勝五郎再生記聞 目次

           
    #00   例証  

 

 

    #01    

本書はやんごとなき筋にも大変評判が良かった。

 

    #02   地元役人による報告書  

勝五郎の住む村を所領とする役人多門伝八郎が江戸に送った報告書

 

    #03   伴 信友による報告書(1)  

篤胤の友人による報告書

 

    #04   伴 信友による報告書(2)  

篤胤の友人による報告書

 

    #05   異童実見  

勝五郎を自宅に呼び寄せる。それにしても寅吉のときといい、篤胤は子供の扱いが上手い。

 

    #06   謎の老人と烏  

勝五郎が死後の世界で見たという謎の老人の風体と烏について。烏については伝承がある。

 

    #07   僧を嫌う理由  

生まれる前から嫌い。

 

    #08   死に対する無畏  

死んでみると、死を畏れる理由は何もなかった。これは現代でも臨死体験をした人はみなそう思うらしい。

 

    #09   父・源蔵  

源蔵は仏教からは一定の距離を置いている。布施に利益を求めない、欲のない好人物。冒頭の勝五郎の発言は捏造されたもの?

 

    #10   産土神  

勝五郎を導いたのは鎮守の神? 姉ふさが不思議な夢を見ている。人は出生地の神と現住所の神に守られているらしい。平田先生、慎み深いのかもったいぶっているのか、出し惜しみでは。

 

    #11   漢籍に見る転生  

さまざまな転生の事例。転生はごく稀に見られる現象だが、古くからその例は知られている。

 

    #12   幽冥界の階層統治論  

古伝には、幽冥界はオオクニヌシノカミが治めているとしか見えないが、実際は国々の諸神がエリアを分担しているのだという説。しかし、果たして『古今著聞集』の話はこの例証になっているのか?

 

    #13   仏者の説く神祇信奉論  

仏者の中にも日本の神を第一にすべきだと主張する者がいる。しかし、彼らを厳密な意味で本当に仏教を信仰する者といっていいのかどうか。

 

    #14   本地垂迹説に対する反論  

あんまり反論になってないと思う。「釈迦も達磨も猫も杓子も」は一休道歌から? 草木国土悉皆成仏と言い換えても同じ。むきになって違いを探すより論を同じくする部分を探す方が建設的だろう。不邪淫戒が設けられた理由はよくわからないけど。大乗経典が後世に作られたものだという指摘は意外と早い? 篤胤の仏教嫌いはこれにも原因がありそうだ。でも、それをいうなら古事記とギリシャ神話の類似性はどうする?

 

    #15   産土神と氏子  

痛風? あれは痛いらしいぞお。「形勢感応が似ているから」という理由は面白い。どういうことなんだろう。神様(狐?)が人間の姿を借りて仏門に入る話もある。なんだか頭がくらくらする。

 

    #16   産土神と異人(1)  

『仙境異聞』でも紹介された話。ここでは主眼が異人が声を借りるという異能ではなく、彼のようなものですら神の威を恐れるということに移っている。

 

    #17   産土神と異人(2)  

寅吉も少し大人びてきただろうということで口調が改まってます。

 

    #18   多四郎事件(1)  

神隠しにあった少年が、父の必死の祈りに応じて帰された話。

 

    #19   多四郎事件(2)  

完結。