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中山サーキット走行レポート
1998.04.15
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中山サーキット

ついにサーキットを走ってきたのダ!
ドノーマル車が13万Km走行して初めて挑んだサーキット。その大冒険をレポート。



午前10時30分、4台のクルマが、岡山県和気町・中山サーキットに集結。
いずれも会社の同僚である。何故か平日だというのに(笑)、都合よく集まれたものだ。
(本当は、もう2人ほど参加希望で無理だった人もいたけど)

<出走マシン紹介!>

Mintさんのシルビア
外見ノーマル、中身は凄い。
今日みんなを集めてくれた人。

Pon-Egiさんのマーチ
最近にわかにスープアップ。
度胸はひと一倍。

PicさんのRX−7
足回りが魅力、唯一のターボ車。
最近はナビなんか付けちゃって。

私・Peckerスターレット
ホイールが唯一の交換点。
スポーツ走行はド素人。

サーキット場内に入り込むと、早速、昔の(86より前なのでしょうか)レビンをチューンした
マシンが走っている。爆音とまではいかないものの、刺激的なエキゾーストノートが響く。本格的だ〜!

ちなみに、我がGiは、アルミホイール装着が唯一のパーツ変更点で、それ以外は完全ノーマル。
そんなクルマで13万kmも走行しまくったあげくに、まさかのサーキット走行である。大丈夫なのか〜!?



2台の壮絶なバトル!
…では無くて、序盤はタイヤ慣らしかな。
それにしても面白そう。

午前11時0分、第1陣の2台が乗り込む。
Pon-Egiさん操る日産マーチG#(KH-11)と、picさん操るマツダサバンナRX−7(FC3C)。 序盤は2人ともウォームアップランといった所。心地よいエキゾーストノートが山岳にこだまする。 でも、RX−7のタービン音か、キーンとかん高い金属音がする。どこで高回転になるのかすぐ解る。
徐々にスピードにのってきた、その時! なにやら向こうのほうでスキール音が!  それからしばらく排気音が聞こえない!? おーい、何があったんだよ〜!
そう考えていると、排気音復活。先に見えたのは、先行していたマーチでは無く、RX−7だった。 どうやら、マーチがスピンしていたようだ。大事には至らなかったようで、ひと安心。
1ヒート30分で争われる(?)第1陣も、終盤に差し掛かると調子が良い。 さすがこいつら、走り慣れてるって感じ。しかし、RX−7のキーン音、だんだんと鳴っている時間も音も激しくなっている。 こりゃまるでジェット機だな。でも何だかカッコイィぞ(笑)。
Pon-Egiマーチは、足回りをかなり硬めにしているのだが、車高(重心)が高いせいか、それでもロールが目立つ。 コンパクトハッチの宿命か。しかし、エンジンの吹けあがりは良さそうだ。いろいろ手を入れてるらしいし、 さぞかし楽しいだろう。街乗りでは、彼の排気音は割と過激に感じたが、この場にいると、おとなしく思える程。
一方のpicRX−7は、車高をかなり低くセッティングしているので(乗りにくくないのかな)、ロールというのは 見た目では解らなかった。速そうな形をしたクルマが速く走ると、カッコイィ。

午前11時30分、第1ヒート終了。
2台がピットロードから帰ってきた。
Pon-Egiマーチは、第2コーナー進入直前にある、コースを横切る細い川に足を取られ、コントロールアウトしたらしい。
走りには慣れていると思っていた彼がそうなるのだ。こりゃ肝に銘じとかないとえらい事になりそう。



