尿検査からわかること
食餌がCa尿石形成に及ぼすリスク
ペレット、おやつの多給 石膏製のかじり木(ガリガリ君など)を与えている 水分の不足
尿を我慢する傾向のうさぎは尿石症になりやすい
正常な尿量
正常な尿量は20〜350ml/Kg/24時間 平均値130ml/Kg/24時間
多尿の原因 飲水量の増加 尿道症 腎不全 子宮蓄のう症 糖尿 利尿剤の服用
乏尿の原因 飲水量の減少 下痢 腎疾患末期 脱水 ショック 腹水 尿路閉鎖(尿毒症、結石)
尿色と透明度
尿の色はウロクロム(褐色)ポリフィリン(黄赤色)ウロピリン(褐黄色)でできている。食餌で容易に色が変わり血尿と見誤ることも多いので試験紙で確かめる必要がある。
濁ってみえるのは尿中に炭酸カルシウムがあるためで正常でもさまざまである。
濃い尿の原因 尿量の減少 高カルシウム飼料 肝疾患 黄疸 尿路の炎症、化膿 膣粘膜腫瘍 腹部の汚れから発見することあり
薄い(透明度の高い)尿の原因 尿量の増加 食欲不振
赤い尿(あるいは血尿)の原因 食物からの色素 腎疾患 膀胱疾患 子宮疾患
尿比重
尿比重は水1に対し 1.003~1.036
尿比重の増加 尿量の減少 糖尿 蛋白尿
尿比重の減少 尿量の増加
尿pH
正常値 7.6~8.8 平均8.2
pH上がる 細菌感染 アルカローシス(pHを酸性方向へ変動させる)
pH下がる 食欲低下 アシドーシス(pHをアルカリ方向へ変動させる)
尿蛋白
(−)が正常
腎不全 膀胱炎 膣炎 生理的蛋白尿
尿糖
(−)が正常
糖尿 薬物投与 ショック 食餌性糖尿
尿ケトン体
(−)が正常
糖尿 飢餓 炭水化物摂取 高脂肪食
尿ビリルゲン
(−)が正常
黄疸(黄疸の色素である)
尿細菌
(−)が正常
膀胱炎
尿潜血
(−)が正常
眼では確認できなくても試験紙で感知できる
膀胱炎 ポリープ 尿石 子宮疾患
検査に必要な尿量は5mlほど。
さまざまな身体の調子がわかり、自宅で採尿すればうさぎに苦痛もない尿検査、たまには調べてもらってみてはいかがでしょう。
同じ時に出席したYukkoさんが飼い主サイドに絞ってまとめてくださったページがあります。とてもわかりやすいのでぜひご覧ください。