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<序章> |
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クルマに乗り始めてはや5年と半分('97.12現在)、カーナビの普及も大体その頃から話題になり始めたと思う。 そんな頃から、「あったらおもしろいだろうな」とは思っていたけど、当然『高嶺の花』、特に必要という訳でもなく、 欲しいけど買わない、そんなグッズの一つとなっていった。 (そー考えるとパソコンも同じか。生活必需品、って訳じゃないしね。割と必需品になっちゃったけど。) この前、大阪にクルマで行ったときの事。すげークルマの量だわ車線の数は半端じゃないわで、田舎者の私には ほんと走りづらい。こんな時にナビがあればなぁ…。 よしカーナビを買おう! |
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<第1章・自分が地図のどこにいるか解る!> |
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私は何故か、昔からソニーが好きだ。とりあえず各社製品を調べたけど、やっぱり欲しいのはソニー。
もともと何にも持ってないんで、最初っから全部入ってるヤツを買おう。 私は何故か、型落ちモデルを買わない。機能的に殆ど変わってなくて、でも1モデル古いがゆえに 激安特価、なんてのもあるだろうに、インターネットでソニーの所にあった新製品に目を付けた。 もう止まらない。 1997.12.21 11:00 とりあえず、市場価格を見に行く。(それまで相場なんて知らなかった) 最初に寄った、自宅から一番近い『モンテカルロ』に、なんと実物があるではないか!! こうなったら単細胞な私は寄り道をしない。決して安くない新製品をゲット!! 1997.12.21 14:30 本体とクルマとの接続だけをお店に頼んだのだが、何故か2時間半もかかってしまった。 (私のクルマのは妙な自作配線が、カーステレオの裏をワラワラと通っておる。 モンテカルロのお兄さん、寒空の中、工賃タダにしていただいたのに、作業しにくかったならゴメンナサイ。) ほかの配線は自宅に帰って、テキトーテキトー。 いざ走って見ると、こりゃすごい! 自分が地図上のどこ走ってるかが解る、当たり前の ことだけどこれはカンドー的だ。 最初は、地図上の道をチャンと走らなかった。これは自車位置補正で難なくOK。 |
SONY NVX-FW8![]() 97年11月のソニー新製品。 本体NVX-W8に、専用7インチワイドモニタキットXVM-760Wがセットされる。 インターネット対応が最大の特徴。ただし別売キットと携帯電話が必要。 新製品なら当然ともいえるが、VICS、D-GPS、FM文字放送等は標準である。 インターネット対応という文句につられて選んだのだが、それならば東芝リブレット+ナビキット を買ったほうがお買い得だろうし、考え様によっちゃぁとても中途半端なモデルとも言える!? とはいえ、やはり“ナビ”を買いたかったので、非常に満足なのだ。 私にとって、熱烈ルートガイドや超娯楽性とかは興味ないので、そういう売り文句でないものから 選ぶと、コレになったって感じかな。他を知らないのでなんともいえないけど、おそらく、 他社製品と比べて非常にシンプル(というか地味、クール、真面目)だと思う。きっと。 |
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<第2章・事務処理的ルート探索は危険ですらある> |
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1997.12.21 20:00 モニターをダッシュボートに無理矢理取り付け(でも視界はそのままよ)、いざドライブ。 ナビ本来の機能を確認するため、踏み入れた事のない細道を選ぶ。
