闇商人。
時としてドラスティックにゲームの状況を変化させることの出来る、なかなか魅力的なカルマ。
大抵の亜侠は社会に受け入れられない半端者で、 いくら生活を上げたところでどこかしら貧乏臭さが付きまとうんだが、こいつだけは例外だ…。
ゲーム中、積極的かつクレバーな動きをしないと皆が投票してくれない傾向にあるので、 そういう意味でも貴重なカルマ。
闇商人な漫画・TEXT
「銭ゲバ」…漫画。ジョージ秋山。2年ほど前に愛蔵版が出た。一人の男がいかにして闇商人となったか。生い立ちから追体験することが出来る。そして最後に突きつけられる問い。真っ向から受け止めるも良し。「奴は弱かったんだよ」とうそぶきつつ流してしまうのも闇商人らしくてイイ感じだ。
「ミナミの帝王」…漫画。天王寺 大 作/郷 力也 画。オオサカの闇商人が主人公というサタスペで参考にしろと言わんばかりの漫画。実は人情話が多いのも悪くない。
起承転結がはっきりした短編が多いのでシナリオの参考になる。
「ナニワ金融道」…漫画。サタスペの旧版での挿絵の印象を鮮明に覚えている人、どれくらいいるだろう?まあ闇商人とくればこの漫画が連想されると思う。法律のお勉強をするも良し、ロールプレイに役立てるも良し。主人公の周りの人物の方が毒々しくて良い。
「さくらの唄」…漫画。安達哲。名悪役、金春はまさに闇商人中の闇商人。必見。
「溝鼠」…小説。新堂 冬樹。まだ文庫にはなっていないが、ハードカバーはおそらくB○○K ○FFあたりで簡単に手に入るだろう。主人公は<ダメ人間>で<闇商人>というゲス。これに限らず新堂
冬樹の本は読むと本当にイヤな気分になる。勿論褒め言葉だ。実はこの本は、闇のビジネスというより「闇商人の愛」を描いた本だ。冷たい熱湯というくらい矛盾したものを感じる。
闇商人は、サタスペのカルマのなかでは取るのが難しい部類に入るのではないかと思う。
以下、自分なりに考えた皆に闇商人っぽさをアピールするための方法(まだ一つも闇商人のカルマを持っていないと仮定して)。
1.何かの折に「昔貧乏なガキだった自分」 をアピールする。
設定上出来ないトリッパーもいると思うが、「あのとき俺は、金こそが全てだと悟ったんだッ!」という風に持っていくのはいかがか。
2.無力化した敵の臓器を乃木クリニックなどに売る。
プレイヤーによっては「当たり前じゃん」と言うかも。でも、こういうことをやらない卓でやってみると結構際立つ。しかし嫌う人もいるかも(サタスペやるくらいだし、いないか?)それに毎回やっていたら飽きられること確実だ。皆の目が白くなる前にやめろ!
3.金をちらつかせる
「金をかせぐ」ことだけが闇商人ではない。「金を使う」ことで闇商人らしさをアピールできる場合もある。
例えば敵に銃口を向けられて「いくら欲しいんだ!?ああん?」。情報を提供してくれそうなNPCに「欲しいんだろ?取っておきたまえ」。
でも死に急がないように気をつけろ!
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闇商人に関して言えること。
それは代償がどれもこれも凶悪だということ!!
しかも、せっかく取った異能をスポイルするタイプのものが多い。
自分の立ち位置と未来を考えて、慎重に取ろう。
異能
<洗濯>Money Laundering
アイテムを売り払い「お金」に変える。
個人的には闇商人の異能のなかでも1,2を争う便利異能だと思う。
なぜなら他に「お金」を自分の力で手に入れる手段は「カジノ・ロワイヤル」でのギャンブルくらいしかないからだ。
あとは依頼を達成するかモンスターを倒して報酬表を手に入れるかだが、両方ともGMによってコントロールされている資源だ(笑)。富は期待できまい。なお、「凄く闇商人らしく見えるので票が入りやすい」という効果(欠点?)もある。
<闇市>Black Market
自分の生活レベルより1段上の難易度で買い物できる。普通に便利。
生活4の亜侠が持てば「メチャ高い」が、生活5の亜侠が持てば「バカ高い」が(一応)買えるようになる。
<信用>Trust
誰かと交渉して、アイテムを借りる能力。うーん。その人物が欲しいアイテムを持っていると、どうやって知るんだ?