かなり硬めだと思っていても、
これだけロールしている。

ナマで見ている分にはロールなど無いと
感じたRX−7でも、こうして
見るとやはり傾いている。

う〜ん、本当は流し撮りのつもり
だったのだが(笑)。
シャッタースピード誤りか。

なんだかドリフトしているみたい。
これは僕が参考にしたラインを
走っている時か。

このS字を、マーチは
軽やかに抜けていくんだな。

こうして見ると、RX−7の操縦席って、
かなり後ろにあるんだな。
さすがFRスポーツカー。

午後12時0分、第2ヒートスタート。
Pon-EgiマーチpicRX−7に加え、Mintさん操る日産シルビアQ's(PS13)
そして私・トヨタスターレットGi(EP-82)の、我々4台が一同に走る。
私は一番後ろで、邪魔にならないように1〜2周をユックリ走る。
とはいえ、2速で全開、レッド直前まで引っ張るなんて、
高速道路のランプインでもやった事が無い。刺激的だ!
3周目の第2コーナー進入、例の小さな川を通過、ブレーキを残しながら右にステアを切る…とその時!
フロントが完全にグリップアウト! 慌てて左に切るがコントロール不能。左右に大きく踊るGi
ブレーキをきつく踏んで、やっとコントロール下に。この間多分4〜5秒だったと思うが、結構パニックだった。
たったあれだけの水面を通過しただけで、あのような挙動になるとは想像もつかなかった。教訓である。

気を取り直してすぐさま復帰。その他の路面は完全ドライといえるので、安全度は高い。
そうこうしていると、バックミラーに白い車が! 先に来ていたチューンドレビンだ。
さっきまで何処にも居なかったのに。
当然、道を譲る。その後、ちょっと手本になってもらおうと思ったが、甘かった。
みるみる間にコーナーの向こうに消えていくのだ。
競技車両のスペックは想像以上らしい。
中盤、picRX−7がピットイン。調子でも悪いのかな?
そのうち、Mintシルビアがバックミラーに映る。さすが主催者だけあって、
既に1周差をつけられた事になる。どこで抜くのかな〜と思っていたが、なかなか抜きにかからない。
(後で知ったが、実は観察されていたようだ(笑)。)
第2コーナー奥で私がアウト側に逃げ、譲る。この上りを気持ちよさそうにグイグイと加速するシルビア。いぃなぁ。

たった30分とはいえ、予想以上にしんどい。暑いのだ。全身汗だくで、ヘルメットの中も汗まみれだ。
しかし、それも気にならない程に面白い。後半になると、大体感覚を掴んできた。
その頃には、Pon-Egiマーチがバックミラーに見え隠れするようになった。
エンジンパワーそのものは、Giより小さいはずなのに、こんなに差がついてしまったのか。
実力の差は歴然である。

午後12時30分、第2ヒート終了。
ピットロードを行き過ぎ、バックするという醜態をさらす(笑)。
リタイアしたpicRX−7、なんとマフラーが取れてしまったらしい。太鼓を外し、直管状態でエンジンをかける。
…なんだ、全然マトモじゃん。これで走ったほうが雰囲気もタイムもいいんじゃない?
とはいえ彼は既に2ヒートを走行済なので、今日はこれまで。

午後1時0分、第3ヒートスタート。
MintシルビアぺかいしGiが出走。
その後、他のグループで、シビック、RX−7、ランサーエボ5がサーキットに繰り出す。
そんなにいっぱい走ったら、緊張しちゃうよぉ〜!
序盤で、前に見えるシビックが、例の第2コーナーを勢いよく進入。
そんなスピードで突っ込んで大丈夫?
と思ってたら、案の定スピン。言わんこっちゃ無い。
でもパニック時は慣れているのか、私のような踊り方はしない。
その後、RX−7が迫る。最終コーナー立ち上がりで譲る。
そのRX−7、減速でマフラーがメラメラ燃えている!!
まさにバック“ファイアー”である。パンと軽く爆発する車は何度か見たことがあるが、
本当に燃えている車は初めてだ。攻めながら笑ってしまった。
 (picさんからフォローあり。あの炎は、“アフターファイアー(アフターバーン)”と
  呼ぶそうです。バックファイアーは、炎が吸気系に溯る現象、という事でした。
  picさん、ありがとう!)