ここでは検索機能は使わず、「ここを右折すれば有漢町よ」という標識通りに右折してスタート。 道はみるみる間に狭く、汚くなっていく。が、モニター上では緑の道を正確にトレースしている! 看板も乏しく、細い路地がたくさんある田舎の道、さらに夜の闇の中。 ひとつ交差点を間違えたらどうしよう、という状況下で、これは本当に頼もしい。 今までは、慌てて地図を広げるが時すでに遅し・自分がどこにいるか解らない、なんて事もあったが、 これなら自信を持ってターン可能だ。 …と、いってたら、道を間違えた。地図表示の縮尺が広くて、曲がる道をひとつ早めてしまったのだ。 だが、ここもナビのおかげである。緑の道からどんどん遠ざかっていったからこそ、間違いに 気づけたのだ。今までの自分なら進めなくなるまで頼りない勘で走ったに違いない。 賀陽・有漢の町境をまたぐ。地図上で境界線を通過するのと同時に、「ここより有漢町」の看板が ヘッドライトに浮かぶ。ここまで正確とは、正直言って思っていなかった。この辺りは照明ひとつ無い 荒れたクネクネ道。しかし、すぐ隣には池がある、なんて事もお見通しとなる。本当にすごい。 無事に有漢町のメインロードへ到着し、有漢インターチェンジの付近で帰路につく。 ここから、『自宅ルート検索』というのを試みた。優先度等の設定は初期値のまま。高速道路は使用しない、 になっていたはずだ。 ルートが表示され、ガイドの通り走ること束の間。左折のガイドは、何と先ほど通った道へと案内 しているではないか! この辺りは、県北、というわけでは無いにせよ、冬場は冷え込む。雪が舞う日も珍しくない。 そんな地方の、急勾配&クネクネ一本道を、土地勘の無い人がガイドに言われるまま道を通ると、 どうなるだろうか。 私はガイドを無視し、国道313号線へと出る。が、ナビは再検索で、やはり最短距離を結んでいるのだろう、 先ほどの山奥へ誘おうとする。 設定が初期値だった事もあるが、例え緑色の道だからと言って、あのような道を案内するのは どうかと思う。自らが好んでそういう道を走ることはあるが、どんな人が運転しているか解らない 状況で、事務処理的な優先順位に沿ったルート探索は、ある意味危険ですらあるといえよう。 とはいえ、所詮は人間の意志により動いているクルマなのだ。最終的な判断と責任は人間にある。 この点は勘違いしてはいけないだろう。 ま、なんにしても、私はナビに任せっきりで走るなんてしないタチだからいぃんだけど。 |
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<第3章・コーナーの深さが解るのは強い味方だ> |
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ここも道幅は1車線区間が殆ど。しかもブラインドコーナーが続く。 実は先ほどの町境越え(?)で、すごいヘアピンカーブの数々を通ったのだが、すべて地図と現在地がソコに表示されて いる=次のコーナーの深さが解る、というメリットに気付いたのだ。 先ほどの道は、知らない道というのと画面を頻繁に見ながら(良い子の皆さんはマネしないように)走ったので、ただ解った だけにすぎない。そこで今度は、地図上のRのきつさと、実際のハンドル切れ角とをリンクさせながら走行してみた。 現在持っているCD−ROMの最詳細は50m単位。それでもコーナーのRを知るには充分である。 小刻みなカーブでは余り効果が無かったが、山奥特有のペアピン&ブラインドコーナーでは、驚くほどに状況が把握しやすい。 特に、そんなタイトなカーブが連続すればするほど、「次のカーブはこんなにキツいよ」というのが一目瞭然だ。 まさに、ビデオゲームの世界である。 ただし。 当然の事だが、コレを信用してコーナーに突っ込んではいけない。路面の状況や高低差は全く分からないし、 地図が古い、自車位置がずれている等の誤差は常に存在する。大体、チラッとでも、画面を見ながら運転するだけでも非常に危険なのだ。 (よく日本はコレを規制しないなぁ。ナビが原因の事故って、予想ほど多くないのだろうか?) くれぐれも、危険予測のために活用したい機能であると実感。 |
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<第4章・FM文字放送ってこんなモン?> |
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1997.12.23 07:30
