KATOから現代的な橋上駅舎、「近郊形駅舎」と「近郊形ホーム」が発売されました。
カントレールに続いての魅力的な製品です。
ちょっと高価ということもあり、すでに既製品を持っている方で導入に迷われている方も
いらっしゃるかと思いますが、もっとくやしい思いをしているのは我々ファイントラックユーザー。
分かりやすいレールシステムと引き換えの、狭いホームはやっぱり見劣りがします。

…くやしい!と思いつつKATOのHPで詳細を見てみると、コンビニは「グレードアップセット」
として別売りとなっていたので、どうにかして使えないかと思い、試しに買ってみることにしました。
切り継いででも使うつもりでしたが、試しに島式ホームに置いてみると、柱の間にピッタリと
収まりました。
う〜む、これは狙ってる!?…ということはKATOとTOMIXのホームの幅の違いは、柱の外の
余裕ということになります。
このコンビニを設置する高架駅では、利用者の方にはコンビニの付近に立ち止まらないよう
アナウンスすることにしましょう。
製品は無塗装なので全体を塗装。
窓サッシやドアに色差しをし、上のルーバーにもスミ入れをします。
屋根上の室外機も別の色に塗装し、ステッカーを貼っていきますが、ガラスに貼る部分を
少々キズつけてしまい、見栄えが悪くなってしまいました…。
それでも、いかにも近代的な感じでホーム上を活気づけてくれそうです。床板のピンを切り、
両面テープでホームに固定しました。

ちなみに、セットに同梱されている待合室とは床板が共用となっています。
ただし、こちらはひさしがあるので、設置する場合には柱と干渉する部分に”逃げ”が必要です。

コンビニができたおかげで、高架駅に以前置いていたキオスクはニュータウン駅(仮称)
転用できます。
次はエレベーター。これも近代的な好ましい形態です。
ガラスの透明度がイマイチだったので、外側、内側ともコンパウンドで磨き、スミ入れも施しました。
研磨したことで多少はプラっぽさが消えたように思います。
ドアの印刷がはみ出ていたりしますが、ピンセットの先などで軽くこすって調整します。
エレベーター本体は改めて茶色に塗装。
ウチの場合、このまま置くと床がグレーになってしまうので、プラ板で白い床板を設けました。
さて、段々と興が乗ってきたのでバリアフリー化の続きを。
続いてはエスカレーターの製作。こちらは今回のKATO製品ではなくオリジナルです。
使うパーツはTOMIXの「ラウンドビル/スクエアビル」に付属するエスカレーター。
部品は1階から上がるタイプで、設置するのは高架駅のため上部のみを使用し、手すりを平らな
部分は平行に、角にはRをつけるように削ります。
両側には後述する階段部分に組み合わせるため、0.75mmのプラ板を貼り、手すりを幅増し
しました。
外側はTOMIXのホームに付属する階段部分の中をくり抜いて使います。
手すり、側面などを塗装したエスカレーター部分を組み合わせ、もともとの階段部分から下に
はみ出した部分はカットします。
実際に下まであった方が実感的ではありますが、それには高架駅本体にまで穴を開けないと
いけませんのでね…。
エスカレーターっぽく見せるために下り側は人形をくっつけて配置。
本当は急ぐ方のために片側を開けたいところですが、ホームの幅が足りませんので、利用者の
皆さま、ご了承ください…。
この「グレードアップセット」には、付録パーツも使えるものが入っています。
車掌用のモニターは2種類あり、屋根のない高架駅には”自立タイプ”を設置し…
屋根付きのニュータウン駅(仮称)には”吊り下げタイプ”を設置してみました。
KATOの近郊形ホームとは屋根の高さが違うため、アームの長さは1cmに切り、1.3mmの
穴を開けて差し込みます。

2面3線のこの駅は朝のラッシュ時に折り返し列車も数本ある、という設定のため、上下方向に
2つずつ設置しています。