03系【日比谷線】 保有数 8両  マイクロエース製品
実車 日比谷線開業時からの3000系に代わる次世代車両。
アルミ車体にチョッパ制御を採用し、側扉は1400mmに拡幅されています。日比谷線では
ホームの端に階段のある駅が多いことから、増備半ばで両端の2両ずつを5扉とした編成が
登場。さらに、この5扉車の増備途中から制御方法がVVVF制御に、台車もモノリンク式に
変更されました。20編成の5扉車が揃った後、増備は再度3扉車へと戻っています。
ほぼ同時期に乗り入れ相手の東武、東急もそれぞれ20000系、1000系に世代交代し、
日比谷線は冷房化率100%を達成しました。
東武伊勢崎線、東急東横線と相互乗り入れ運転を行う日比谷線も、3社にまたがる直通
運用はなく、東京メトロの03系のみが東武、東急双方の保安装置を備えています。
模型 必ず仕様違いを同時にリリースするマイクロエースらしくなく、今回は3扉のVVVF車のみの
発売です。これまでの0607系同様、車体はドアと色調を変えたメリハリのある表現と
なっており、また、屋根から妻板に至る配管や、床下機器の表現も立体的で、全体的にも
好印象。今までレリーフ状の表現しかできなかった動力車の床下も、これまでの一部の
車両
のように機器以外をブラックアウトするだけでなく、極力立体的に造型し(車体から
はみ出ているのはご愛嬌か…:苦笑)、見栄えはかなり改善されています。
前面窓にはVVVF車を識別する「V」ステッカーを印刷表現するあたりはさすが。5扉車や
チョッパ制御車といったバリエーションも期待してしまいます。

 06系【千代田線】 保有数 10両  マイクロエース製品
実車 個性的な外観で後の車両に大きな影響を与えた6000系の後継として、新世紀の基準と
なるべく製造された千代田線用の形式。
6000系と同じアルミ車体に、IGBT制御を採用。その後の増備はなく、1編成のみの存在
ですが、車内設備は東西線用の05系にも標準仕様として継承されました。
横から見た前面のラインは旧営団時代のシンボルマーク、”S”をモチーフとしています。
6000系と共通運用で小田急線、常磐線にも乗り入れているため、遭遇するチャンスの
少ない車両です。
模型 以前に営団仕様で発売され、プレミアとなっている製品の実質的な改良、再生産。
発売当時は購入するつもりはなかったのですが、特売していたので買ってしまいました。
07系で出来には満足していたのでいい買い物でしたが、今回は作りすぎたのか、実車が
1編成のみだけに複数購入する人がいないのか、よく特売されているのを見かけます。
それまで実車を見たことがなければ、車内の写真も見たことがなかったため、模型を手に
してみて初めて07系とは内装色が違うことを知りました。

 07系【有楽町線】 保有数 10両  マイクロエース製品
実車 開業時の7000系以来、久々に登場した有楽町線用の形式。6000系と7000系の関係
同様、06系とは帯色と一部の機器が異なるだけですが、こちらは西武池袋線との乗り入れ
運用拡大によって増備され、最終的に6編成が製造されました。
これまでの7000系に比べ、扉の位置と扉間の座席定員を工夫することで、余裕をもって
座ることができ、大きな窓も車内を明るく演出する快適な通勤車両です。
ホームドアを備えた副都心線の開業を控え、その独特の扉配置がアダとなったか、一部が
10000系の登場に伴い東西線に転籍。ATC機器の交換や冷房装置の増強が行なわれ、
装いも青帯に変えて、わずかに残った5000系の淘汰に充てられることになりました。また、
副都心線の開業後は残りの2編成も休車扱いとなっています。
模型 登場後ずいぶんと経ちますが、いまだにこの車両がやってくると当たりだと思います。
製品は特徴的な先頭部や車体断面をきっちりまとめ、ドアと車体の質感の差を塗装で表現
するなど、そつなくまとめた好製品です。台車に形式の刻印があるのには驚き。
そんな良作も、06系同様に特売されているのをよく見かけるのはかわいそうです(発売から
相当経った最近では、さすがに見かけなくなりました…)。
…と思っていましたが、発売以来基本セットのみだったこの形式も、特売の恩恵を受け、
ついにフル編成にすることができました。