実は、購入時から疑問に思っている事がある。FM文字放送が入らないのだ。 FM文字の選曲でサーチさせてみるが、延々と終わらない。岡山には本格的FM放送局が無いが、 自宅にいてもFM香川や広島FMも聴ける。しかし、ナビのサーチは終わらない。 そういえば、気のせいか、カーステレオのサーチ機能も、サーチ開始後にすぐ終了してしまう。 アンテナからカーステレオ、ナビが、うまく接続されていないのか? 早速、内装をひっくり返して 配線を調べる。と、4年前に取り付け今は全然使ってないFM波CDチェンジャーユニットが 出てきた。その為に配線はゴチャゴチャだ。 CDチェンジャーのユニットを根こそぎ取り外す。おかげでスッキリ、これでFMアンテナの配線は理解できた。 心なしか、カーステのFMサーチも元に戻った気がする。 しかし、ナビのFMサーチは相変わらず行ったきりだ。FM香川も広島FMも、文字放送をしていないのか? それともFM受信がイカれているのか!? …と、疑問とゴチャゴチャの配線を残したまま、汽車で出勤。
サーチ中のナビ画面には変化が無い。FM802を拾えば結果が明らかなのだが、岡山市では、ラジオ音声も途切れ途切れ。 …と、その時! サーチ中のナビが何かを拾った! 画面隅には [FM] の文字が。どうやらFM香川のようだ。 これでFM香川は文字放送をしている事も、ナビが正常に動作している事も解った。が、走りながらのナビ画面は、かすかに拾ったり、 ロストしたりを繰り返す。カーステからの音声はチャンと聞こえているのに。 どうも、文字放送ってのは、受信感度がかなり良くないと表示できないのかも知れない。 これじゃぁ、せっかくのハイテク機器も、岡山に住んでいる限り、本当に宝の持ちぐされなのか!? 天気予報とかの情報がいつでも素早くキャッチできる、と期待していた私にとって、これは手痛い。 Radio MOMOさん、早く出力拡大&文字放送開始してください。 |
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<第5章・天空からの視点・VICSの魔術> |
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1997.12.28〜
神奈川県藤沢市に友人が居る。その友人を訪ねて、岡山からはるばる遠征! 道中の殆どは高速道路なので、高速道路上は、ルートガイドとしての機能はあまり意味が無い。ただし、 ジャンクションガイド機能は、見た目にもリアルで、なかなか愉快な機能だと感じた。が、 時速100km近くで走行しながらこの画面を見るのはかなり危険では? さて、厚木ICで東名を降りてからは、ルートガイド機能をフル活用。一度も行った事の無い町の、 見た事も無い友人宅最寄りコンビニに、難なく辿り着く。さすがである。 この辺りでは、ところどころ、道が赤く点滅している。VICSだ。岡山に居ては何の意味もない ナビの機能、関東圏ではどうやら大活躍のようだ。28日の夜に、藤沢から横浜・ランドマークタワー まで走行。幸か不幸か、その日は渋滞がほとんど無く、VICSの恩恵は謎となったが、この赤い道の表示、 まるで空から見ている人からのレポートのよう。特に付近のマップが頭に入っていれば、 なおさら役立つに違いない。例えば、普段利用している道が赤ければ、未知のルートを探したり。 例えば、いつも渋滞している主要道路が赤くなければ、ここぞとばかりに走れるだろう。 岡山の道をイメージしながら、そんな想いが巡る。 30日、雨。藤沢市を出発、家路へ。どうせなら、去年も通った江ノ島の道を走ってみよう… と、ナビの画面をスクロール、すると海岸線は真っ赤! こりゃいかん、どうせ雨も降っている事だし、 や〜めた。素直に厚木インターまでの道を通って、寄り道せずに東名高速に入る。 どの程度の渋滞なのか、確かめたいとも思ったが、東名高速も渋滞していた事を考えると、結果的には VICSを信じて避けた事を正解としよう。 しかし、岡山にはVICSなんて普及するのだろうか。そういうところに金をかけてくれそうにないな、岡山。 |
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<第6章・突然しゃべる!? VICSの魔術2> |
