胃毛球症


原因

口から毛が入ることが原因ではあるが、それだけでは発病しない。
健康な胃腸なら排出されるからである。したがって胃腸の動きが不活発なことが
問題になる。
なぜこのようなことがおこるのかにはさまざまな要因があるが
食べ物のあげかたで一日2回だけたくさん食べるのはよくないと言える。
食餌と食餌の間に絶食状態があると胃が小さくなりつまりやすくなる。
食餌としてラビットフードは毛をまるめやすい。野菜、牧草は毛をかたまらせない。
きちんとブラッシングすると飲み込む毛も少なくなる。またストレスも原因となる。
ただし、先天的に胃腸の弱い子もいるので大事にしていても発病するときもある。



症状

典型的な例として
とつぜん食べなくなる、元気がない、歯ぎしりする、うずくまる
などがあるが膀胱結石でも同じ症状がでる。
つまりが完全でないときは全く食べないようなことはない。
胃は堅くなるが液体と気体は幽門を通過する。
完全につまると胃がぱんぱんに張れる。
胃が動かなくなると腸も動かなくなる。
盲腸内のよい細菌が死んで、悪い細菌が増える。


診断

お腹を触ってみる。胃の大きさと堅さを診る。この場合、臓器よりも毛球が堅くなけれな
触診ではわからない。
レントゲンは撮らなくても診断できれば撮る必要はない。
バリウム検査をする場合もある。



治療

つまっている胃の毛球を分解し粉々にして糞として排出する。
食欲増進剤、消化機能改善剤の組み合わせによる内服薬の使用が多い。
胃酸の濃度があがると潰瘍がおきるので水分を与える。
マッサージはやさしくするように。
最悪の場合は手術になるがなるべく内科的な治療が望ましい。



転帰

完全につまっている場合、潰瘍で胃に穴があき胃せん孔をから腹膜炎をおこし
死亡することが多い。



予防

牧草を切らさずに与える。長時間の絶食はさせない。
サプリメントも多種あるが飼い主の判断で。その中ではチューブ状の
ペトロモルト等は比較的効果があるかもしれない。

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