウシや今日歩いてきた山々が見渡せます。なんて素晴らしい景色なのでしょう。ちょっと雲に隠れていた旭岳も顔を出してくれました。ここからはなんといってもトムラウシが良く見えます。複雑な山容に加えてどっしりしている。
1時間以上もここで景色を楽しんでヒサゴ沼へ向かう。途中の雪渓で水を飲む。一般的には煮沸してから飲むように言われてます。
飲んでしまったので仕方ない。3年後くらいに検査のため北海道に行こう(^^)/ |

化雲岳手前から見たトムラウシ山。木道の周辺はお花畑が広がる。 |
14:20ヒサゴ沼のキャンプ地に到着。ここの避難小屋には、管理人はいない。避難小屋に入ることも考えたが、天気もいいし景色も素晴らしいのでテントにした。 |
8/6 ヒサゴ沼キャンプ地〜トムラウシ山〜トムラウシ短縮コース登山口〜トムラウシ温泉
外はガスで視界がなく風も強い。早々に準備をして出発する。雪渓の取り付き部から縦走路に向かって登っていく。結構凍りついた雪渓である。下るのはちょっと恐いかも知れない。本来なら雪渓を最後まで登り詰めて縦走路に出るらしいが、私は途中で岩場のほうに登ってしまった。これが大きな間違い(>_<)ヒサゴ沼と縦走路の間にある草原に迷い込んでしまった。もうちょっと登れば縦走路だ。と簡単に考えてしまった。視界はゼロ。足元には高山植物。迷っていることより高山植物を踏みしめている自分自身に腹が立った。30分ほど彷徨う。そして地図を出し、この付近で一番高い化雲岳を磁石で確かめて進むことにした。そして1時間半後に化雲岳の分岐に辿り着いた。ホッとしたと同時にどっと疲れた。
化雲岳分岐からヒサゴ沼の分岐に下りちょっと一息入れていると、昨日ヒサゴ沼まで一緒でテントも隣同士であった方に会う。私が早く出発したのを知っているので、どうしたの?と言う顔をされた。迷いました(^^ゞと恥ずかしげに答えた。この分岐からトムラウシ山頂まで一緒に歩いた。北海道の山をよく歩いているらしくいろいろ教えてくださった。
視界のない道をトムラウシ山に向かう。途中日本庭園と呼ばれる場所があった。ここは、小さな沼と高山植物、石の組合せでとても素晴らしいところである。ここを過ぎるとロックガーデン。名の如く、大きな石の上を渡り歩く。ロックガーデンの最後は急登であった。この辺りから時々ガスが切れ視界が開けるようになった。
北沼に着くと一瞬ではあったが、トムラウシの山頂が見えた。ガスと沼と石とでとても幻想的な雰囲気である。あの頂上まであと30分ほどであろうか。早く登りたいが、足がついていかない。
8:30トムラウシ山頂に到着。既に多くの登山者で賑わっていた。周囲はガスに覆われ何も見えなかったが、ここまで来れて感動である。 |
トムラウシ山から急な登山道を下ると、南沼キャンプ地に着く。このキャンプ地も素晴らしい景色の中に囲まれている。もう一度来たくなりました。
南沼を過ぎると登山者も多くなった。トムラウシ温泉方面から日帰りで登ってくるようである。こんな素晴らしい景色を見ながら登ってこれるなんて羨ましい限りです。トムラウシ公園、前トム辺りに来ると晴れて暑くなってきた。 |
11:10やっとコマドリ沢に着く。すでにバテバテ状態。足首もひねったのか痛い。この沢を越えると階段状の急な登りになる。一歩一歩が辛いっす(T_T)/
いつもいつも辛いのに何で山に登るのかな〜歩いているときいつも考えてます。
もうすぐ温泉分岐というところで、頭にタオルを巻き、野球のユニホーム姿に黒いサングラスを掛けた30才くらいの青年に出会う。なんともユニークな格好の青年である。この青年にお願いして短縮登山口からトムラウシ温泉まで車で送ってもらうことになった。登山口まで山のことや家族のことなどいろいろ話をしながら下山した。とっても素直な好青年であった。
13:45トムラウシ短縮コース登山口に到着。登山口では、遭難者がいるとのことで警察の方や関係者が大勢いた。
この日の夜は、トムラウシ温泉国民宿舎東大雪荘に泊まる事ができた。一般の部屋はいつも予約で満室らしいが、登山者用に大部屋を用意してある。ありがたいことです。
温泉で疲れを癒し、反省をして次の登山に向けてビールと焼酎で一人乾杯した(^^ゞ
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