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1998.03.14 10:00
VICSも届かない岡山に住んでいると、さすがに新機能に感動する事は無くなってくる。 早くインターネットキットを買いたい所なのだが、どうも普通にドライブしていると、 だんだんとどうでもよくなってくるものである(笑)。 3月14日、国道29号線を、姫路から走り始める。 (走行記は、ニフティサーブ【FCARR】ドライブ談義の部屋に発言しております。) この時期は、どこを走っても、工事だらけだ。姫路市〜山崎町の区間は、まだ町中で、 交通量も多い。まして今日は土曜日。天気も良い。そんな道路を工事するものだから、 渋滞してくれといわんばかりの悲惨な状況だ。 先頭のクルマが全く見えないほどの長い列に紛れ込み、ひたすら徐行運転が続く。 ・・・と、その時、突如としてナビがしゃべった! 「この先○○メートル先、工事のために車線規制中です」 (と言ったと記憶している) ビックリして画面を見ると、何とVICSが受信されているではないか!? 場所は姫路市〜山崎町の間、まさかここにVICSが放送されているとは思っても見なかった。 これは画期的なシステムだ。渋滞を示す赤道路表示こそ無かったが、この季節、 サービスが拡大されれば、渋滞回避は抜群に効率的になるだろう。 ・・・しかし、もっと早く言ってくれないと。 もう渋滞にかかって何十分も経つのに。 |
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<第7章・近代機器の罠! ただの飾りに変身!!> |
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1998.06.21
変だなぁと思いながらいじくりまわしていると(分解はしてないよ)、そのうち明らかに変な感触になった。 こうなるとお手上げである。十字キーにより地図はへんてこりんな場所が表示されているし、他のボタンが 効かないので現在地を表示させる事もできない。「ただの飾り」と化した瞬間である。 しょうがないので、保証書と共に購入店へ。当然、修理なので、リモコンだけがドッグ入りする事に。 しかし、リモコンがあって初めて機能するマシンである。この状態では、はっきり言ってタダの重量物だ。 本体のリセットボタンを押しても、内臓電池によって前回の情報を保持しているらしく、地図表示はよそを 示したまま。邪魔なモニターが視界にうっとうしい。 こういう状態にならないと気づかなかった。今まで普通に機能している間はあまり意識もせずに ただ現在地表示をさせていただけなのだが、いざ使えなくなると、無性にいじりたくなってくる。 もっとナビを活用してドライブするべきだったなぁ。ナビくん、今までごめんよ〜。 1998.06.29 お店から電話があり、修理が終わったとの事。一目散にリモコンを迎えに行く。 保証が効き、修理代はタダ(まぁ普通に使っていて壊れたんだから当たり前だね)。 さっそく電池をセット。おぉっ、動く動く! 一件落着である。 そのままドライブに出たのは言うまでもない(笑)。 しかし、リモコンが無きゃ動かないのに、こんなにモロい十字キーつくるなよな〜ソニー。 |
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<第8章・性能までアップ! 98年地図ゲット> |
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1998.08.07
今まで使っていたナビ地図は、本体標準添付の全国版だった。どこでも50mの詳細まで出るので、
特に不満も無く使えていた。
しかし、新しもの好きな私は、今年発売された、新地図がとても欲しくなってしまったのだ。