S字で、エボ5が迫る。バックミラーに目をやると、横を向きながら前に進んでる!?
さすが4WDは違うなぁ。しかも生っ粋のラリーベース車。きっと楽しい事だろう。
そのうち、Mintシルビアが抜いていく。さすが、2ヒート目は調子が出ているようだ。
私も、各コーナーで、いろいろライン取りとかパワー調整とかの研究をする余裕もでてきて、
なかなか楽しい。さすがに恐いので、限界チェックはしなかったが。


げげ〜っ、こんなに傾いてたの!?
サスのへたり具合が一発でバレる。
なんだか恥ずかしいなぁ。

さすがに速かったMintシルビア。
もっと写真を撮ってあげたかった。

なんだか加速してるって感じ。
サスの柔かいのがメリットか(笑)。

午後1時30分、第3ヒート終了。
もう脱水症状に近いほどの発汗。モータースポーツと呼ばれる由縁を垣間見た。
常に2〜3速のシフトチェンジ、最高速度は100km/hちょっと、ラップタイムは計測していなかったが、
だいたい1分20秒台前半といった所。他の人達は早くて1分10秒少々、平均で1分20秒という感じか。
なんといっても2速全開でレッド直前を何十回も繰り返すという、前代未聞の走り方を、13万km走行後に
体験させられたGi。お疲れさまである。
また、今回、ヒールアンドトゥのやり方にも課題が残った。街中でのそれは、せいぜい3〜4千回転での減速なので、
マトモに回転が合わせられるのだが、今回のような高回転(5〜6千回転)でやると、アクセルを煽り、同時に シフトダウンをしているつもりでも、クラッチをつなぐ時点では回転が落ちている最中になってしまって、 まるでアクセルを2回煽っているように聞こえる結果になってしまった。 ブレーキで充分減速をしてからシフトダウン、を心がけるようにしてからは、だいぶマシにはなったが、 それでもハイスピードでの操作は難しい。ギアも、思ったように入ってくれない時が何度かある。 リキみ過ぎていたのかな。

なにはともあれ、無事に終了。刺激的な1日であった。しかし燃費は半分以下だぁ〜!(苦笑)



《参加者インタビュー》
Mintさん◆
  今回で数回目の中山サーキット。結構慣れてきたとはいえ、
 コーナーとか結構つっこんでるつもりでもクリップについてみると
 結構余裕あって、まだまだシルビアを乗りこなせていません。
 次のチューニングはもう少し腕をあげてからかな。
Pon-Egiさん◆
  4/15の走行記
  朝、おきる。おっ、晴れている。昨日の大雨が嘘のようだ。
 これなら路面もおそらくドライ。楽しみ楽しみ。
  9:00ぺかいしさん来襲。あいかわらずまめな洗車状況である。
  10:30現地到着。他の2名とも合流。
  11:00第1回めスタート。赤のカブリオレを先導する。さすがに3回目ともなると、落ち着いている。
 路面チェック&タイヤ慣らしを行いつつ、周回する。
 5周め、いよいよ全開。しかし、スタンド前に川(!?)がある。
 ブレーキング。すべった!ヤバイヤバイ。気を付けよう。
 高速コーナーのライン上にも水溜まり。うーんイマイチ。
 今回は、前回12/31よりスープアップしたマシンのテストだったのに・・・。
 と、思った6周めのスタンド前、豪快なスキール音とともにスピン!・・・・・・。
 今回は、ラインどりの学習と車の挙動把握にしよう。
 ここをインからいくと・・・。では、アウトでは?と、いった感じで。
  結局、タイム的には前回とほぼ同じ。と、いうことは必ずしも全開でないのでタイムアップは必至。
 結果には満足。しかし、この足ではお話にならん・・・。次は車高調か?LSDか?
 今年もさらなるスープアップをめざすも、資金不足。しっかり働こう。
picさん◆
  ナビは地図の空白部分をぐるぐる回るだけだった。
 それはともかく、サーキットランが熱い^H^H暑い物だと言うことを体感しました。
 当日は雨上がりのドッピーカンで、気温が上がっているというのにヒーターを入れて
 走らなきゃならないと言うのは、やせ我慢に慣れている私にもつらい物が有りました。
  で、中山ですけど、思っていたより狭かったです。コーナーでの自由度が低そうで、
 実力が同程度の車両だとスタートで先行した方が逃げ切れそうです。
 そんなコースですが、私は壁とタービン音が怖くてほとんどフルスロットルが
 出来ませんでした。
  コース内の川の流れる25Rでは私もお尻が出てました。そのままオーバーステアに
 持ち込みんで、と思ったのですが出来ませんでした。2ヒート目はそろそろタイヤも
 OKかなと思ったとたんに爆音仕様になってしまいました。まぁ、既に穴あきの経歴を
 持つマフラーなので、すぐに破れたんだなと分かりましたが、ピットへ向けて走って
 いると、今度はカラカラと言う音がしてきました。これはもしや、タービンか触媒か?
 とドキドキしながらピットへ入って確認したらタイコが落ちて後ろ側のマフラーハンガー
 だけでぶら下がっている状態でした。損傷がマフラーとバンパーだけだったので胸を
 なで下ろしました。