で、TRPGだと大抵の場合、敵対している奴だったら無条件で貸してくれないだろうし、協力者だったら無条件で貸してくれるような気がするんだが。大阪市警に交渉して地獄のヘリコプターでも借りるか?それはカッコいいな。
ただ、壊すと生活が1減るというペナルティがあるので、乗り物は怖くて借りれない。
<圧力>Pressure
自分より生活の低い者の行動を邪魔することが出来る。結構便利だが、例えば生活3の奴に圧力をかけるとしたら、難易度9で3成功必要。これは結構難しい。…とはいえ、「どんな行動でも邪魔できる能力」というのは貴重だ。
相手の持っている代償によって難易度が下がるので、事前に情報収集をしておきたい。
<ソデの下>Under the Table
シナリオによって使える使えないがはっきり別れる困り物異能…とつい思ってしまうが、そうでもない。
大阪市警にソデの下を贈ればかなり安心して犯罪を働くことができる。
この異能は、いざ襲われてから使うようではヌルい。事を起こす前にあらかじめ使っておくべきものだ。
<陰謀>Conspiracy
自分のサイフを1点減らし、生活で判定を行なう。成功度分だけ相手のサイフが減る。時機:計画なので1ワークスかかる。
うまく運んで相手の生活が−1されればいいんだが、成功度10溜めるのは厳しい。
おたからの「風俗店エンジェル☆ガーデン 」などで相手のサイフを半分にしてから行なうなどしない限り。
どちらかというとNPC向きだろう。でもこういう異能をうまく使うプレイヤーって俺尊敬する。
代償
<ピン跳ね>Rebate
生活ごとの「お金」によるサイフ回復量が半分になる。
闇商人は大抵生活が高いためサイフがただでさえ回復しにくい。しかもサイフを使う機会が多い。
厳しいが、闇商人の代償のなかではマシな方かも知れない。この代償を取るのなら、盟約に所属するか<洗濯>の異能を取っておきたい。つまりサイフの回復手段をキープしておくということ。
<商売仇>Business Cimpetition
生活の能力で判定する異能を使うごとにサイコロを振り、1が出たら自動的に失敗。
ちなみに基本ルールで該当するのは<召喚>(親分)、<信用><圧力><ソデの下><陰謀>(闇商人)、<監視>(情報屋)
だ。
妨害系の代償は厳しいと言われるが、これは<偽情報>(情報屋)などと比べても厳しいほうだろう。
成功と失敗とでかなり状況が別れるものが多いからだ。泥棒の異能<掃除>などが無い限りあまりお勧めしない。
ただ、威業「ゴッパパ」を取る条件に含まれている。早くゴッパパになりたい人は取るのもいいだろう。
そして「罪狩」が仲間にいるなら、追加された武器「空とぶギロチン」で無効化できるのも覚えておきたいところだ。
<リスク>Risk
1度でも異能の判定に失敗すると、その異能はセッション中使えなくなる。
他のカルマの異能も対象になると思っていいだろう。極力取らないほうがいい。
<銭ゲバ>King Bee
自分より生活の低い相手への交渉・恋愛の達成値が−1される。
これ系の代償は相手の能力が推し量れるので便利、とされるが、闇商人はただでさえ交渉する機会が多い。
正統派な闇商人はあまり取らない方がいいだろう。…とはいえ、判定の際精神点をつぎ込むことで緩和できる問題なんだけどね!ロールプレイには便利かも。まあ、闇商人の代償のなかではまだマシだ!
<悪名>Ill Fame
悪名が知れ渡っていて、初対面の人でも3分の1の確率で交渉・恋愛の達成値が−1される。銭ゲバと重ねて取らない方がいいと思う。だって、重なって発動したら、1成功してもまだファンブルですよ?
しかも、<商売仇>の発動率が倍になる。厳しすぎ。<銭ゲバ><商売仇>を取るつもりが無いのであればアリか?
<働き蟻>Workaholic
常に2ダメージを負っている。戦闘系亜侠には厳しい。確かに厳しい。
これはつまりどういうことかというと、戦闘が始まってフルオートに巻き込まれた際、難易度10で肉体の判定をし、3成功しないと14番行きになるということだ(3成功しても気絶するけどね)。
その辺巧く立ち回る自信があるのなら取ってもいいと思う。
※以上はWHITEOUTの独断と偏見による寸評です
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