もともと中国四国版の地図が欲しかったので、これを機に買ってみた。 地図CDを入れ替え、再起動。最初の表示では、別に何も変わらない。 しかし、何やら見なれないマークが片隅に見えるぞ…? 詳細方向にボタンを押す押す… すると! ちょっと読み込みにてこずったな、というその後! まるで本当の地図帳みたいなリアルな画面が! これですこれ。これが地域版ならではの詳細都市地図。25m単位まで拡大できる。 実際にこれを使うの?と聞かれると、「?」だが、まぁ良い。リアルなので許そう。 しかし、さすがにここまで細かいと、よくズレる。市街地で道1本外したりしないのかな? そんな事になるようなら、詳細図の存在意義が根底から崩れ去るよなぁ。大丈夫かな。 更に驚きの機能が!! 今までは、50m・100m・200m・400m・1km・1.5km・10km・…という段階的な ズーミングであった。それが、なんと! ボタン押しっぱなしによる、フリーズーム機能が実現 できているではないか!! ただ地図ディスクを入れ替えただけなのに、ナビ性能が上がった!? まぁこの機能も、使えるの? と言われると、「?」ではある。地図の表示ロジックが、詳細図を縮小 するのでなく、広域図を拡大する表示方法なので、このありがたみはイマイチ、という所か。 とは言え、本体そのものバージョンアップをする必要があると思っていたこの機能、ちょっとトクした気分。 その他、電話番号入力だけでその場所を示してくれる機能(何故か店名や住所という文字情報は出ない)が、 さすがに地域版。これはなかなか重宝しそうだ。 中国四国版なので、四国も走らないともったいないよなぁ、と思う今日この頃。 (と言いながら岡山県付近しか走らないけど) |
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<第9章・遂にバージョンアップ! 新リモコン&2000年地図> |
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2000.05.某日
そしてバージョンアップキットの発売日を迎えた、はずなのだが…。 この頃にはすっかり熱も冷め、割とどうでもよくなってしまっていた。 メーカーおよび販売店諸君、ダイレクトメールの送付タイミングを誤ると、 顧客の購入意欲は激変するのだよ。以後気を付けるように。 2000.06.30 完全に忘れた訳ではない、この新キット。現在使用している地図ディスクは中国四国版なので、 今度ドライブ予定の近畿地方を表示させるには、ナビ購入当時の全国版を入れなければならない。 知らない道もたくさん走るはずだし、 …という事で、記憶の片隅でくすぶっていた新キットに対する物欲の炎が再びメラメラと燃え盛った! カー用品店に行く。しかし、3件ほど回ったものの、どの店にも在庫は無く、注文取り寄せになるとの事。 最後に立ち寄った店で、諦めて注文を。来週の月曜日には入荷するという事で、今日はここまで。 そして月曜日。定時後、速攻で帰宅する。しかし、留守電は何も受け付けていないようだ。 店に電話すると、「メーカー側の手違いで入荷は水曜日になる」という話だった。がっかり。 2000.07.04 火曜日。この日は何も意識することなく帰宅、着替えて音楽聴こうかとしていた時、電話が鳴る。 「ご注文の品が今日届きました」との事。昨日は水曜日だって言ってたのに、ころころ話が変わるぞ? でも早まったぶんには大歓迎。閉店まであと40分。急いでクルマを走らせる。帰宅ラッシュの岡山市街地を抜け、 閉店10分前に到着。品物を受け取る。 まずは早速、リモコンを取り出し、電池を入れて使用してみる。当然だが、基本機能は新リモコンのみでも動作。 十字キーのタッチ感は向上しているようだ。レスポンスもよい。これはなかなか楽しみである。 ただ、キーの配置まで一新されてしまい、従来品と新製品で、[戻る]キーとか[広域][詳細]キーなどの主要なボタンが、 十字キーを中心にバラバラに変わってしまった。 使用し始めでは感覚的に覚えている位置のボタンで全然違う操作をしてしまい、困ったものだ。 だがこれは結果的に慣れで解決しているので問題無い。確かにそれぞれを違うタッチ感のボタンにする事で、 それぞれの操作がイメージ通りに行えるといった感じだ。