中山サーキットコース解説

(1):第1コーナー インにある斜線のペイントが厄介。とはいえ、私はアレを踏みながら
「キャキャキャ」と断続的にタイヤを泣かせながらの立ち上がりのほうが面白いし、下手にアウトに
逃げていると、出口の砂が恐くて開けられない。インに徹するのが◎。

(2):砂 ここのライン取りは恐かった。直線に攻めれば良いのだが、各クリップには大量の砂が。
おまけに路肩(?)の段差が、Giにはキツい。攻めたいが、限界を超えたときが恐ろしくて、
結局コースの真ん中を走るハメに。

(3):第2コーナー この日最大の難関。なんと言っても、一番ブレーキを強くかける付近に、
山から染み出してきた雨水が横切っているではないか! しかもここは緩い下り。
なにも考えずに進入しステアを切ると、確実にスピンする。毎回、立ち上がりで、滑るフロントと
相談しながらアクセルオン。しかし慣れるとその加減が楽しくなる。

(4):昇りストレート 私の運転の場合、この付近で2→3速に入る。しかしここはかなりの昇り坂。
ギア比が乗用車なGiは、全然加速してくれない。ここはハイパワー車でぐいぐい加速した者勝ち。

(5):第3コーナー 第4になるのかな? ここはかなりのスピードで突っ込めそうな気配。
限界が解らないので、割とスピードを落として抜けていったが、それでも後半では、どこまで
スピードに乗ったまま曲がれるか、を研究してみた。2速フル加速で脱出するのが面白い。

(6):直角コーナー…と思ってたら、実はもっと大きなRで、次の複合のほうが小さかった。
ここのライン取りが難しい。
また、ここの進入でのブレーキングが、かなりハード。グリップを失うと、目の前の頑丈な
コンクリート壁に衝突しそう。そんな不安もあって、やや手前から安全減速。
私は、直角ではややアウト側を通り、複合後半のクリッピングを狙って加速、というラインを
選んでみたが、どれが理想的なんだろう?

(7):S字コーナー 思ったよりグリップが効き、楽しいポイント。さすがにロールが
激しくて、本当はフルアクセル→ブレーキ→アクセル→…と、過激に攻めてみたかったが、
車体が前後左右にグニャグニャ揺れるので(笑)、結局アクセルワークのみで加減。

(8):第7コーナー で合っているのだろうか?
ここのライン取りが、最後の下りストレートでのトップスピードを決定づける。
S字をクリアした後、ついついインベタで曲がってしまいがちだが、
どうも一旦アウトに膨らんでおいて、このコーナーのクリップめがけてフクアクセルを
したほうが結果的にタイム短縮に効果的なように思えた。
しかしこのクリッピングポイント、コンクリートが剥離していて、ちょっとドキドキもの。

(9):最終コーナー 下りの直線から一気にブレーキングするこのコーナーの進入は、
本当にタイム短縮を狙おうと思うと、かなりの経験と度胸が必要だろう。
ここのブレーキングで、車体が妙なしなり方をしているような感覚を味わった。
まぁそれはさておき、このコーナーの脱出が一番面白くない。
かなりのタイトコーナーなので、相当な減速を強いられる。で、アクセルオンしても、
FF車の宿命か、フロントがずるずるとアウトに逃げようとするばかり。
ボコボコにへこんだガードレールに接近しながら、アクレス開度とハンドル切れ角との
折衝が続く。やっとこさまともにグリップしてフルアクセルしてみても、ここは昇り。
下手すりゃ第1コーナー入り口までずっと2速だったりする。
ここは入口で思いっきりアウトまで進み、一気に向きを変えて立ち上がりに専念するべきか。


今日、出走したマシン達。チューンドレビンはもう居なくなってたみたい。
みなさん、お疲れ様!



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