動物行動学 

うさぎの行動学(飼育としつけの前提としてうさぎの生活について考える)

現在のうさぎは野生から家畜、ペットから家族への道を歩いている。
これはうさぎの望んでいることなのか?野うさぎは家畜化の道を選ばなかったことから推測するに、穴うさぎはある程度この道を許容している。

動物行動学とは行動の意味を分析すること。
行動には意味があるが例外として反射的な行動(本能に基づくもの)がある。

空腹(刺激)→食べたい(衝動)
                →葛藤→デシジョンメーキング→行動
餌は危険な場所にある(制御)        意志決定)

野生のうさぎは本能に従い自己の遺伝子を残すためにのみ生きている。
またそのため自然淘汰の世界で生きる事になる。
飼育うさぎは文化のなかで生きて居るので野生と同じに考えてはいけない。
野生うさぎは環境に適応し進化しているが、飼育うさぎは人間の都合(好み)で品種改良されている。そのため環境に適応していない状態(長毛であるなど)もあるので人間の世話が必要になる。

飼育うさぎは人間程本能を失ってはいないが、野生うさぎよりは本能がうすれている。

うさぎの特徴
被補食動物 完全草食動物 夜行性 これはうさぎの行動を考えるうえで必要な特徴である。

グルーミングはなんのために行うか
自分でする場合 身体を清潔にする、皮膚を健康に保つ、マッサージ効果もある。他のうさぎがする場合 社会的序列を示す。原則的に強いうさぎが弱いうさぎにしてもらう。

野生うさぎはなぜブラッシングしなくてもいいのか
野生うさぎは乾燥地帯に生息 また運動量が多いので自分でグルーミングすれば充分。飼育うさぎは環境が湿度が高くなりやすく運動量も少ない。また人工的に作った毛質のものが多い。

うさぎはなぜ草を食べるか
うさぎの昔の生息地には麦や木の実などの高カロリーな食物はなかった。結果うさぎの消化器は草、木の葉、木の芽などから栄養をとれるように進化した。
現在カルシウム過剰になりやすいのも昔の生息地にカルシウムが乏しかったため、他のほ乳類とは大きく異なるカルシウム代謝系を獲得したためである。

うさぎはカロリーの低い草から動物蛋白をつくれる効率の良い動物である。 

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