中四国地図を抜いて再起動。ディスク挿入指示でバージョンアップディスクを吸い込ませる。 すると画面には『バージョンアップ中です』の文字が。 こういうものはだいたい数秒ないし数十秒で終わるのかと思ったら、案外、長い。 時間にして約2分前後だったろうか。ひょっとしてOSを含む全ソフトウェアを入れ換え? かどうかは想像するしかないが。 そんな事を考えてると、ディスク取り出し指示と再起動の指示が表示される。 全国地図2000を挿入して、再々起動。ナビ画面は何事もないかのように起動している。… と思ったが、明らかな違いが既に! 起動速度が速いのだ。20秒かかっていたものが15秒で起動、 そんな感じで速い。こういう所もソフトウェアのみで改善させるところはさすがだ。 起動を終え、通常のナビ画面。文字表示部の背景色が若干薄くなった他には、 パッと見の違いは無い。では早速、注目の新機能を体感してみよう! まずは“3Dビュー”。最近のナビではお約束となっている、立体的視点のアレだ。 解像度が低いのでかなり大雑把な描画だが、それでもなかなかリアリティに富んでいる。 2D画面では見られない、進行方向の遠くに海が見えたりすると見栄えも楽しい。 続いて目的地の“電話番号検索”。ここでテンキーが画期的なまでに大活躍するのだ。 今まではデカい数字アイコンを十字キーのカーソル操作でピッピッとしていたが、 これからは直接テンキーで入力。この差は大きい。そして、全国地図にもかかわらず、 公表値約1,100万件の電話番号が収録されているというから驚きである。 中四国版でしかできないと思われていた電話番号検索が、全国各地で即座に可能となったという事だ。 では、バージョンアップの利点と問題点を、それぞれ述べてみよう。 ★よくなったところ★ ●起動が速い 前述のとおりだが、ハードウェアを一切触らないで、ソフトウェアのみで実現した点が好ポイント。 細かい部分でもあるが、この差は、ナビを見ようとしてエンジンをかけた時、 実測以上の効果がある。非常にありがたい性能アップだ。 ●スクロールがスピーディ 思いこみなのかも知れないが、十字キーによるスクロールが速い。 もしかしたら初期スピードを若干速めているだけかも知れないが、 以前までの「とろくささ」が抜けている。よく使う機能だけに、このシャープさは心地よい。 ●ガソリンスタンドマーク、200m縮尺での表示が復活 と言っても、これはバージョンアップによる恩恵ではない。 全国版地図では200m縮尺からガソリンスタンドの表示アイコンが銘柄別に表示されるのだが、 中四国版では50m縮尺まで迫らないと表示されなかった。つまりこれは全国版に“戻した”ので“復活”したのである。 ●VICS、DGPSなどの機能がフル稼働 時は流れ、技術は進歩する。岡山でも遂に、というかやっと、 VICSのFM波サービスが本格的に始まっているようだ。去年開局した“FM岡山”が発信してくれているので、 市内に居ればほぼ間違い無くVICS情報を拾い、渋滞エリアを赤点滅してくれる。 この赤点滅、バージョンアップ後から表示されるようになったので、 バージョンアップ又は新地図でVICS情報の表示処理が実現したようだ。 ★わるくなったところ★ ●ガイドがアホになった ルートガイドをさせていると、前版とくらべて非常におせっかいになった。 どう見ても道なりに直進なのに、左右に道が伸びていると、 「この先 右(左)方向です」と喋るし、直進としか言いようのない交差点では 「この先 直進です」と喋る。言われなくてもわかるのに。 まぁそれで終わっていれば良いものを、なんと、進むべき国道が右折であるにもかかわらず、 そういう時にダンマリで教えてくれない。交差点ガイドも出ない。 つまり、ナビを頼りにしていると直進してしまい、挙句の果てに「ルートが変わりました」である。 複数ルートガイドとやらの副作用かなにかか? “ナビ”本来の機能がこれでは、致命的なのでは? ●地図が古すぎ バージョンアップが悪いわけではなく、2000年地図の更新の遅さ(悪さ)が原因。 地図作成が1999年12月になっているので、最近できたばかりの道が載っていないのは、まぁ許そう。 しかし、去年の12月には明らかに走行していた道が、あちらこちらで載っておらず、 相変わらず池の上を走ったり激細の田舎道を時速60kmで駆け抜けたりしてしまう。 これで2000年地図を名乗るのは詐欺的では? それぞれ長所短所が出ている訳だが、総合評価としては、速く、使いやすくなったという印象が強い。 私の場合は電話番号検索をよく使うので、この新リモコン&新ディスクは重宝することだろう。 |